喜多喜久のレビュー一覧

  • ヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血--

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【メモ】

     表紙イラスト目的で購入ですが、感想は中見について。
     濃い読書が好きな人には物足りないかもですが、
    軽くサクサクと読めました。
     何も身構えなくて読めるのは、個人的に助かります。作者さんも、もしかしたら『そう言う目的』で書いてくださってるかもしれません。
     内容は殺人事件を、現場に残された血液分析によって、もしくは手がかりにして解決すると言うもの。
     刑事の桃田と、血液の研究をしている天羽静也が登場します。
     1巻目は短編シリーズになりますので、だらだらはしてません。

     『血液を愛する』とありますが、そこまでマッドサイエンティストではありませんので、
    グロや、痛い描写は殆どあり

    0
    2021年11月28日
  • マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ

    Posted by ブクログ

    リングっぽいか?
    アプリを入れて見てしまったら、その後の人生抗えない……。こ、怖いよ。うまい話には乗らない、固く決心。

    0
    2021年11月24日
  • プリンセス刑事 弱き者たちの反逆と姫の決意

    Posted by ブクログ

    プリンセスと刑事の両立について悩みながらも前に進んでいく日奈子殿下がとても好ましかったです。

    新型肺炎や一部の日本人の極端思考など、現実世界とリンクする部分があります。

    1作目の内容が触れられていて、登場人物が繋がりを持っていましたが、詳細を忘れてしまっていたので再読したいと思います。

    後半、急に話が展開している感じがありました。

    0
    2021年11月20日
  • マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ

    Posted by ブクログ

    映像を見るだけで殺人衝動を与えるアプリ「マダラ」。このアプリは、バージョンアップを繰り返して全世界へと広まっていき、世界に大混乱をもたらす。

    鈴木光司さんのホラー小説「リング」を現代風にアレンジしたようなお話でした。ウイルス変異とアプリのバージョンアップを上手く掛け合わせているところが面白かったです。個人的に、年代を含めて現在のコロナ禍による社会変化と近い話の構成になっているところが一番ゾッとしました。

    0
    2021年11月16日
  • 研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一大スキャンダルとなった論文捏造事件を元ネタに書かれていて興味深い。細胞はあるのかないのか。話の流れというのはあるだろうけど、著者はあるよりなのだろうか。
    ヒロインはハンターというより処刑人という感じなのが怖い。
    サイエンスを愛しているというよりも、サイエンスを愛した男を愛しているという印象なのがちょっと残念。

    0
    2021年11月05日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

    Posted by ブクログ

    新シリーズに突入しました。

    学生の立場で科学捜査を学ぶという新しい展開でした。
    以前の3人組も良かったですが、今回は一体感があって読みやすかったです。確かに土屋先生と学生を結ぶ北上さんの立場の人がいることで、橋渡しがスムーズになっていて、科警研のホームズの切れ味がより光っていました。

    また続編があるといいなぁと期待しています。北上さん以外の2人の登場もお待ちしています。

    0
    2021年10月08日
  • 桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎

    Posted by ブクログ

    読書録「桐島教授の研究報告書」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p210より引用
    “「……大したことではない。新しく物質を
    作り出すのではなく、市販医薬品やら、実験
    用試薬やら、手に入るものを片っ端から評価
    していっただけだ。”

     科学者に憧れて入学した男子学生と憧れの
    対象となった教授を主人公とした、長編ミス
    テリ。同社刊行作「美少女教授・桐島統子の
    事件研究録」改題文庫版。
     小学生の時に開かれた科学教室をきっかけ
    に、理系ルートから国立大学へ無事合格する
    ことが出来た主人公・芝村拓也。これからの
    大学生活を想像しつつ、入学式・オリエンテー
    ションを受け終わりキャンパス内を歩い

    0
    2021年10月08日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

    Posted by ブクログ

    読書録「化学探偵Mr.キュリー9」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p42より引用
    “「近年はタバコに対する規制が厳しくなっ
    ているが、将来的には酒も同じ道をたどるか
    もしれない。エチルアルコールには無毒性量
    は存在しないと言われている。どんなに少量
    であっても、肝臓にダメージを与えてしまう。
    社会的な影響が大きいので撤廃は難しいが、
    コンビニや自販機で気軽に買うことは難しく
    なるだろう。”

    目次より抜粋引用
    “化学探偵と赦されざる善意
     化学探偵と金縛りの恐怖
     化学探偵とフィクションの罠
     化学探偵と後悔と選択
     化学探偵と夢見る彼女”

     優秀な化学者と大学職員を主人公とした

    0
    2021年10月08日
  • 化学探偵Mr.キュリー8

    Posted by ブクログ

    読書録「化学探偵Mr.キュリー8」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p78より引用
    “ 自分たちが何をやっているのかを、何も
    知らない人間に正しく伝える。それは科学者
    に要求されている役割の一つであり、見学会
    は啓蒙の技術を磨くいいトレーニングになる
    に違いないーこのイベントの発案者である猫
    柳のその考えを、教員側も理解しているよう
    だ。きっと彼らにとっても、理系の分野の裾
    野を広げることは重要なミッションなのだろ
    う。”

    目次より抜粋引用
    “化学探偵と棄てられた覚醒剤
     化学探偵と禁断の果実
     化学探偵と爆発動画の怪
     化学探偵と心の枷
     池のほとりに立つ彼女ー2003年のMr.

    0
    2021年10月08日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

    Posted by ブクログ

    探偵と言っても中学生と高校生のお話なので危険が迫るような出来事が起きるわけではないが、一つ一つの事件を一生懸命解決しようと奮闘する主人公が微笑ましい。青矢先輩も魅力的でとてもいい。続編も出てほしいな。

    0
    2021年09月30日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

    Posted by ブクログ

    二人の関係性はあまり進展しないようで、国島さんのヤキモキした感じが読者を代弁しているかのようです。

    お互いがお互いを大事に思っているのとは別に、大切なことは自分でとことん考える似た者同士だなぁと思います。いい意味で麻衣に影響を受け、沖野先生がどんどん魅力的になってきています。

    化学ミステリーとしては少し物足りなさがありますが、視野の狭い「学生」&「王子の護衛」に真摯に向き合う様子はとてもよかったです。

    0
    2021年09月23日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。今回は土屋が勤める大学で「科学警察研究講座」を開設。二人の学生が講座の受研生として参加。
    科搜研から元分室の北上がオブザーバーで参加。未解決事件の謎解きが展開して行く

    0
    2021年09月16日
  • 動機探偵

    Posted by ブクログ

    令王大学の名村准教授は、人工知能の研究者。
    人工知能に、人の心の『なぜ?』を教えるために、様々な不可解な行動のなぜを解き明かす。

    ・鈴代若葉は、なぜ名村詩朗の助手になったのか?
    ・町田慎平は、なぜ山に登ったのか?
    ・西脇由加里は、なぜ婚約を破棄したのか?
    ・藤森紀雄は、なぜ息子に罪をなすりつけようとしたのか?

    人々の不思議な行動の裏にある『動機』とは?
    そこには、人に言えない悲しい真実があるんですね...
    ぜひ、続編を。

    0
    2021年08月29日
  • プリンセス刑事 弱き者たちの反逆と姫の決意

    Posted by ブクログ

    テレビで見た軽いどこかのお嬢様刑事とは違い、真剣なプリンセス刑事だった。
    専門的なこともよく調べている。
    次回があれば読みたいな。

    0
    2021年08月27日
  • プリンセス刑事 弱き者たちの反逆と姫の決意

    Posted by ブクログ

    新型ウィルス、外国人排斥、脱法ドラッグ。様々な要素を絡めつつ、姫の決意を描いた第3巻です。
    このシリーズはドラマ化できそうな気もするけど、民放だと色物扱いにされちゃうかな。

    0
    2021年08月10日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

    Posted by ブクログ

    麻衣も沖野センセも、お互いを大事に思いつつ、優先順位は全く見失わない。でも二人を見てるとそういう関係もいいなぁと思うのです。
    入江くんはきっと立派な大人になるよ。

    0
    2021年08月08日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

    Posted by ブクログ

    行動的な中学生女子と暇を持て余した天才高校生の探偵活動小説。事件を探してくるのは中学生女子なのでさほど大それた事件は発生しません。
    いろいろ縛り設定の多い小説ですが、シリーズ化しそうな感じですね。

    0
    2021年08月01日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

    Posted by ブクログ

    シリーズ、第三弾。
    死者の匂いを食べ物の香り『死香』として感じることが出来る桜庭 潤平。
    そして、潤平の能力を興味を抱く分析学のエキスパート・風間。

    さまざまな事件を解決して来た2人だが、今回は、謎の人物に、ある液体をかけられ、死香を感じる力が失われることに...

    一体誰が、なんの目的で、こんなことを。
    果たして、彼の能力は、復活するのか?

    0
    2021年07月25日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     毎回沖野と舞衣の微妙な関係がヤキモキですが、どんどん舞衣の成長が著しく、誇りを持って庶務課の仕事をこなしているのは良い傾向ですね。

     そして、沖野にビッグチャンスが訪れるも、沖野らしき断りの仕方が格好良いです。舞衣の事も気にはなるんだろうけど、そこら辺そろそろ距離を縮めて欲しい所です。

    0
    2021年07月14日
  • 化学探偵Mr.キュリー

    Posted by ブクログ

    とりあえず1冊買ってみた。わりかし有名な化学ネタをちょっとギャグっぽく、ちょっと恋愛ものっぽく書いた感じ。化学好きならまぁ楽しいんじゃないかと思う。

    0
    2021年07月12日