青春は美わし

青春は美わし

小説・文芸
539円 (税込)

2pt

何年ぶりかで家族の住む故郷に帰ってきた青年は、昔恋したことのある美しい少女に再会する。しかしその愛は実らず、その上、妹の友達への恋にも破れる。彼は孤独な、しかし清らかな思い出を胸に故郷を去って行く……。ふるさとを懐かしみながら放浪に心ひかれ、地道に生きようと願いながら浪漫的な憧れに駆られる青春の心を抒情性豊かに謳いあげた表題作。他に、「ラテン語学校生」。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    青春は美わし
  • タイトルID
    :
    372222
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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青春は美わし のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヘッセの平和なロマン主義が楽しい。
    特にラテン学校生徒の物語は短編ながらも、
    あどけなさの残る少年の恋の情熱の目覚めから、
    愛の美しさへの深い理解に達するまでの経緯が
    素晴らしく綺麗に綴られている。
    最高な読書だった。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ヘッセの小説は「車輪の下」以来2冊目になりますが、ヘッセの小説はとにかく美しい情景描写と、繊細な心理描写が心に残る。
    ヘッセの小説は読んでいると、なんだか甘美で、幻想的な気分になるのです。
    まず「青春は美わし」の方は久しぶりに故郷に帰ってきた青年が、淡い初恋を抱いていた少女が美しく成長している姿を目にしてドキドキしたり、妹の友人の少女が家に泊まりにきてドキドキしたりする胸キュンな内容になっております。都会から田舎に帰ってきたので、田舎の情景の美しさや家族の優しさなどをしみじみと感じる主人公の目線もとても美しく描かれています。
    「ラテン語学校生」の方は都会に下宿している青年が、下宿先の女中と仲良くなり、よその家の年上の女中に一目惚れしちゃう、という物語。主人公の純粋さが時々読んでいて「こいつはバカか」と思ってしまう部分もあるんだけど、それも含めてとてもいい。まさに、青春のバカさ加減が出ている。個人的にはこっちの小説の方がおもしろかった。下宿先の女中にかわいがってもらう主人公のかわいさが、読んでいてとても初々しくて、好感が持てる。そして、初恋らしくバッサリとふられちゃう感じもいい
    初恋はそうでなくてはいけませんね。両方とも青春の甘酸っぱさをとっても美しく、みずみずしく、素晴らしい小説でした。読み終わった後は心が洗われたようにキラキラします。

    0
    2014年04月27日

    Posted by ブクログ

    本書には二作の短編が収められているが、両作とも初恋にちなんだ実らぬ恋を通じて導かれる、儚くも玉のように美しい青春を優しく謳っている。誰しも通る青春の美しさ。本書はきっと、国籍問わず万人にノスタルジーを喚起させる。そして大切なのは、青春以降の生き方についても見逃せない示唆を与えてくれるのである。

    0
    2013年02月01日

    Posted by ブクログ

    青春は美わし。たった1つの夏を通して、懐かしさがいくつもにじんでる。ゆっくり、しっとり過ぎてく夏がちょっぴりほろ苦い。

    0
    2011年08月31日

    Posted by ブクログ

    高校生のうちに読みたい!!!と思って。すばらしかった。”小さい中庭の上にわずかな空が弱い金色の火に燃えていた。”なんて、自分には一生そんな文章は書けないな、と絶望。

    0
    2011年04月03日

    Posted by ブクログ

    非常に上品で豊かな翻訳で、読みやすい。繊細な心情と情景の描写が印象的。どちらかと言うと、『ラテン語学校生』の幼さの残る純粋さが好きだった。憧れと期待、そして少しの高慢さが初恋らしく瑞々しい。何年経っても大切に取っておきたい、淡く光る小さな宝石のような恋。格好悪くても、実らなくても、その痛々しさとほろ苦さが何よりも美しいと思った。

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

    青春は美わしの方でアンナに対して「特に美しくない」などとあくまで自分が選別する側かのように言っていたのが少し嫌だったけど、恋をするときって確かにそういう傲慢さがあるかもなって思った。
    片思いをしている、いわば相手に弱みを握られているような状態なのに好意を抱く女の子2人を同時に遊びに誘ったり割とやりたい放題で笑っちゃう。
    久しぶりに帰ってきた故郷で見て感じたことや失恋を経て主人公の青春時代が終わることの切なさを感じられた。
    故郷という変わらないものと変わりゆく主人公の対比みたいなのがよかった。
    ラストを読んで主人公にとって青春は花火みたいなものだったんだろうなと、美しい。

    個人的にはラテン語学生の方が好き。
    恋をすることで急に仲間との関係を断ち詩に触れるようになったり、恋に正直というか、その純真さが良かった。
    ティーネの優しさと冷静さがあったからこそカールはこの恋によって拗れずにいれたんだと思う。
    そしてティーネの婚約者への献身的な愛に対して、ティーネに恋したばかりの頃の純粋さを無くさずに素直に学びを得たと感じられるのがカールはすごいと思った。
    青春時代の1つの恋に固執せず、あくまで経験として、これからの人生に希望を与える存在として失恋が描かれているように感じて読後はすっきりとした気持ちになった。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    淡々とした文体で故郷の美しさ、青年の心の移ろい、初恋の苦味が描かれた本だった。青春のかがやかしさが感じられる素敵な文章が続いており、読んでいてとても心地よかった。ただ、少し無機質に感じられのは、翻訳された文だからなのだろうか。

    0
    2021年02月15日

    Posted by ブクログ

    ラテン語学校生の方が主人公の内心と行動が大胆で面白かった。失恋したばかりだったのでこの本のおかげで立ち直れた気がした。ありがとうヘッセ。

    0
    2020年06月11日

    Posted by ブクログ

    人の記憶って忘れられるから良いものなのかな
    恋して、振られて、立ち直れるのは「忘れ」られるからなんだよねきっと
    人生辛いことあっても、いつか和らぐのは忘れられるから

    まーもちろん
    記憶として、思い出としては残るけど
    ずっと辛いまんまじゃないもんね

    辛い出来事乗り越えて、
    いつの日か、辛い出来事を思い返して笑えるってなんか素敵だよね

    0
    2013年11月10日

青春は美わし の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    青春は美わし
  • タイトルID
    :
    372222
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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