喜多喜久のレビュー一覧
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ネタバレ【メモ】
表紙イラスト目的で購入ですが、感想は中見について。
濃い読書が好きな人には物足りないかもですが、
軽くサクサクと読めました。
何も身構えなくて読めるのは、個人的に助かります。作者さんも、もしかしたら『そう言う目的』で書いてくださってるかもしれません。
内容は殺人事件を、現場に残された血液分析によって、もしくは手がかりにして解決すると言うもの。
刑事の桃田と、血液の研究をしている天羽静也が登場します。
1巻目は短編シリーズになりますので、だらだらはしてません。
『血液を愛する』とありますが、そこまでマッドサイエンティストではありませんので、
グロや、痛い描写は殆どあり -
Posted by ブクログ
読書録「桐島教授の研究報告書」4
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p210より引用
“「……大したことではない。新しく物質を
作り出すのではなく、市販医薬品やら、実験
用試薬やら、手に入るものを片っ端から評価
していっただけだ。”
科学者に憧れて入学した男子学生と憧れの
対象となった教授を主人公とした、長編ミス
テリ。同社刊行作「美少女教授・桐島統子の
事件研究録」改題文庫版。
小学生の時に開かれた科学教室をきっかけ
に、理系ルートから国立大学へ無事合格する
ことが出来た主人公・芝村拓也。これからの
大学生活を想像しつつ、入学式・オリエンテー
ションを受け終わりキャンパス内を歩い -
Posted by ブクログ
読書録「化学探偵Mr.キュリー9」4
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p42より引用
“「近年はタバコに対する規制が厳しくなっ
ているが、将来的には酒も同じ道をたどるか
もしれない。エチルアルコールには無毒性量
は存在しないと言われている。どんなに少量
であっても、肝臓にダメージを与えてしまう。
社会的な影響が大きいので撤廃は難しいが、
コンビニや自販機で気軽に買うことは難しく
なるだろう。”
目次より抜粋引用
“化学探偵と赦されざる善意
化学探偵と金縛りの恐怖
化学探偵とフィクションの罠
化学探偵と後悔と選択
化学探偵と夢見る彼女”
優秀な化学者と大学職員を主人公とした -
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読書録「化学探偵Mr.キュリー8」4
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p78より引用
“ 自分たちが何をやっているのかを、何も
知らない人間に正しく伝える。それは科学者
に要求されている役割の一つであり、見学会
は啓蒙の技術を磨くいいトレーニングになる
に違いないーこのイベントの発案者である猫
柳のその考えを、教員側も理解しているよう
だ。きっと彼らにとっても、理系の分野の裾
野を広げることは重要なミッションなのだろ
う。”
目次より抜粋引用
“化学探偵と棄てられた覚醒剤
化学探偵と禁断の果実
化学探偵と爆発動画の怪
化学探偵と心の枷
池のほとりに立つ彼女ー2003年のMr.