ヘルマン・ヘッセのレビュー一覧

  • 青春は美わし

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    あえて言いたい。
    青春は美わしくない、と。
    この本は初恋を軸にした小説が2篇収められおり、分量も少ないのであっさり読み切れると思う。
    ただヘッセの作品群においてそんなに重要ではないかと。
    初恋とかもうね・・・下らないでしょう。
    いや、男はそう思うしかないの。
    実際振り返ると美しいという感情よりも下らない思い出のヤツが多いはず。
    統計取ったわけじゃないけど。
    特にいい歳になってから初恋らしいことをするとロクな目に遭わないような気がする。
    正直ヘッセには初恋を書くならもっと毒性を強くしろ、と言いたい。
    なんでわざわざ美わしくしようとしたのか。
    自分にはあまり面白いとは思えなか

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    2011年04月04日
  • 知と愛

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    美しいしとても整っているしついでに萌えるし、良い小説。でも結局『デミアン』の一展開に留まるように思う。それを超えた内容はない。

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    2010年08月26日
  • 幸福論

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    -幸福を体験するためには、何よりも、時間に支配されないこと、同時に恐怖や希望に支配されないこと-

    ノーベル文学賞受賞者、ヘルマン・ヘッセの晩年の随想・小品をヘッセと親交のあった訳者、高橋健二氏が「人生の意味をふかく具体性ゆたかにとらえているものを選んで訳出」した名冊。引用は本書タイトルにもなった「幸福論」という随想の一節。たった7枚の何気ないような話(文章)のなかに、ハッと自分の日常生活や思いと繋がる瞬間がある。
    核家族化が進む中で、深く人生について語り合うことができる"おじいちゃん"を持つことは難しい・・・。ちょっと難しくても、卒業・入学祝いに、子供たちにプレゼントした

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    2010年02月24日
  • 幸福論

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    幸福とは相対化する対象があって初めて機能する感覚なのだろうか。
    今、幸福だと感じている人はそれそのものに対して幸福を感じているのか、それとも誰かとあるいは過去の自分と比較して幸福であると感じているのだろうか。
    幸福を定義づけられるほどの哲学も持ち合わせていないので、そんなものは場合によるし人それぞれですよと言ってお茶を濁すけれど、私にとって幸福とはと考えると何かと比べてみないと感じ取れないほど遠くにあるモノのように思う・・・。残念なことに・・・。
    ある一瞬の状況でさえも(感動して泣いたにせよ、楽しくて笑ったにせよ)素直に幸福だと感じ取れる人間でありたいなとふと思った。

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    2010年02月11日
  • ヘッセ詩集

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    初期作品(1902年)から後期まで多くの美しい作品が多い。
    Weil ich dich liebe.

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    2010年03月15日
  • 郷愁

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    よ、読みにくかった。喉の通りにくさはコントレックス並み。
    生まれ持った性質には逆らわないのが賢明よ、って話。

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    2009年10月07日
  • クヌルプ

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    クヌルプの自由な放浪生活と人柄に憧れます。
    その代償も書かれていますが、どんな人生にも代償はあると思う。
    個人的に好きな本。

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    2009年10月04日
  • 幸福論

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    【本書より】人間が生活の苦難や危険のただ中にあってもそういうものを楽しむことができるかぎり、つまり、自然や絵画の中の色彩の戯れや、あらしや海の声の中の呼びかけや、人間の作った音楽などをたのしむことができるかぎり、また、利害や困難などの表面の奥で、世界を全体として見たり感じたりすることができるかぎり、つまり、たわむれる若いねこの頭が描く曲線から、奏鳴曲の変奏演奏にいたるまで、犬の感動的なまなざしから、詩人の悲劇にいたるまで、連関があり、無数に豊富なつながり、相応、類似、反映が存在していて、絶えず流れるそのことばから、聞くものに喜びと知恵、冗談と感動の与えられる、そういう全体
    として世界を見たり感

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    2009年10月04日
  • 春の嵐

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    ここまで描けるとは…!漫画でいうと一こまの中にぎゅっと情報を詰め込む。あの暖炉?の間のシーン 嵐の中で叫ぶとその声は聞こえない。

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    2011年09月07日
  • 荒野のおおかみ

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    厭世家の恋のはなし。
    堕ちたエリート。不思議なアンナ。
    諭すような眼差し。
    狼、ノックアウト。
    曖昧な現象の中でいくつもの啓示。
    「いかにして、愛によって、人を殺すか」
    この命題は今も忘れない。

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    2009年10月04日
  • 春の嵐

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    む、難しい……学生の頃に読みましたが、読むうちにどんどん気分が重くなってしまいました。まあ、楽しい話じゃないですからね。

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    2012年12月18日
  • クヌルプ

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    これも自己探求がテーマ。漂白の魂ってサブタイトルがついてます。自分の人生これでいいの?って疑問もつ人なら読むべし。

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    2009年10月04日
  • シッダールタ

    購入済み

    難解

    推しの舞台の原作ということで手に取りました。
    が、悟りを開くとか自分を見つけるって理解するのは難しいです。

    #深い

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    2025年10月13日