喜多喜久のレビュー一覧

  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    読書録「化学探偵Mr.キュリー7」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p233より引用
    “「何らかの効果を謳うのであれば、個別の
    商品についてそれぞれ臨床試験を行い、効き
    目があることを証明すべきだ。それが『科学
    的』であるということだと俺は思う。しかし、
    実際にそこまでやっている商品はほとんどな
    いんじゃないか。”

    目次より抜粋引用
    “みゅーたんと赤色の疑惑
     国島聖也と橙色の謀略
     仁川慎司と黄色の邪霊
     猫柳課長と緑色の連鎖
     美間坂剣也と水色の消失”

     優秀な化学者と大学職員を主人公とした人
    気ミステリ小説シリーズの、個性豊かな脇を
    固める登場人物のエピソードを描いた短編集

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    2021年07月08日
  • ラブ・ケミストリー

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    ネタバレ

    どんでん返しがあると言うことで読んでみたが、みずみずしい恋愛ストーリーと背後にあるミステリー小説が上手く絡み合っていてとても面白かった。
    カロンと「私」とのモノローグの部分では正体を分からないようにしつつも、女性である事を強調するところが既にミスリードであるところがうまいなぁと、思いつつも”彼女”と彼の関係が最後には友情からそれ以上のものに変化していくところが素敵な関係性が出来ていてグッときました。続編があるならこれからの物語も読んでみたいと思いました。非常に心地よい小説!だなぁ。

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    2021年07月03日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    推理小説の謎のネタがしっかりとした化学だった。筆者が化学を専門家であることが文章の隅々から伝わってきた。私自身も化学で飯を食う身であることもあり、次の小ネタはどれを?と楽しみに読むことができた。

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    2021年07月03日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    前作の分室から大学の研究室に舞台が移っていますが、依頼を受けて分析、土屋のひらめきで事件解決という流れは同じです。しかし、ここまで動かない探偵役というのも珍しいですね。

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    2021年06月20日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    もうちょっとカノジョの話を掘り下げて、話を盛り上げてくれてもよかったんじゃないだろうか。良くも悪くもクールな感じが氏の持ち味かな。

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    2021年06月19日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    大学の『科学警察研究講座』で研究する松山君はのんびりしてるようで中々鋭いところもある。共に学ぶ藤生さんの秘密めいた感じと対照的で面白い。担当教授の変人ぷりも面白く、研究員の北上さんの普通の大人らしさが光ってる気がする。

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    2021年06月17日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    シリーズ物の10? まあいいかと読んでみる
    沖野センセイはまだよくわからない人だけど、七瀬さんのはっきりしてる所が好きです。仕事の意義について構えすぎてる感じは少しあるけどね。

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    2021年06月12日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    この手の本は専門の知識がない人間にはさっぱり分からないのを良い事に、後出しじゃんけんみたいなオチが付く事も多いけど、本作は科学の知識も多用しつつ、専門外の人間が読んでも納得出来る感じが良かった。

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    2021年05月25日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    麻衣さんがどんどん成長してるなぁ。そして無自覚で沖野先生を翻弄している。真面目で鈍感な二人の距離がこれ以上縮むことはあるのか?事件は相変わらずおもしろかった。

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    2021年05月22日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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    ほっこりします。中高生と思えないくらい賢くしっかりしています。

    探偵部の2人には是非、『Mr.キュリー』で沖野先生や舞衣さんとコラボしてほしいです。

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    2021年05月19日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    基本的にあっさりしている作風は他シリーズと変わらないけれど、オカルト的な要素が混じったことで物足りなさが補われ、読みやすい話になったなという印象。

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    2021年04月27日
  • はじめましてを、もう一度。

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    話の展開は、まぁよくある。
    アイデアも面白い。
    でも、これをハッピーエンドと言うなら、とても辛い。
    そう言うミステリ?SiFi?、いや青春物だな。

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    2021年04月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    この7巻は、基本的にこれまでに出てきた登場人物達に主眼を置いて話が進んでいくという、今までとちょっと違った構成だった(登場人物のキャラクターに合わせ、推理小説としては珍しい終わり方をする話もある)。

    最初と最後に沖野先生の学生時代の話を入れ、更に全ての話が色と関わるエピソードになっているため、変化球的ながら統一があるのが面白いと思った。

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    2021年04月17日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    ネタバレ

    シリーズ第7弾。
    7話からの短編集。
    短めのサクっとした内容となってます

    大学時代の沖野氏が登場。
    本作は大学事務員七瀬氏の活躍はなし。
    今まで登場した脇役達をメインに構成されております。

    7話すべて色に関するお話となっており、色に焦点をあててこんなに化学のお話が作れるのだなとますます今後が楽しみなシリーズです。

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    2021年04月16日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    ネタバレ

    シリーズ第6弾。

    長編です。

    大学化学科准教授と大学庶務課事務員のコンビが謎解きをする化学ミステリー。

    アメリカに住む少女と日本で化学を学ぶ学生とが運命の出会いを果たす。
    数年後、少女の想いが化学を離れた学生を救えるのか~なお話。

    大学教授の椅子に居座る害悪の登場で腹が立つ場面もあるが・・・シリーズ初めての長編ということでとても楽しめました。

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    2021年04月05日
  • ヴァンパイア探偵2 戦慄の血塗られし狩人

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    シリーズ2作目は長編で、連続猟奇殺人が描かれます。血生臭い事件ですが、スプラッター感はないので血が苦手な人でも読めるかと思います。

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    2021年04月05日
  • ヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血--

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    正直に言えば、この本はタイトルで損をしていると思う。色物っぽく感じてしまいますが、血液がメインテーマではあるものの、ちゃんと化学分析を軸にしたミステリーです。

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    2021年04月01日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    ネタバレ

    2021/3/30
    あ、今までで一番面白い。
    最後冷凍庫に閉じ込められるとかまたありがちな…と思ったけどそんなありがちな展開ではなくかわいかった。
    好感度上がった。
    四宮≒西宮って初めて気づいたのも好感度上昇の原因かも。
    身近だから。
    喫茶店はハルヒのあそこね。移転したけどね。
    そうかーここは西宮かー
    舞台が身近だとこんなに嬉しいのは何かな。
    続きも楽しみ。

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    2021年03月30日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    巻を重ねるごとにBL臭が強くなっていくなぁ。この物語はどこに行きつくんだろう。お米の香りを再現できた、終わりーではないだろうし。

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    2021年03月16日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    最新刊まで読み終わってしまった
    蓮城さん、とても好みです
    最後の話はまさかのあの人が登場
    薔薇の香りが止まらない

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    2021年03月13日