諸星大二郎のレビュー一覧

  • 諸星大二郎劇場 第2集 オリオンラジオの夜

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    オリオンラジオから聞こえて来る知らない音楽。
    なぜか惹かれるものがあるその曲。それに魅せられてゆく人の不思議な体験を描く連作でしたが、その形式だと物語を考えることが難しくなってしまったと言ってますね。

    自分では理由はわからないのだけど、なぜか惹かれるものがあるというのは、すごくわくわくします。と同時にぞくぞくもすごい。知ってはいけないものかもしれない、でも誘惑に抗えない。制御できない二つの感情。
    冒険の始まり。

    現と虚の狭間に彷徨いこんでしまった物語の、気持ち悪さ恐ろしさ。夢の中にいるような感覚になるんだよなぁ、映画館が舞台の2作品は、それです。
    あの出来事なんだったんだろう、といつまでも

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    2021年05月02日
  • 諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる

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    NHKのEテレ、浦沢直樹さんの漫勉で諸☆先生が「俺が増える」を作画している処を取材していた。大分遅くなったけど、やっと手にする。

    悪趣味で不気味な作品軍。解決とか解釈を放棄したものが多い。

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    2021年03月06日
  • 諸星大二郎劇場 第3集 美少女を食べる

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    諸星大二郎劇場の第3集。第2集買い損ねていますね、買わねば。

    表題の「美少女を食べる」が背徳感というか、心のざわつきがひどい。結末を提示せず、こちらに選ばせているのが、余計にそうさせるのかな。
    そんな心のざわつきを楽しむ会が、悪趣味クラブ。クラブ会員だからといって、安心安全を確保した上で、ざわつきを楽しむばかりでない、という綱渡り感も悪趣味なものです。

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    2021年01月17日
  • 西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(1)

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    久しぶりの新刊。間が空きすぎていて、直前がどんな話だったか思い出せなかった。
    まだ、舞台の紹介段階で何も起こっていない。
    次巻に期待。

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    2020年07月24日
  • 諸星大二郎劇場 第2集 オリオンラジオの夜

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    作品諸星大二郎劇場第2集オリオンラジオの夜
    著作の諸星先生自身のノスタルジーが籠められた短編集です。

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    2019年08月31日
  • 諸星大二郎劇場 第2集 オリオンラジオの夜

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    タイトルから「冬はオリオン座がきれいだ」という暗黒神話の菊池彦の台詞を想い出す。僕だけか?

    諸☆先生テイストの詰まった作品達。
    「悲しき天使」はどんな歌だったか思い出せず、Yuutubeで調べてしまった。「西暦2525」は全く知らない。浅川マキの「赤い橋」も知らない。ライブCDは1枚持ってるけれど、この歌入ってなかった。

    「朝のあたる家」は、先生苦労されたと後書きにあるけど、いつ畳替えをしたのかとか、ちょっと詰め切れてないんじゃないかな。

    まだまだ新作が続くといいなと期待している。

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    2019年03月10日
  • 妖怪ハンター 1 地の巻

    妖怪ハンター1の感想

    哺乳類の進化において、神話の世界から
    新たな裏の哺乳類の進化があらので、
    新たな話が楽しめた。

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    2019年03月10日
  • スノウホワイト

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    「猟師とおかみさんの話」★★★★「ラプンツェル」SF仕立て。長い髪が介護ロボットのコードで。患者は自分でコードを介してロボットを操作し自分の介護をする。★★★★★「とりかえっこの話」★★★

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    2018年11月20日
  • 孔子暗黒伝

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    (読んだのはこちらの本の誤り)仕事仲間のオススメ本。難しくて書評が書けない。科学と歴史と宗教的な考え方が好きな人はハマる。小学校の時にブッダの漫画を読んだことを思い出した。何故かドグラマグラも思い出され。

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    2018年07月01日
  • 諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから

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    民俗系伝奇物、中国物、怒々山博士と近作の色々。
    表題作のあもくんが、良いかな。

    諸星大二郎劇場/第1集。
    まだ続くわけだ。チェックしとこう。

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    2018年05月06日
  • 妖怪ハンター 3 水の巻

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    ネタバレ

    「産女の来る夜」
    マジモンのウブメは「AKIRA」だった。

    「淵の女」
    自分と同じ顔の河童、というミステリーもあり。
    泉鏡花「高野聖」も連想。

    「うつぼの舟の女」
    以下5編では憑依体質の少女渚と彼女を助ける少年大島が動き回る。
    本作では稗田は解説役に。4作では登場すらしない。
    スナックのマスターが借金取りからの隠れ蓑として、妻の実家である神社で神主をしているという設定が目新しいが、
    その妻が実は……というのも面白い。
    海の向こうの異形といえばクトゥルフだが、実にスムーズに日本の土着信仰とも接続される。

    「海より来るもの」
    諸星先生の手にかかれば乙姫もこれだよ。

    「鏡島」
    ドザエモンはエ

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    2018年03月28日
  • 妖怪ハンター 1 地の巻

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    ネタバレ

    ■妖怪ハンター プロローグ
    ■黒い探究者……古墳は異世界への扉。蛭子。
    ■赤い唇……唇が乗り移り鬼女になる。
    ■生命の木……★東北隠れキリシタン。生命の実を食べた「じゅすへる」は「エヴァ」の使徒だ。「じゅすへる」すなわちルシファーの子孫のためのキリストが必要なのだ。
    ■海竜祭の夜……安徳天皇。
    ■ヒトニグサ……人に似た草。
    ■闇の客人……★祭りで呼ばれたのは鬼だった。
    ■蟻地獄……★無数の「良い穴」と「悪い穴」。
    ■闇の中の仮面の顔……タイムスリップ→呪い。
    ■死人帰り……★反魂→アメノミナカヌシやエホバのような原始生命が!

    古事記にも旧約聖書にも、非正統な人類以前の生き物……ヒルコ、リリス

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    2018年03月17日
  • スノウホワイト

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    時事ネタがー ううっ
     『コルベス様』の家を襲撃するぬこさんと牝鶏さんはかっこいいです。時事ネタ―
     ソーセージ関係が何となく何回も読ませる。
     他、いいんだけど。うーん。

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    2018年03月06日
  • あもくん

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    なんか、そのぉ
     取り立てて面白いと言ふわけでなはいのだが、いつの間にか見る。
     ホラー小説作家志望のをっさんが、嫁の兄弟衆の関係で息子を連れて行くと、アレが出たり、嫁の親戚筋の、あまり行ったことのない 謎の間取りがある家で、何かが興ったり、といふ話が漫然と。
     うーん。

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    2018年02月15日
  • 諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから

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    うーん。
     時事ネタを取り入れ出した諸星大先生のアレがー
     『空気のような・・・』は何となく怖かった。
     『雨の日はおばけがいるから』あもくんが出張してゐる。
     他は、怒々山先生が、なんかあの 老けたなぁ、みたいな。ど次元へ行ってた頃はまうちょっとアレだったのに。
     他。うーん。支那の話とかはまぁこんなんでせう。エリック・サティの何とかも、まぁ何回か読んでるけど。
     川の何とか うーん。

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    2018年02月15日
  • スノウホワイト

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    獣人も鳥人も出てきて楽しいよ!!
    奇妙なおよばれと長靴をはいた猫がよかった。
    知らん話が多かったので、巻末のあらすじと解説があったのがよかった。グリム童話意外と知らん話多いんやなー

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    2018年02月02日
  • BOX~箱の中に何かいる~(3)

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    不思議系作品、完結。最後は錯覚と何かと……昭和的なストーリー展開ではあったけど、それなりに楽しめました。鏡だらけの部屋みたいなお話だったなあ。

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    2017年11月04日
  • BOX~箱の中に何かいる~(2)

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    ……ん?これはホラーではなくミステリーなの?な、2巻。何か理屈の通らない不思議な話かと思ったら、全然そうじゃない……どうなっていくんだろう。

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    2017年04月22日
  • 栞と紙魚子と夜の魚

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    魚が街を泳いでたら楽しいだろうなーというような空想を実現してくれたような漫画。
    魚好きなので絵を見る分にはとても楽しい。
    ストーリーはというと、かなりつまらないと思う(笑)
    主人公達がいつもやたら冷静なせいか、グロテスクな生き物が次々現れても全く不気味さや危機感、絶望感がない。このライトさが売りなのかもしれないけど。全体的に幼稚な印象を受ける。

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    2016年02月01日
  • あもくん

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    さすが諸星大二郎ってなストーリーではあるのだが、登場人物が同じで、「ある話でなんかすごい奇妙なことが起こった(そして悲劇的な結末を予想させた)けど、次の話では同じ登場人物が普通に暮らしてる」ということの連続で、そこが興ざめポイントになっちゃってる。

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    2015年11月29日