喜多喜久のレビュー一覧

  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    このシリーズ好きだなー。
    でも、化学探偵の方もそうだけど、主役2人の話し方がほんと理論的で理性的。まぁ名村先生はそりゃそうとしても。

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    2022年03月02日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    沖野先生にとっても舞衣にとっても試練となった10巻。
    試練というか、今後の展望を考えざるをえない展開となったというか。
    急に大きな選択肢を目の前に用意されてしまった二人。
    沖野先生は今の大学に留まるか、海外の研究員となるか。
    舞衣はプロポーズを受け入れるか、入れないか。
    どちらも、架空の外国の話が絡むので、想定よりグローバルな選択なのがまた。

    そんな中でも、トラブルは舞い込むもので。
    ただ今回は単発のトラブルが複数でという話ではなく、ある大きなトラブルとそれに関わる枝葉の話になるので、長編の作りとなっている。
    何しろ今回のゲストキャラが前述の外国の王子なので、細々したトラブル解決をしている場

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    2022年02月13日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    大学に「科学警察研究講座」ができ、松山悠汰と藤生星良の2人の4年生が科警研のホームズと言われる土屋の指導のもと、実際の事件を再検討することになる。藤生のほうは、なにか屈託を抱えていてなかなか心を開こうとしない。それは最後の事件で明らかになるのだが、これが衝撃の結末を迎えるのだ。2人は研究員・北上と議論を重ね、科学的な検証をしながら事件に取り組んでいくが、最後の解決、美味しい所は、それまで3人を放任していた土屋が攫って行くことになる。科学的な捜査や議論の様子がなかなか面白い。2人の学生の行く末が気になる処ではある。

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    2022年02月07日
  • マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ

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    「モニター募集+お金がもらえる」で、インストール。そこから地獄が始まる。
    脳、視覚、聴覚、心は騙されやすい。
    現実でも、絶対ないとは言えない世界観。
    こういったものを読むと、説明書とか規約とか、誰がつくってどんな会社なのかなど、ちゃんと知らなきゃなと思う。
    昔でいうところの、点滅を繰り返して視聴者に頭痛と吐き気の症状が出たアニメ、映像と映像の間にメッセージをいれたもの、コマ割の多すぎるドラマ。提供されるものは、本当に安全なのか??、怖くなる。
    人の好奇心もまた、止められない。誰かに進められたもの、話題になっているもの、手にとりたくなる心理。

    この小説を読んで、今のコロナの現状に似ているなとも

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    2022年02月06日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    七瀬真衣ちゃんと沖野先生は、ランチをご一緒するようになったんですね。二人が閉じ込められちゃう話も。。このままゆっくり進んでいってほしいです。

    お話は、市販薬や不登校、大学生をおそう不審者など、ありそうなもので文系の人にも遠くないエピソードが多いと思います。。

    作家の方はプロだし、とは思いますが、それにしてもよくいろいろ思いつくなーと感心してしまいます。

    これからも楽しみです!

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    2022年01月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    今回は恐ろしい殺人事件!?ちょっと怖かったです。

    でも全体のテーストは変わらず。良かった。。

    研究室の雰囲気もよく分かり、理系志望の子にも参考になりそう。

    そして、沖野先生と真衣ちゃんもさらに良いコンビに。。二人の関係も気になるけど、このふんわり感も楽しい。。

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    2022年01月24日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

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    主人公の一人、七瀬真衣ちゃんがソフトボールのピッチャー!さわやかだわ。。

    さいごに、沖野先生との関係が?!みたいなのもあり、シリーズの先行きも気になる展開。

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    2022年01月24日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    テルミット反応!など、決マネ(漫画)感が!

    沖野先生も結構優しかったり、アイドルの美間坂剣也くんも準レギュラー的に再登場で、Mrキュリーワールドが充実してきてます。

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    2022年01月24日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    ネタバレ

    死香探偵4巻。
    ホームレスの話は泣いてしまった。
    潤平と風間の相手に対する感情のベクトルのすれ違いが明確になったように思う。
    潤平は風間に対して「対等に肩を並べてパートナーになりたい。いつまでも庇護されるばかりでは申し訳ない」と思っているのに対して、風間は「死香を感知出来る体質よりも潤平の安全を選択して、自らが愛を知ったと思う程の代わりのきかない相手」で完全に相手に対して自分がどうありたいかが相違している気がする。
    潤平は風間が身の安全を選んだことを知らないし、毎日夜中に穏やかに眠ってる潤平を見て安心してるのに。
    倫花が言うように向き合って、胸の内を話し合ったらいいのになあ。
    そして今後きっと

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    2022年01月23日
  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    第一話 十六夜ヒカルは、なぜアカウントを消したのか?
    第二話 田所穂乃花の両親は、なぜ離婚したのか?
    第三話 ナナシの記憶は、なぜ戻らないのか?
    第四話 沢渡圭吾は、なぜ自殺したのか?

    なぜ を探しても何にもならないかもしれない。けれど、なぜ?を知りたい人には何かの助けになるのかもしれない。
    それが苦痛を増すことになっても知りたいのなら

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    2022年01月16日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    死香探偵3巻。
    物語の中で必要不可欠な要素であった嗅覚を奪われるという事件が起こったのは二人にとって転機かも。
    潤平の風間に対して彼の熱意と誠意に応えられるパートナーでありたいという思いをより自覚させたように思う。
    そして風間の潤平に対する過保護さや誠実さをより深く感じる巻だった。
    月森の新たな動きはあるがやや魅力に欠ける印象。
    今後、月森のパートナーとなる人間とどう動くかに期待。

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    2022年01月15日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    一話完結なので相変わらず読みやすい。
    BLっぽさも相変わらずで個人的にはもっとやってほしい!!笑
    新しい月森というキャラが出てきたことによって、「死香」というものが苦痛だけを生むものでなく反対の快楽にさえなりうるという可能性が示されたのが面白い。
    潤平と風間の関係も徐々に心の距離が近づいたような…。
    潤平から風間へは信頼と人間性に惹かれてるけど、風間の潤平へは研究材料から人間としての興味になっていってる雰囲気がうっすら出始めてるような気がする。

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    2022年01月12日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    ガリレオ、というよりは、蛇蔵さんのマンガ「決してマネしないでください。」寄りかな。。
    短編集で読みやすいし、おどろおどろしい殺人!が起きるわけではないので、安心して?楽しむことができます。

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    2022年01月07日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    合成対決、とても面白そうでリアルで挑戦してみたくなりました。
    ただ、作った物質を口に入れるのはなかなか勇気が要りますね。というより研究室にあるガラス器具で合成したものはたとえ人体に無害であっても口に入れたくないです笑
    冷蔵室に閉じ込められるのはフィクションの世界ではあるあるですが、本作は化学知識で脱出を試みるところがクールです。化学者なら臭いである程度物質を判別できる、というところでギクっとしました。アミン系はわかりますがカルボン酸や芳香族はあまりわかりません…精進します。

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    2022年01月05日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    ずっと積読状態で、久々にこのシリーズを読みました。私自身も化学系の人間なので、スターラーが盗られるのは想像がつかなさすぎて面白かったです。

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    2022年01月05日
  • 二重螺旋の誘拐

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    いやー面白かった!!
    なるほど、こういう描写か、騙されたよこれがミステリーだよ、と思わずうなってしまいました。
    初めての喜多喜久さん作品です。読みやすかったので、他の作品も手にしてみます。

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    2021年12月26日
  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    シリーズ第2弾。
    理学部先進人工知能研究室の准教授とその助手があらゆる「なぜ?」な疑問を解決していく短編集。

    どのお話も普段読みなれている事件物とは全然違う雰囲気で新鮮でした。

    表紙から予想するよりずっと奥深い内容の一冊。
    おススメです。

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    2021年12月21日
  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    AIを考えることは人間とは、といった話になるんだなとわかった。非常に興味深い作品になりそうで楽しみだ。

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    2021年12月16日
  • ヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血--

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    ヴァンパイア、探偵、腐れ縁幼馴染、運命の血と個人的に美味しい要素がてんこもり。
    さくさく読みやすかった。
    続きも読む予定。

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    2021年12月13日
  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    動機探偵の第2弾です。
    より人に近いAIを構築するため、さまざまな「何故」を集めるお話です。物語の中ではAIにはさほど重きを置いていないので、単純に動機を推理する小説として読めます。
    新たな登場人物も登場して主人公の心も揺さぶられたりしているので、次巻以降また別の展開があるのかも。

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    2021年11月30日