【感想・ネタバレ】死香探偵 哀しき死たちは儚く香るのレビュー

あらすじ

「君は私にとって、国家予算よりも価値のある存在だ」
潤平が嗅覚を失った? 風間とのコンビに危機が迫る――。

「死香」を食べ物の匂いとして認識する桜庭潤平。潤平の特殊体質に興味を抱く分析学のエキスパート・風間。これまで未解決事件を匂いで嗅ぎ解いてきた二人だが、ある日潤平が特殊な薬品をかけられ嗅覚を失ってしまう。風間は、潤平と同じ能力を持ちながら歪んだ思想をもつ月森の関与を疑うが――。

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探偵モノ大好き

死香探偵って??と思いつつまずは試し読み。。あら、面白い!と思い早速購入して読み進めました。死臭が食べ物の匂いで食べ物がその逆って、相当不幸。。しかし風間先生に出会って桜庭くんはある意味有意義で刺激的な毎日を送る事に。ほぼ1話完結だから読みやすいです。シリーズ全部読みます。

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2021年02月27日

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風間先生はいつだって潤平のことを考えている。突拍子もないことを持ち前の熱意でゴリ押ししていくのほんと好き。潤平も悪臭に変わった食べ物を再び口にできるようになってよかった。もう風間先生なしでは生きられないのでは・・?月森さんがアメリカに渡り不穏な感じで終わる。この先どうなるのか・・

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

シリーズ第3弾。
死香を「食べ物」の匂いに変換する体質の潤平と、
分析学のエキスパート・風間は不審な事件を
次々と嗅ぎ解いてきたが、ちょっとした油断で
最悪の状態に追い込まれる潤平・・・
・増殖する死は、人知れず香る
・水辺に揺蕩う死は、野性的な香り
・病床の死を包む、金木犀の香り
・死を司る悪意は、妖しく香る
4編を収録。
やはりアイツが動き出していた。
風間と面識のある海外の研究者を味方につけて・・・
天罰が下ればいいのに!・・・と心で叫んでおく。

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2024年02月04日

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三冊目。死香を嗅ぎ分けることができる桜庭潤平、そして潤平の能力を助けに死香の分析に全力を挙げる風間准教授に最大の危機。前々作で犯人を突き止めながら逮捕に至らず逆襲に遭う。何とか乗り切った。
しかし、その犯人と手を組むことになった風間の最大なライバル、イアン,ニューマンの登場。たぶん最終回となる第4巻はどんな展開になるか。

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2024年01月05日

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読む順番がズレてしまったので、ようやく潤平が風間先生と同居することになった理由が分かった。
少しBLの気配を混ぜる必要は無いと思いますが、死香というアイデアからいろいろ発想を広げられており、なかなか楽しく読むことができます。

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2023年10月22日

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ネタバレ

死香探偵3巻。
物語の中で必要不可欠な要素であった嗅覚を奪われるという事件が起こったのは二人にとって転機かも。
潤平の風間に対して彼の熱意と誠意に応えられるパートナーでありたいという思いをより自覚させたように思う。
そして風間の潤平に対する過保護さや誠実さをより深く感じる巻だった。
月森の新たな動きはあるがやや魅力に欠ける印象。
今後、月森のパートナーとなる人間とどう動くかに期待。

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2022年01月15日

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シリーズ、第三弾。
死者の匂いを食べ物の香り『死香』として感じることが出来る桜庭 潤平。
そして、潤平の能力を興味を抱く分析学のエキスパート・風間。

さまざまな事件を解決して来た2人だが、今回は、謎の人物に、ある液体をかけられ、死香を感じる力が失われることに...

一体誰が、なんの目的で、こんなことを。
果たして、彼の能力は、復活するのか?

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2021年07月25日

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ネタバレ

事件としてはそこまで大きな進展はないけれど、やはり少しずつ動いている第3巻。
色んなパターンがあって、まるで料理のように飽きさせない。

最終話で一気に加速。
嗅覚がないと食べ物って美味しくない…すごくわかる。そして今のコロナにとってもタイムリー。意外にすぐ解決したけれど、実はものすごく風間先生頑張ったんだろうな。

流れるような同棲生活へ。笑

少し引っかかるのは
やっぱり月森の女体k…整形?なのか?もはやなんなのか?

それから、風間先生がジワジワと怪しい。
もしかして。匂いを感じないのでは?
パンのくだり。直後の現場に堂々と入る。ちゃんと見返したわけではないからなんともだけど、臭い・匂いに反応してるシーンあったか?って気もしてきた。


あと別件で引っかかるのは、
こういう関係の2人、何か別の小説かドラマで見たんだけど思い出せないー!!!
めちゃくちゃ優秀な人が、世間的には平凡な子の才能に惚れてすごく過保護になるやつ…!!ストーカーまがいすぎて1度キレそうになるけど、なんだかんだほだされてしまう……そして優秀な故に近くにいると結構危ない目にあったりして、よけい過保護になる……あーーーー思い出せない!そして関係ない!笑


とりあえず続けて4巻読みます!

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2021年02月23日

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風間先生の研究も日に日に進んでいて、非現実的な設定を違和感なく楽しめます。
潤平が美味しそうにご飯を食べる描写がとても嬉しいです。
宿敵が絡んできて次作が楽しみな終わりかたでした。

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2021年02月12日

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シリーズ3作目。今回も短編4話。
今までどこかふわっとファンタジー要素のように感じてた死香について、化学的に説明された巻でした。でも、文庫裏のあらすじに書かれているのを楽しみに読み進めたら、4話目でしかもちょっと尻切れとんぼというか、まだまだこれからだ、という感じで次回に期待。

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2020年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

潤平の能力が消された。今まで振り回されて居たと思っていた風間とのフィールドワークが自分の中で根付いてた事に気づき…香りを感じられないってのは諸刃の剣なんですね。食べられるけれど味もしない。そしてついにその能力を敵に気づかれ、風間と同居する事に。このBLの空気感さえ無かったら良いんだけど、そこまで匂わせる必要あるんでしょうか…

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2020年05月17日

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死香探偵の3冊目。風間の過保護っぷりに拍車がかかっていますが、香りから犯人へとたどり着くシチュエーションがよく考えられていて変わらず面白いです。
病院のエピソードが面白かったかな。病院は複数の死に関わる場所であり、1人の死に複数の人物が関わるところでもあります。こういった場所では香りだけでは真相に迫れない。面白い着眼でした。

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2020年05月04日

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死香探偵第三弾。

今作も前作同様、風間と潤平のコンビが死香を手掛かりに事件を解決していきます。

死香に関する研究が進展し、徐々に食べ物の香りを再現出来つつあると同時に、研究のライバルの登場もあり、続編に期待させられる内容でした。

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2020年04月30日

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正直、あまり話に大きな展開はなかった。
ただ、世の中にはもしかしたら色々な特異体質を持つ人がいるのかもしれないと思うと強ち、こんな研究も突拍子もない話ではないのではないかな?と。

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2020年04月25日

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「死香」をもとに事件を追って解決していくってすごいのだけど、どうしても潤平が哀れでならない。食べられる物が限られてきたり、その特殊な才能のために襲われたり。風間先生が絶対なんとかしてくれるとはいえ、哀れ。

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2025年06月19日

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死香が嗅ぎ分けられる特異体質は簡単に犯人が分かるかと思ったが、そうでもないらしいとよく分かる巻だった。

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

アキカワ ミナミの存在が次巻以降大きくなっていきそう。
彼女(!)の正体は巻末で明らかにされるが、未承認の薬剤を入手したり、姿を変えてみたりと、こんな人物だったのだろうか?
なんか一気に怪しさ倍増してきているのだが、そこまでアキカワに魅力を感じない。
まだ風間の姉の方が破天荒で魅力的な気がする。

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2021年09月15日

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「死香」を食べ物の匂いとして認識する桜庭潤平。潤平の特殊体質に興味を抱く分析学のエキスパート・風間。これまで未解決事件を匂いで嗅ぎ解いてきた二人だが、ある日潤平が特殊な薬品をかけられ嗅覚を失ってしまう。風間は、潤平と同じ能力を持ちながら歪んだ思想をもつ月森の関与を疑うが――。

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2021年06月15日

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シリーズ第3弾。

特別な嗅覚を持つ青年と匂いに関する研究をする研究者の2人が事件を解決していくお話。

特別な嗅覚を持つ青年に忍び寄る謎の組織登場。
(本編にて謎の組織は明かされます)
今後、謎の組織との対決が楽しみ。

特別な嗅覚に苦しむ青年は、その嗅覚の存在を持ち続けたいのか、なくしたいのかと自身が悩むお話が含まれており、より風間氏への想い(恋愛とかではなく)が強まった様子。

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2020年10月04日

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死香を嗅ぎ分ける人間なんていないだろうけど、風間が万難を排して取り組んでいる死香なんて本当にあるんだろうか。桜庭潤平の純粋な思いと風間の研究者馬鹿の様相がこのシリーズの肝だ。特に、風間の「愚問だな」の文句がいい。風間の人物造形の成功がこのシリーズを支えていると言っていい。今回も潤平を保護するために(自分の研究のため)自分のマンションに連れてきてしまうところなど、誤解を恐れぬ研究馬鹿さを大発揮。

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2020年08月12日

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関係性も随分双方な感じになって良い感じです。上っ面だけのBL要素はいらないとは思います。ずっと事件だったので、たまには特殊清掃絡みでもエピソードが欲しいなー。

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2020年07月17日

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ネタバレ

潤平くんの空気を読む能力というか、どう波風立てず人を動かすか、そういった能力がまた一段と上がってきた気がする。
その分、食べられなくなっている食品も増えてきているけれど。
それを補う勢いで風間先生との絆が深まり続けているけれども。
いや、あのいちゃつきっぷりは誤解も招く。
二人の仲の良さも一段どころか何段跳びでも上がってきているぞ。
もう好きにいちゃつけ(諦めた)

今回は情報が多すぎて、逆に匂いでは犯人を絞り込めないという新しいパターンが楽しかった。
また嗅覚を封じられるという危機的状況にもびっくり。
幸い今回は一過性で済んだけれど、ライバルがライバルだけに油断できない。

このライバルがまた予想していなかった方向性で攻めてきたのには、驚きを通り越してどん引いた。
そこまでするか、お前……(詳細は本編を読んでくれ)

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2020年04月12日

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