諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから

諸星大二郎 / 東宝

不思議で奇怪な新作、満載。

怪異な世界と通じる祭り。
日常に潜む不気味な出来事。
今、最も身近な怪獣の物語。
意志を持ってしまった影……

鬼才・諸星大二郎が描く、
コミックス初収録の奇怪譚、満載。

あなたはきっと
まだ見ぬ不思議に遭遇する。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 少年マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: ビッグコミック
• 電子版発売日: 2025年07月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 85MB

[ブクログ · ★★★★★]

あもくんがかわいい！雨の日におばけがでたり、お祭りで綱引きしてたらうっかり死にそうになるという日常の異界、諸星大二郎はほんとに天才だと思います

[ブクログ · ★★★★☆]

諸星大二郎は諸怪志異シリーズなどで知ったが、それらに比べるとナンセンス寄り。それを期待するとちょっと違うかも。

[ブクログ · ★★★★☆]

バラエティに富んでいて満足。
好きだったのは、
日常に潜むちょっとした不安や恐怖を描いた「雨の日はお化けがいるから」、
不気味な奇祭を描いた「闇綱祭り」、
中国説話を元にしたような「影人」。

「（眼鏡なしで）右と左に見えるもの」はエリック・サティの楽曲をテーマにしていて、実験的でありなかなかに意味不明。

「怒々山博士」「河」はギャグに寄りすぎているような気がした。

[ブクログ · ★★★★☆]

現実と幻想の合間をうまいこと描く。
そこに挟まっているのは、禁忌だったり初恋だったり警鐘だったり。それによって、読後の感情がゆったりと振るわされてしまいます。
という前半の3つの短編が好きです。

怒々山博士のいいけどね。ドリフみたいでさ。

[ブクログ · ★★★★☆]

先生の新しいものが読めるだけでうれしい。もう伝奇もSFも活劇もいいから（ラブ？）コメディだけ書いてもらってもよい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

民俗系伝奇物、中国物、怒々山博士と近作の色々。
表題作のあもくんが、良いかな。

諸星大二郎劇場／第１集。
まだ続くわけだ。チェックしとこう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

うーん。
　時事ネタを取り入れ出した諸星大先生のアレがー
　『空気のような・・・』は何となく怖かった。
　『雨の日はおばけがいるから』あもくんが出張してゐる。
　他は、怒々山先生が、なんかあの　老けたなぁ、みたいな。ど次元へ行ってた頃はまうちょっとアレだったのに。
　他。うーん。支那の話とかはまぁこんなんでせう。エリック・サティの何とかも、まぁ何回か読んでるけど。
　川の何とか　うーん。

[ブクログ · ★★★☆☆]

■闇綱祭り ★
■雨の日はお化けがいるから　★
■ゴジラを見た少年　★
■影人
■（眼鏡なしで）右と左に見えるもの～エリック・サティ氏への親愛なる手紙～　★
■空気のような…

■怒々山博士と謎の遺跡
■怒々山博士と巨石遺構

■河畔にて　第１話　クーリング・オフ　★
■河畔にて　第２話　上流からの物体X
■河畔にて　第３話　欲しいものは河を流れてくる

@

とりとめのない短篇集だなぁと思ったが、少し時間を置いて思い返すと、味わい深いもの多し。
「闇綱祭り」は２０１３年、「ゴジラを見た少年」は２０１５年、というだけあって、時事ネタ盛り込み。
萩尾望都が取り組んだ仕事と共鳴しているのではないか。
「雨の日はお化けがいるから」は好き。
モロ☆先生は子供を描かせると凄いな。
あと「河畔にて」の連作、結構好き。
全然内容がつながっているわけではないが、なんとなくつげ義春の「退屈な部屋」などの若夫婦モノを連想したりした。