喜多喜久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾!
・運命が招く死は、安らぎの香を歪める
・深き森に眠る死と、乱れた香り
・絶望の果ての死は、全ての香を封じる
・決断の死は、微笑ましく香る
4編を収録。
月森の存在を臭わせるような事件に、どうしても思考が
そっちに向かいそうになるのだが、雑念を封じ込め
死香に向き合おうとするのだけど・・・
結婚を機に新しい企業に転職を決めた樹。
学生の相談に乗り、喜んでもらえた潤平は
将来を考えるようになるのだが・・・
死香と事件の絡み具合と考察が楽しいのは相変わらずですが
BL臭は本当に勘弁して欲しいのですよ。
前作より濃さを増してませんか? -
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
・死の真実は。果実を育む香の奥に
・死の隠れ家は、愛情の香りに包まれて
・挿話 真夜中の確認作業
・死への渇望は、はるか彼方にて香る
風間の保護下で生活をする事になった潤平。
いわゆる、風間のマンションに連れてこられた感じだ。
そんな共同生活の中で、二人の感情に違いが出て?
風間のお姉様はチャチャを入れに乱入してきましたねぇ
そしてお父様まで登場って・・・
この家族に、普通の人はいないのでしょうか?
運転手さんもスゴイ。
ステルス機能付きでしょうか・・・(^◇^;)
なんかBL臭がウザくなってきたかも・・・
あからさまなニオワセは、いやだなぁ~ -
Posted by ブクログ
化学探偵Mr.キュリー第3巻、2015年初版です。
1、2巻と読み進めているシリーズなので、多読の中で安心して読める選出書になっています。笑
目次より。
第一話 化学探偵と呪いの藁人形
第二話 化学探偵と真夜中の住人
第三話 化学探偵と化学少年の奮闘
第四話 化学探偵と見えない毒
今回は、大学内での事件が多めです。化学を学ぶ故での学生の苦労もあるのでしょうね。
第四話では、Mr.キュリーこと沖野春彦准教授の過去が少し明らかになります。四宮大学に赴任する前にいた村雨研究室で一緒だった氷上一司(ひかみかずし)の登場の今後の展開も気になります。
現時点(2024年5月)で、10巻まで刊行されて -
Posted by ブクログ
通称Mr.キュリーこと沖野春彦准教授と、庶務課新人の七瀬舞衣が、持ち込まれる日常の謎を化学的に解き明かすシリーズ第二弾。
今回も庶務課に持ち込まれた厄介な謎を、好奇心旺盛な舞衣が積極的に理学部化学科の沖野を巻き込みながら解決に導いていきます。
化学探偵と5つの謎(五話の短編集)
第一話 河川敷で炎の火柱を起こす老人「炎の魔術師」
第二話 学内アイドルオーディションの開催と同時期に起こる試薬の盗難事件と爆破予告「盗まれた試薬の使途」
第三話 祖母の死と封印した記憶に漂う甘い香り「疑惑の記憶」
第四話 コンプライアンス違反の告発から解明される真実「幻を見た者たち」
第五話 洋館に怪しく光る緑色の -
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
特殊清掃の仕事のせいで、死臭を食べ物の香りに、
逆に、その食べ物を悪臭と感じてしまう厄介な体質に
なった潤平と、実は大企業の御曹司で、分析フェチの
イケメン准教授:風間由人が死香を頼りに殺人事件の
捜査に協力していくというお話。
・歪んだ愛が招く死は、ほろ苦い香り
・湯煙に霞む死は、青葉の香り
・鮮やかな香り、自由の彼方の死より来たる
・安らかな死は蠱惑的な香り
以上、4編を収録。
やはり読みやすい。テンポがいい上に、死香に関わる
状況が色々あって興味深い。
ニオイという目に見えないもので犯人を特定していく
過程が楽しくてしょうがない -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んだことあったはずなんだけども、記録にはなかった。そしてなんとなくだけど覚えてたような、そうでもないような。
解説者によると、これはゆるふわラブコメディとのことなのだが、ゆるふわでもコメディでもない気がするんだよぁ。ミステリーではないという理由でこのミスの大賞はとれなかったらしいのだけれど、確かにミステリーでないことがある種のゆるさにつながっているけど、それをゆるふわとカテゴライズするのは、ちょっと違うも気もする。
化学探偵シリーズががっつり理系ミステリーであることに比べると、この作品にはファンタジー要素がけっこうあるし、ゆるふわになりやすいのかもしれないけど、どちらかというと化学探偵の -
Posted by ブクログ
ネタバレ新キャラは定番の頭はいいけれど、それを傘に着て偉ぶる、もしくは学歴で相手を下に見るキャラかと思っていたら、手のひら返しが意外に早かった。
まあ、だからと言って好きになれるかは別問題だが。
鈴代さんが、丸くなった彼に絆されなかったところはよかった。
第一印象が悪かったしね、やむなし。
今回の謎も曲者揃い。
ゲームアカウントを何故消したのか。
両親は何故離婚したのか。
記憶喪失者の記憶は何故戻らないのか。
そして、何故彼は自殺してしまったのか。
共通点は、当事者に直接話を聞けない点。
記憶喪失者に限っては直接聞き取りはできたけれども、彼の場合は記憶がないから、聞き取り=答え合わせにならない。
結