諸星大二郎のレビュー一覧
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特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。
そんな中、一番印象的だったのは、
小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。
あの結末… ぇ!?どういうこと!?
妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから見た人物像って、読み手が想像してきた人とは全然別物なの!? それとも、あの場面で急展開したんだろうか…
それまで淡々と進んでいただけに、最後が急展開過ぎて面白かったです。キツネにつままれたみたい。。
クトゥルーに関しては、正直よく分からないままです^_^
用語集とか色々噛み砕いた内容だったけど、頭に入ってこなかった…すみません、あれかな、カタカナアレルギーなのかな、私(笑) -
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特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛けてあるチマキ、もしかしたらあれも全国的じゃないのかもしれん…と思ったり)。
読み切りの小説と怪談実話が今回も面白かった。
特に貴志祐介さんの「こっくりさん」、子どもの話で終わるのかと思ってたらその後も続いていて、「こっくりさん」自体も今風に言うと「ガチこっくりさん」で、それが印象に残りました。
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ネタバレ■鳥の宿
■月童(ユエトン)
■星童(シントン)
■美少女を食べる
■アームレス
■タイム・マシンとぼく
■俺が増える
「月童」「星童」について。
父が小姓に雇った少年。
自身とそっくりな人形を扱う人形師という点が風変りだろ、という売りで。
その息子が視点人物なのだが、魅入られていく……。
科挙時代の中国が舞台なのだが、いわゆる球体関節人形好きにブッ刺さりまくり!
少年愛、人形、ドッペルゲンガー、物体と生身、エロス……。
これは彼方の澁澤龍彦に読ませてあげなければ。
「タイム・マシンとぼく」は「オリオンラジオの夜」所収の「春男くんシリーズ」の続編。嬉しい。 -
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ネタバレ■闇綱祭り ★
■雨の日はお化けがいるから ★
■ゴジラを見た少年 ★
■影人
■(眼鏡なしで)右と左に見えるもの~エリック・サティ氏への親愛なる手紙~ ★
■空気のような…
■怒々山博士と謎の遺跡
■怒々山博士と巨石遺構
■河畔にて 第1話 クーリング・オフ ★
■河畔にて 第2話 上流からの物体X
■河畔にて 第3話 欲しいものは河を流れてくる
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とりとめのない短篇集だなぁと思ったが、少し時間を置いて思い返すと、味わい深いもの多し。
「闇綱祭り」は2013年、「ゴジラを見た少年」は2015年、というだけあって、時事ネタ盛り込み。
萩尾望都が取り組んだ仕事と共鳴しているのではないか。
「雨の日はお化けがいるから」は好き。
モロ☆先生は子供を描かせると凄いな。
あと「河畔にて」の連作、結構好き。
全然内容がつながっているわけではないが、なんとなくつげ義春の「退屈な部屋」などの若夫婦モノを連想したりした。 -
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画はやはり……。
・人形少女 ……息子の友達の少女が人形と入れ替わり?
・羽毛田君の奥さん ……カップ。
・こっちでもへび女はじめました ……高橋葉介からパロ。
・塀の穴 ……ゴツい女に追われ。
・登山君の遭難 ……横倒しになった男の顔のような山。に呑まれて生還したら、尻……。
・海で呼ぶもの ……
・風の強い日 ……★064pこわ。
・給水塔 ……諸星と給水塔っつったら、度忘れしたが女の死体が、ってのあったな。
・夢のともだち ……少年が古墳に。稗田礼二郎。
・ムンクの女 ……笑
・回談 ……★ヤケクソな面白さ。「ママの俎板汁出る死体生のまま」。栞と紙魚子。「殺人鬼の男子が死んだの近日さ」そして「暴れるレバア!!」
・しつこい夢 ……悪い夢の連鎖。
・マスク ……コロナ禍って正直どうでもいいけど、同時代に生きる諸星先生のネタになっただけで、生まれて存在して自らを主張してよかったよ>コロナウィルスへ。
・夢の集会 ……★夢から醒めたら。迫力の無い筆致が迫力。
・またまたあもくん ……自ら呼びかけられて。
・逢魔が時 ……★街に差す光と、影。
・夢の劇場 ……★夢と真実について少女が教えてくれる。
◇あとがき