喜多喜久のレビュー一覧

  • リプレイ2.14

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    「もしもあのときこうしていれば」の話。


    結末は予想通りだったけど、それなりに楽しめました☆

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    2013年10月24日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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    ネタバレ

    両親が入っていた「探偵部」で活動したい主人公と、全寮制エリート男子校の頭も顔もいい青矢先輩の「探偵部」活動の物語

    盗撮したり、毒草入れたり、コピー機ハッキングしたりけっこうちゃんと犯罪だけど立件されなさそうなことをネタに推理をする話
    主人公は助手役・情報集め役で、青矢先輩がそれをもとに推理をするので、形としては安楽椅子探偵かな

    青矢先輩現実離れしてるくらい頭脳も見た目も性格もかっこいいのがよかった。
    主人公のことわざが活きるエピソードとか両親の過去とかもみたかった

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    2025年10月18日
  • 科警研のホームズ

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    科警研のホームズとかって呼ばれていた土屋を、出雲という科警研のトップが連れ戻したいという思いで、「分室」というものを作り、研修という名目で新人を3 名配属して事件を解決し、ストーリー。

    土屋がガリレオ的な感じで、スイッチが入ると推理進んでいくところが読みやすかった。科学捜査は然くるがそンなに難しくはなく、すぐ読み終わった。事件は並ぞれカンタンそうに見えてオチがあるのが良かった。

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    2025年10月09日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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     シリーズ第2弾。前作に続き、謎のバリエーションが豊富で、3人のキャラクターと室長のバランスも良く、安定した良作だと思う。
     特に印象的なエピソードはなかったものの、どの話も一定の完成度があり、“中の上”の満足感で最後まで楽しめた。
     今回は外部の警察関係者が何人か登場したが、彼らを脇役として活躍させつつ、短編ではなく、一つの大きな事件に巻き込む展開が次作であっても面白そうだ。
     また、前作ではやや目立っていた室長のわがままさが、本作では少し人間味を帯びてきており、その変化も好印象だった。

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    2025年10月06日
  • ラブ・ケミストリー

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    「このミス」受賞の恋愛小説。ミステリーというよりもファンタジーという方が適当な気がしますが。

    大学の有機化学研究室を舞台に、恋愛免疫の無いまじめ学生くんが美人秘書に一目惚れ。そこに何故か死神が絡んで、彼の恋と研究生活はどうなっていくのか・・・

    背景設定は異色ですが、全体的にはオーソドックスにまとまっており、ほのぼのした空気の作品でした。

    私自身が有機化学研究にも従事していたので、研究室に関する諸々の事柄が刺さりましたが、一般読者には分かりにくいであろう専門描写も少し出てくるので、そこで引っかかると物語を楽しめないかも。

    ストーリーは安心の展開です。

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    2025年09月23日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    シリーズ、第4弾。
    死臭を食材の匂いに感じる潤平と、分析化学の専門家の風間。
    奇妙な2人の活躍するシリーズ。

    今回は、
    ・死の真実は、果実を育む香の奥に
    ・死の隠れ家は、愛情の香りに包まれて
    ・死への渇望は、はるか彼方にて香る
    の三遍。

    果たして、2人は本当の容疑者を明らかにすることが
    出来るのか?

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    2025年09月15日
  • 全能のカミナ

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    雷に打たれたことで「全能の力」を得たと信じる少女 カミナ
    退屈な毎日の退屈さを紛らすためにカミナに近づく「僕」

    そして起きる連続殺人事件
    犯人は能力を使った彼女なのか?
    それとも……

    途中でこの人かと思ったけれど
    違ったようだけど
    やっぱり??

    彼の気持ちの向かいかたに頭が痛くなる

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    2025年09月05日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    読書録「死香探偵 連なる死たちは狂おしく
    香る」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p162より引用
    “「そもそも、人が人を大切に思う気持ちに
    性別は関係ない。自分にとって相手はどんな
    存在なのか。そして、相手にとって自分はど
    んな存在なのか。重要なのはその双方向の関
    係性だけだ。そこに他者の意見が入り込む余
    地はない。私はそう考えている」”

    目次より抜粋引用
    “歪んだ愛が招く死は、ほろ苦い香り
     湯けむりに霞む死は、青葉の香り
     艶やかな香り、自由の彼方の死より来る
     安らかな死は、蠱惑的な香り”

     得意体質を手にしてしまった特殊清掃員と
    分析化学に情熱を燃やす准教授を主人公とし

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    2025年09月05日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ

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    面白かった。読み易い。
    保険調査員3年目の男性が主人公。近くの大学助教授のリケジョに一目惚れして、その彼女が仕事上の謎をどんどん解決してくれる、という話。
    3年目でこんなシゴデキなのあり得なくね?仕事関連の詳細内容を部外者に飯屋で話しちゃダメじゃね?とか色々突っ込むところはあるけど、まあそれは本の中の話だしなと許せる人向け。シリアスな話もあるけど全体的にほのぼのした感じで好みだったのもあるかも。

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    2025年08月21日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    読書録「死香探偵 尊き死たちは
        気高く香る」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p257より引用
    “製造業の現場では、初心者やベテランでは
    なく、入社三〜五年目程度の中堅社員が一番
    事故を起こしやすいという。当初の緊張感が
    緩み、自分の腕を過信しすぎて失敗をするの
    だそうだ。”

    目次より抜粋引用
    “交わり合う死は、高貴な和の香り
     君に捧げる死は、甘いお菓子の香り
     毒に冒された死は、黙して香らず
     裁きがもたらす死は、芳ばしき香り”

     得意体質を手にしてしまった特殊清掃員と
    分析化学に情熱を燃やす准教授を主人公とし
    た、SFサスペンス短編連作小説。
     八月の暑さの中、密閉

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    2025年08月10日
  • 真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク

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    普段SFはあまり読まないけれど、読んでみるととってもおもしろかった。個性的なメンバーのキャラが立っていて読んでいておもしろかった。
    他にもSFのお話を読んでみたいと思った。

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    2025年07月18日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    潤平がどんどんご飯が食べられなくなっていく気の毒さと今後狙われてしまうんじゃないかという不安が残りました。風間が守ってくれるんでしょうけど。

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    2025年05月31日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死の香りと書いて「しこう」と読む。
    死臭がいい香りなら、こう呼ぶべきだと言われた。

    世界には様々な臭いがある。
    世間一般的に臭いと言われるもの。くさや、シュールストレミング、納豆、チーズ、魚、ドリアン、パクチーetc...
    臭いと言われているのに、それらが完全に消える事はない。なぜなら、それらを好んで食べる者がいるからだ。
    初めて食べた時は臭いと感じていたのに、食べ続けることによって、その人にとって「臭いがいい匂い」に変化する。
    主人公である潤平もそんな人達と同じく、ある臭いがいい匂いに感じてしまう体質になってしまった。
    そう、死臭だ。
    特殊清掃というアルバイトを初めてからその体質になってし

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    2025年05月09日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    四宮大学の庶務課に就職した、七瀬舞衣が在校生の悩みに乗ったり、
    事件に巻き込まれたりして、理学部科学科の准教授の沖野晴彦、通称Mr.キュリーと
    解決していく連作短編集の第5巻。
    化学サークルによる「甘い物質」合成対決。
    サ行がおかしくなった七瀬舞衣の学生時代の同級生の秘密。
    数年前にパソコンで流行ったフラッシュゲームの脱出ゲーム的な展開。
    など5編となっている。

    数年ぶりに会った同級生の異変を察知して解決しようとする話と
    名門高校に通う学生の突然の不登校に対して助けを求められる話は、
    個人的にジーンとしてしまった。
    脱出ゲーム的話は、面白おかしく読めした(笑)。
    劇的な今後に関わるかもな展開

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    2025年03月22日
  • 2030年の旅

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    未来予測のインプット的に作家の知恵を借りるべく手に取った一冊。
    (小説として読むのを楽しみに、手に取ったわけではない)

    2030年まで5年、なにがどこまでこうなってるのか先は見えない。
    個人的にはここまで、すごいことになっているとは想像できない。
    言えそうなことは10年先だと、コンピュータ技術がかなり身体性を帯びる予測がされがちなこと。
    5年、ではなく10年先を20x0年という限りで妄想すると、過度な期待も抱けてしまうのだろうと感じた。

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    2025年03月09日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    第3弾!

    いつのまにか、分室から、大学の講座になってる。
    で、学生募集して、事件解決!まぁ、自由参加という事になってるけど、そんなの出来るのかな?

    全ては、科警研のホームズこと土屋准教授を科警研に戻す為に…
    科警研の所長の荒技発動やな。

    事件は4つ(短編4つ)。
    しかし、解決方法が、土屋さんオリジナルというか、なんというか…
    証拠とか、分析結果が、揃った瞬間に長考状態に入って、速攻解決!
    多分、解決までの道筋が見えるねんな!
    でも、学生2人は、凄い!っと感心はするやろうけど、この人のやり方が勉強になるんかな?
    なんか、天才にしか出来ん技みたいな気がして…
    まぁ、それがええんやけどね。

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    2025年01月13日
  • 死香探偵 真心は捧げられた死と香る

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    ネタバレ

    風間先生にとって潤平は金の卵を産む鶏でしかなかった。風間先生の潤平への愛情は研究対象としての愛情なのか、潤平という人間に対しての愛情なのか(風間が潤平への愛着を気付いていない)どちらとも取れるBL感だったけれど、「潤平の屈託のない笑顔に、胸が痛くなるほどの愛しさが込み上げてくる。」潤平への愛情を風間自身が認識している事をはっきりさせた巻末になっていた。

    月森が常に存在感を出していてハラハラさせられて
    面白かった。

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    2024年12月14日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    続きが気になる。
    BL感に最初は戸惑っていたけれど、4巻目ともなると2人の関係性もどうなるのか気になってきた。

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    2024年12月05日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    ネタバレ

    潤平と同じ死香を感じ取る体質の人が出て来て、真逆の行動をとっているという、潤平もそちら側にいかないよね、、、と面白い展開でした。

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    2024年11月30日
  • 動機探偵

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    難事件ではないけれど
    人それぞれずっと気になってること、引っかかっていることはあるはず。

    それを研究対象として解き明かすという
    設定に斬新さを感じた。

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    2024年11月14日