諸星大二郎のレビュー一覧
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画はやはり……。
・人形少女 ……息子の友達の少女が人形と入れ替わり?
・羽毛田君の奥さん ……カップ。
・こっちでもへび女はじめました ……高橋葉介からパロ。
・塀の穴 ……ゴツい女に追われ。
・登山君の遭難 ……横倒しになった男の顔のような山。に呑まれて生還したら、尻……。
・海で呼ぶもの ……
・風の強い日 ……★064pこわ。
・給水塔 ……諸星と給水塔っつったら、度忘れしたが女の死体が、ってのあったな。
・夢のともだち ……少年が古墳に。稗田礼二郎。
・ムンクの女 ……笑
・回談 ……★ヤケクソな面白さ。「ママの俎板汁出る死体生のまま」。栞と紙魚子。「殺人鬼の男子が死んだの近日さ」そして「暴れるレバア!!」
・しつこい夢 ……悪い夢の連鎖。
・マスク ……コロナ禍って正直どうでもいいけど、同時代に生きる諸星先生のネタになっただけで、生まれて存在して自らを主張してよかったよ>コロナウィルスへ。
・夢の集会 ……★夢から醒めたら。迫力の無い筆致が迫力。
・またまたあもくん ……自ら呼びかけられて。
・逢魔が時 ……★街に差す光と、影。
・夢の劇場 ……★夢と真実について少女が教えてくれる。
◇あとがき -
Posted by ブクログ
あもくんシリーズ第二弾。ということですが、第一弾読んでいないや。そちらはいずれ購入することにします。
日常と非日常の境がとにかく曖昧な、あもくんとお父さんに降りかかった怪異の数々。「こっちでもへび女はじめました」が駄洒落オチになっているけど、あれよくよく考えるととんでもない怖さだ。踊り食いに感じる嫌悪感を集約したら、あんな感じになるのだろうな。目が合うのはきつい。
追いかけられる「給水塔」「しつこい夢」の安定の気持ち悪さ。自分が怪異・怪談で強く感じる恐怖は、向こうがこちらを認識しているというのもなので、この二つはいやな話です。給水塔は、普段認識していないけどそこにあるもので、その中には水が入っているという理解はしているのだけど、本当に水しかないっていないかどうかは確認したことないよなぁ、ということに気づいてしまうと、あの存在が怖くなる。
自分の頭上にあるという事実も怖いですね。マウント取られてしまっていると、逃げ場がなく感じます。「給水塔」のオチで自宅の屋根に来てしまったのは、もう最悪です。
怖気はなかったけど、じわじわ侵食してくるような怪しさの「夢とあもくん」でした。鳥肌が読むにつれて進んでくる感じ。やだやだこわいこわい。
でも、好きになってしまうぞくぞくなんだよなぁ。 -
Posted by ブクログ
オリオンラジオから聞こえて来る知らない音楽。
なぜか惹かれるものがあるその曲。それに魅せられてゆく人の不思議な体験を描く連作でしたが、その形式だと物語を考えることが難しくなってしまったと言ってますね。
自分では理由はわからないのだけど、なぜか惹かれるものがあるというのは、すごくわくわくします。と同時にぞくぞくもすごい。知ってはいけないものかもしれない、でも誘惑に抗えない。制御できない二つの感情。
冒険の始まり。
現と虚の狭間に彷徨いこんでしまった物語の、気持ち悪さ恐ろしさ。夢の中にいるような感覚になるんだよなぁ、映画館が舞台の2作品は、それです。
あの出来事なんだったんだろう、といつまでも思い出してしまう。読者は気持ち悪さ恐ろしさを感じるのだけど、それを経験した本人は、そう思っていないというアンバランスが不思議読後感なんだよなぁ。