ヘルマン・ヘッセのレビュー一覧

  • 幸福論

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    ゆっくりと、かみ締めるように読むことを要求されるような文章だけど、そうして読んだ時の感動は深く、心の底に広がって、他の本では得られない共感がありました。

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    2009年12月10日
  • 荒野のおおかみ

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    タイトルが「共同体の中で友愛関係を失い追放された異人である人狼」を連想させ、ぱらぱらっとめくったページに書いてあった、
    「今夜4時から魔術劇場
    ――入場は狂人だけ――
    入場料として知性を払うこと。
    だれでもの入場はお断り。ヘルミーネは地獄にいる。」
    「ハリーの死刑執行」
    などに心惹かれたので読んだ。
    序盤のハリーの心理描写などがよかったが、途中退屈して読むのを中断していた。
    2006年の秋頃の精神的につらい時に読んで90ページくらいで中断し、また今年の9月に入ってから読んでいたが、退屈するところは同じなようで、90ページ目くらいで数日放置し、その後、1日30〜40ページくらいのペースで読み、今

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    2009年10月04日
  • 知と愛

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    「ナルチス(知)とゴルトムント(愛)なら、君はゴルトムントだね」
    って、全然知らない人からメッセで言われた。
    で、読んだ。
    確かにそうだと思った。

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    2009年10月04日
  • 知と愛

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    敬虔な修道士のナルチスは、奔放なゴルトムントに
    「自分の本質に逆らった生き方はするな」と教えた。
    それが教会の教えからかけ離れた破天荒な人生であっても。
    残したものはいくつかの彫刻。
    それでも、自分のしたいことに逆らわずに生きたゴルトムントは幸せだったのかも。
    やりたくないことして一生送るよりいいな。

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    2009年10月04日
  • クヌルプ

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    クヌルプと3つのエピソード。
    終わり方がとってもまぶしい。雪が光をうけてキラキラ、目に浮かぶようだ。
    生きやすいって、なんだろう。
    「それで何もかもいいんだね?何もかもあるべきとおりなのだね?」

    09.02.14 再読
    すきだー。

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    2009年10月07日
  • 荒野のおおかみ

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    最後に向うほどに面白い!ってすごいことだな。
    読み終えたら自分も一つ強くなったような、そんな気がしてしまう本。
    自分だけじゃないよ、と。
    こういう人いっぱいいそうー。

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    2009年10月07日
  • 荒野のおおかみ

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    読むのに非常に時間がかかった。話が現実と幻想を行き来しているし、第一人称で描かれているし、構造がムヅカシかった。もちろん読みごたえ十分。この作品は世界へむけて描かれたものなのかな。主人公は既読の「デミアン」「シッダールタ」「知と愛」と同じく、現実世界の背後の永遠の世界を求める、というようなヘッセ自身の投影なのだろうけど、悟るのではなく現実社会に打ち砕かれる、というところがこの作品の特徴。近代世界への強烈な揶揄というか。
    最後の狂気じみた劇場での幻想の場面の、言葉の使い方が美しい!!これは翻訳の高橋さんの手柄なのかな。やっぱりドイツ語で読んでみたい。

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    2009年10月04日
  • クヌルプ

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    現実を超えることを模索していた時期に出会ったので、忘れられない作品の一つ。ヘッセの後期作品は全てそうです。

    最後にでてくる神さまとの対話がいい。

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    2009年10月04日
  • 車輪の下

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    ネタバレ

    自分の受験時代を思い出して辛くなった。
    我々は明るくも安牌とも言い切れない不確かな未来と引き換えに、命を削っていたのかもしれない。

    受験で心を病んでしまって日常生活がままならなくなり、かえって未来の可能性を狭めることになってしまった子供というのは今も昔もたくさんいるだろうから、最後主人公が死んだのはその比喩なのかなと思った

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    2026年02月01日
  • 荒野のおおかみ

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    ヘッセの作品は「車輪の下」「デミアン」「知と愛」以来だと思う。かなり前に読んだ記憶。

    この作品は正直、個人的には読みやすくはなかった。「人間」と「荒野のおおかみ」に自己分裂した中年男の、現代社会での苦悩が続く。市民的に生きられないと言うものの市井に住み、社会に呪詛を投げかけるも社会からも逃れられない。とある女性と出会い変化していくのだが、ラストのある種の幻想的なシーンの連続は難解に感じた。

    さて、文庫のあとがきで訳者が、この書が「ヒッピーの聖書」に祭り上げられた、と書いていて驚いた。確かにヘッセが時代を先取りしていた部分は、この作品を読めばよく分かる。しかし、私の生まれるかなり前に存在して

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    2026年01月25日
  • 青春は美わし

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    主人公が成長していくのが良かったです。青春の感じも懐かしいような気持ちになりました。ただ個人的にはさほど印象には残らなかったです。

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    2026年01月24日
  • クヌルプ

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    〝最期〟で神と対話するクヌルプ。
    我が人生の数々の不完全さを嘆くも、彼の存在そのものが神の御心のままに生きて死んでいくことなのだと啓示を受ける。
    読後は非常に清らかな気分になる。

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    2026年01月09日
  • デミアン

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    主人公・シンクレールと、聡明な友人・デミアンの交流と成長を描く名作小説。
    抽象的な場面が多くてなかなか進まず、読み終えるまでに3か月ほど要してしまい2026年の一冊になった。
    すでに内容がおぼろなので、いつかもう一度挑戦したい。印象的な文章に出会えたので、それだけでも僥倖。

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    2026年01月09日
  • デミアン

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    ネタバレ

    序盤の、主人公がクローマーに虐められて、誰にも相談できずに子供の狭い世界の中で苦しむ様は、私の幼少期と重なる部分があり引き込まれた。狭い世界で悩みを抱える時間が人生で最も苦しい時間だったという旨の記述にも共感できた。
    それ以降は神学や宗教学への理解がないと真にヘッセの思想を理解することは難しいなと思った。オルガン奏者の子が途轍もなく変人であることが主人公と解釈が一致していたのはちょっと安心した。

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    2025年12月11日
  • 車輪の下

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    難しい 
    ヘルマンヘッセの文章、綺麗で良いなーと思った
    もう少し時間の余裕のある時に読み返して、感想を書きたい

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    2025年11月29日
  • デミアン

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    弱みを握られて怯えるあたりはすごく心情や情景が分かりやすかった。デミアンが登場してよりこの小説に惹かれた気がする。主人公シンクレールが彼や、彼の母に惹かれる気持ちはよく分かる。デミアンとの出会いのお陰で彼は彼自身の心の闇と光と向き合えた、そんな青春〜成年へ〜なドイツ文学。

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    2025年09月20日
  • デミアン

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    p96までで断念。
    デミアンが出て来たところくらいから述べられる、物事に対する考えが、少し面倒だなあと思ってしまい読みにくく。

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    2025年09月11日
  • 青春は美わし

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    「青春は美わし」故郷に帰ってきた青年が2人の少女に再会してドキドキしていてかわいらしい。
    「ラテン語学校生」こちらの方が読みやすい。歳上女性に夢中になった少年。最後、生涯忘れないであろうプレゼントを受けるところが印象的だった。

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    2025年08月18日
  • 車輪の下

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    ネタバレ

    幼い頃から親や周囲の期待に応えようと猛勉強するハンス。神学校に合格した後も同級生に負けじと勉強に明け暮れ疲弊していく。思春期になり周囲との人間関係に馴染めず自分の感情や意思との葛藤。挫折を味わい何度も命を絶とうとするが勇気が出ない。苦しいハンスの生き方を気の毒に思う。ハンスの精神が押し潰される程の重圧を作ったのは、親・地域(郷里の人々)・神学校(先生•同級生)…。重圧という車輪の下で、誰にも気がつかれず潰されてしまったハンス。個人的には、子どもに携わる専門職についているため教育に対する意識と責任を考えさせられた。

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    2025年08月11日
  • デミアン

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    10歳の少年シンクレールが、明るく正しい父母の世界と、漠然と憧れていた暗い悪の世界、この明暗2つの世界を揺れ動きながら、年長の友人デミアンとの出会いにより自我を求めていく成長過程を描いた小説でした。

    正直なところ、翻訳された文章に手こずり、私には少々難解な小説となってしまいました。結局ストーリーを追うばかりで、シンクレールやデミアンの心の動きをつぶさに感じとることが出来ませんでした。明暗2つの世界、自我の確立など、哲学的な内容であったにも関わらず、翻訳が原文の直訳なのか原文に書かれているであろう比喩的表現の翻訳が読み難く、内容が十分に伝わってこないのは残念でした。テーマは誰もが成長期に経験す

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    2025年07月31日