諸星大二郎のレビュー一覧

  • 諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる

    Posted by ブクログ

    蠱惑する風情「舌切り雀」をモチーフに 重い隠微(淫靡?)な空気 「手なし娘」という民話 ドッペルゲンガーの話

    0
    2024年07月11日
  • 諸星大二郎劇場 第5集 アリスとシェエラザード~仮面舞踏会~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユディットという名ライバル登場。
    カバーイラストの流し目の、なんという色気よ。

    第9話 ユディット
    第10話 交霊会の夜
    第11話 四辻の悪魔
    第12話 ユディット再び
    第13話 5枚のカード
    第14話 仮面舞踏会
    第15話 猫の交霊会
    第16話 境界の小屋

    0
    2025年08月18日
  • 諸星大二郎劇場 第4集 アリスとシェエラザード

    Posted by ブクログ

    舞台設定は、典型的な諸星ではないのだが、話の中身は諸星。ちゃんと、ヴィクトリアンっぽい時代背景や、クラスの感じを出していて、話も上手い。そして、顔が全員諸星。

    0
    2023年02月12日
  • 諸星大二郎劇場 第4集 アリスとシェエラザード

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ん、栞と紙魚子……? なバディもの。
    しかし舞台は19世紀イギリスで、当時の習俗蘊蓄たっぷり。コナン・ドイルもちょこっと。
    不遜ながら皆川博子先生に送ってあげたい。
    諸星作品で「青い眼」が(カラーで!)描かれているのが、嬉しい。

    第1話 ファーストネームで呼ばないで(「手を愛する男」改題)
    第2話 プリマの復讐(「プリマの嘆き」改題)
    第3話 眼球泥棒
    第4話 海から来た男
    第5話 首を捜す幽霊
    第6話 紅玉の首飾りの女
    第7話 椅子になった男
    第8話 スピード大好き!

    0
    2023年02月08日
  • 諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■鳥の宿
    ■月童(ユエトン)
    ■星童(シントン)
    ■美少女を食べる
    ■アームレス
    ■タイム・マシンとぼく
    ■俺が増える

    「月童」「星童」について。
    父が小姓に雇った少年。
    自身とそっくりな人形を扱う人形師という点が風変りだろ、という売りで。
    その息子が視点人物なのだが、魅入られていく……。
    科挙時代の中国が舞台なのだが、いわゆる球体関節人形好きにブッ刺さりまくり!
    少年愛、人形、ドッペルゲンガー、物体と生身、エロス……。
    これは彼方の澁澤龍彦に読ませてあげなければ。

    「タイム・マシンとぼく」は「オリオンラジオの夜」所収の「春男くんシリーズ」の続編。嬉しい。

    0
    2023年02月07日
  • 諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■闇綱祭り ★
    ■雨の日はお化けがいるから ★
    ■ゴジラを見た少年 ★
    ■影人
    ■(眼鏡なしで)右と左に見えるもの~エリック・サティ氏への親愛なる手紙~ ★
    ■空気のような…

    ■怒々山博士と謎の遺跡
    ■怒々山博士と巨石遺構

    ■河畔にて 第1話 クーリング・オフ ★
    ■河畔にて 第2話 上流からの物体X
    ■河畔にて 第3話 欲しいものは河を流れてくる

    @

    とりとめのない短篇集だなぁと思ったが、少し時間を置いて思い返すと、味わい深いもの多し。
    「闇綱祭り」は2013年、「ゴジラを見た少年」は2015年、というだけあって、時事ネタ盛り込み。
    萩尾望都が取り組んだ仕事と共鳴しているのではないか

    0
    2023年01月20日
  • 夢のあもくん

    Posted by ブクログ

    画はやはり……。

    ・人形少女 ……息子の友達の少女が人形と入れ替わり?
    ・羽毛田君の奥さん ……カップ。
    ・こっちでもへび女はじめました ……高橋葉介からパロ。
    ・塀の穴 ……ゴツい女に追われ。
    ・登山君の遭難 ……横倒しになった男の顔のような山。に呑まれて生還したら、尻……。
    ・海で呼ぶもの ……
    ・風の強い日 ……★064pこわ。
    ・給水塔 ……諸星と給水塔っつったら、度忘れしたが女の死体が、ってのあったな。
    ・夢のともだち ……少年が古墳に。稗田礼二郎。
    ・ムンクの女 ……笑
    ・回談 ……★ヤケクソな面白さ。「ママの俎板汁出る死体生のまま」。栞と紙魚子。「殺人鬼の男子が死んだの近日さ」

    0
    2022年12月23日
  • 夢のあもくん

    Posted by ブクログ

    怖いかと思いきや、シュールなギャグといった感じでした。

    玉石混交って感じで、良いものもありました。夢系は好きかも。

    0
    2022年11月27日
  • 夢のあもくん

    Posted by ブクログ

    あもくんの関係が、『大甲子園』や『バイオレンス・ジャック』になってゐる。
     稗田先生が出てゐる。なんかなー
     うーんうーんうーん。

    0
    2022年10月27日
  • 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(4)

    Posted by ブクログ

    だいぶ面白くなってきました。そうこなくっちゃ。
    しかし、子供の顔が見分けがつかないので、どれがどのチームの子で、どういう立場なのかさっぱり分からない。服の色を変えるとか、名札をつけるとかしてもらえないだろうか。

    0
    2022年08月24日
  • 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3)

    Posted by ブクログ

    ちょっと面白くなってきたかな。もうちょい、もうちょいと思って、いじいじしてしまう。
    早く話が進みますように。

    0
    2022年08月24日
  • 諸星大二郎劇場 第4集 アリスとシェエラザード

    Posted by ブクログ

    諸星大二郎劇場第4集

    19世紀イギリスが舞台。ゴシックホラーという奴か。
    アリスの能力は何なんだろう。幽霊を視る力、同調する力ということか。
    深く考えるとよく判らないのだが、まあいいかという気になってくる。

    不気味でヘンテコリンな話の数々。ペン先が少し乱れているような気もするが、あまり気にもならない。
    シェエラザードの命名の理由は、諸☆先生も思い出せないという。
    この二人の話はもう暫く続くかな。

    0
    2022年06月01日
  • 夢のあもくん

    Posted by ブクログ

    あもくんシリーズ第二弾。ということですが、第一弾読んでいないや。そちらはいずれ購入することにします。

    日常と非日常の境がとにかく曖昧な、あもくんとお父さんに降りかかった怪異の数々。「こっちでもへび女はじめました」が駄洒落オチになっているけど、あれよくよく考えるととんでもない怖さだ。踊り食いに感じる嫌悪感を集約したら、あんな感じになるのだろうな。目が合うのはきつい。
    追いかけられる「給水塔」「しつこい夢」の安定の気持ち悪さ。自分が怪異・怪談で強く感じる恐怖は、向こうがこちらを認識しているというのもなので、この二つはいやな話です。給水塔は、普段認識していないけどそこにあるもので、その中には水が入

    1
    2022年04月12日
  • 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(3)

    購入済み

    じらされる

    いよいよ牛魔王との対決…と思ったらそうでもなくてなかなか話が進まない。例のごとくじらされながら10巻くらいひっぱられるのか…読むけど。

    0
    2022年04月03日
  • 諸星大二郎劇場 第4集 アリスとシェエラザード

    Posted by ブクログ

    諸星先生の新刊が2冊ほぼ同時に出るなんて! なんちゅー幸せ。栞と紙魚子的な、女子ドタバタコンビのイギリスホラー版。
    タイトルからは童話翻案シリーズかと思ったけどミステリ風味だったわ。シェエラザードというファーストネームは浪漫だなー。本人嫌がってるけどw

    0
    2022年04月03日
  • RE-END 死から問うテクノロジーと社会

    Posted by ブクログ

    死生観は時代と共に変わるものなので、今生きている人たちが死後CGで作られて何かに使われることに対して、良い気がしないというのであればそれがやっていいところとそうでないところのラインなのだと思います。
    テクノロジーの進化の前に、死が身近でなくなっているから、CG作ったりマインドアップロードとかそういう発想になるのかなぁと。
    技術の進化はそれはそれで出来ることが増えるのはすごいけど、ひとの気持ちや歴史も踏まえた上で取り入れないと道を踏み外しそうなこわさがあるなと思いました。
    しりあがり寿さんの漫画は短いながらもゾッとしました。

    0
    2022年02月13日
  • BOX~箱の中に何かいる~(1)

    購入済み

    でろでろ異物が諸星大二郎らしさ

    謎解きゲームにところどころホラー要素が混ざったシリーズのようだ。怖さは余り感じなくて、所々に出てくるパズルを読者も読みながら楽しむ感じ。参加者たちが抱えている闇がなんなのかそれぞれ気になる。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

    0
    2021年10月01日
  • あもくん

    購入済み

    しのびよる不安

    黄昏時や秋の終わりに感じる、不安で心細い形容詞がたい気分を集めたような短編集。「あもくん」こと守くんのお父さん視点で身の回りで怒る不思議なことや、ぞっとすることが語られる。子どもは小さいうちは神様に近いというけれど、あもくんには見えていて大人たちには見えないものがたくさんあるようだ。それを教えてくれなくて、父親の問いかけに冷たいのが現代の子どもだな〜と思う。猫じゃなかった出入りしていた生き物が怖すぎた。

    #怖い #シュール

    0
    2021年09月22日
  • 妖怪ハンター 3 水の巻

    Posted by ブクログ

    <目次>
    産女の来る夜
    淵の女
    うつぼ船の女
    海より来るもの
    鏡島
    六福神
    帰還

    <内容>
    稗田礼次郎シリーズだが、後半は渚&大島の話ばかり。海の話はパターンが似てくるか…。稗田が出てこない(往復書簡の中になってしまったり。最後の2つには全く登場しない)し、みんな渚に憑依するし…。海=女なのか?

    0
    2021年09月13日
  • 碁娘伝

    購入済み

    諸星大二郎氏の戦う美少女!

     中国を舞台にした諸星大二郎氏の作品は大好きで、特にこの物語は碁娘の美少女っぷりに惹かれて購入。悪者たちとその取り巻きを容赦なく暗殺していく&囲碁で打ち負かすのが、かっこいい。囲碁に関しては巻末に作者が「本当の中国の囲碁とは違う」と書いているが、あんまり詳しくないので気にならない…というか多分そこまで理解できていなくても楽しめる。十数年の時を経て一話と最終話だと絵のタッチが変わっているのがわかる。色っぽくて強くて義にあつい碁娘さん、最高です。

    #萌え #カッコいい #ドキドキハラハラ

    0
    2021年09月04日