喜多喜久のレビュー一覧

  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    ネタバレ

    いつもの単発ネタばかりなので、抜群の安定感。
    舞衣ちゃんが沖野先生とタッグを組んでから3年目。
    相変わらず先生は舞衣ちゃんを見ると背を向ける有様だけど、受け入れる速さに関係性の進展を見た。
    初期ほどのトゲトゲしさはない。
    寧ろ舞衣ちゃんのスタンスに影響を受けて、学生の気持ちに寄り添う姿勢を見せたところに沖野先生の成長も見えた。
    初期の先生ならあんなことはしなかっただろう。
    丸くなったね、先生。
    舞衣ちゃんは舞衣ちゃんで謎解きに舞衣ちゃんの経験が活きた話もよかった。
    ますます助手のポジションに磨きをかけてきた。

    学生の酔っ払いに対する「善意」の正義の話は考えさせられるものがあった。
    学生さんに

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    2020年06月21日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    ネタバレ

    舞衣もすっかり自立しつつあり、最初の沖野におんぶに抱っこから成長したと思います。特に、4話は舞衣が喘息の原因を突き止める迄に!二人のじれったさももう少し進展して欲しいです。

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    2020年06月20日
  • 科警研のホームズ

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    科捜研は実際の捜査の分析などを行うが、科警研は捜査の方法論的な研究を行う機関らしいが、この小説では実際の捜査に積極的に関わってしまっている。登場人物たちに自由な行動をさせたかったせいだろうな。科警研のホームズといわれるのは室長の土屋だが、実際の主人公は土屋にやるきを出させようと奮闘する部下の伊達、安岡、北上たちだ。土屋は「君たちにまかせた」といって案件を3人に丸投げしてしまうのだが、3人それぞれに思惑は違う。しかし、幾つかの案件を解決するうちに、3人は仲間としての思いを強めていくのだ。

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    2020年06月08日
  • 科警研のホームズ

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    本書を読んで科学警察研究所という機関の存在を初めて知りました。
    こちらは架空の存在っぽい本郷分室に出向してきた職員たちが、元カリスマ職員のアドバイスを受けながら事件を解決する連作短編集です。
    短編なので一冊に様々な科学捜査のアイデアが使われており、喜多氏の経歴が最も活かせている作品の一つだと思う。

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    2020年05月27日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    シリーズ3作目。今回も短編4話。
    今までどこかふわっとファンタジー要素のように感じてた死香について、化学的に説明された巻でした。でも、文庫裏のあらすじに書かれているのを楽しみに読み進めたら、4話目でしかもちょっと尻切れとんぼというか、まだまだこれからだ、という感じで次回に期待。

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    2020年05月24日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    テンポの良さは相変わらず。今回は4,5話が今までにない感じの話で、楽しく一気に読むことが出来た(個人的には4話が好み)。
    このシリーズの特徴として過去の登場人物がちょくちょく出て来るので、5巻になるとそんな人いたな、というのも若干怪しくなってきた・・・6巻もあまり間を置かずに手をつけたい。

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    2020年05月24日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    ネタバレ

    潤平の能力が消された。今まで振り回されて居たと思っていた風間とのフィールドワークが自分の中で根付いてた事に気づき…香りを感じられないってのは諸刃の剣なんですね。食べられるけれど味もしない。そしてついにその能力を敵に気づかれ、風間と同居する事に。このBLの空気感さえ無かったら良いんだけど、そこまで匂わせる必要あるんでしょうか…

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    2020年05月17日
  • ビギナーズ・ラボ

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    実際こんなにうまくいくものでもないのかもしれないですが、創薬の流れをゼロ状態の提案から臨床試験まで一気通貫で描いているのは興味深かったです。主人公は創薬チームのリーダー、つまりはPMなわけですが、PMはジャンルが違っても根本的にはやることは同じですね。

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    2020年05月10日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    大学で起こる不思議な事件、事件解決に駆り出された庶務課の七瀬舞衣、解決を助ける科学オタクの沖野准教授・通称Mr.キュリー。
    楽しく読める科学推理ものでした。続編があるみたいなので、機会があれば読んでみたいです。

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    2020年05月06日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    科学警察研究所―通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査に取り組んでいた。鋭い洞察力と推理の切れ味で、かつて警察関係者から「科警研のホームズ」とまで称されていた室長の土屋は、相変わらず事件より大学の研究に夢中な様子であったが、あるときそんな彼に異変が…。

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    2020年05月05日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    このシリーズももう9冊目。次で二桁ですね。
    今回はあまり化学、つまり沖野に頼らない話が多かった気がします。舞衣の成長に伴って、人として沖野と同列になってきたとうに感じます。ただこのシリーズはやはり化学がテーマなので、もう少し沖野に巻き込まれてほしいかな。

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    2020年05月05日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    死香探偵の3冊目。風間の過保護っぷりに拍車がかかっていますが、香りから犯人へとたどり着くシチュエーションがよく考えられていて変わらず面白いです。
    病院のエピソードが面白かったかな。病院は複数の死に関わる場所であり、1人の死に複数の人物が関わるところでもあります。こういった場所では香りだけでは真相に迫れない。面白い着眼でした。

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    2020年05月04日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    ネタバレ

    相変わらず面白いなぁ。認知症役に明晰夢の副作用があるとは知らなかった。他にも、撥水スプレーを室内で使うとどんな問題が起こるのか…とか、そういえば吸い込むと危ないと知ってはいても具体的にどうなるのか知らなかったなー…。

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    2020年04月30日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    死香探偵第三弾。

    今作も前作同様、風間と潤平のコンビが死香を手掛かりに事件を解決していきます。

    死香に関する研究が進展し、徐々に食べ物の香りを再現出来つつあると同時に、研究のライバルの登場もあり、続編に期待させられる内容でした。

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    2020年04月30日
  • 創薬探偵から祝福を(新潮文庫nex)

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    難病の患者から大金を受け取って新薬を創り出すという創薬チームの遠藤宗史と薬師寺千佳。二人は眠ったままの遠藤の婚約者で千佳の姉の姫子を救うために、この仕事を請け負っていたのだ。次々と難病を救っていくのだが、いったいこんなに上手くいくものだろうか。遠藤が化学合成の天才というが、こんな人は実際にいる?ぜひともこのチームに新型コロナを治癒する新薬を創って欲しいものだ。
    人物の描き方も話の進め方も上手くて、ぐいぐい読まされるが、最後がちょっと無理やり感があるかな。

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    2020年04月27日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    研究者だけあって、事件に深入りせず自分の仕事に集中するのが気持ち良い。集中の方向性がずれているのは天才ならでは。食べられるものがなくなっていくのが気の毒でならない。もっとそこのケアもしてあげて!

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    2020年04月26日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    正直、あまり話に大きな展開はなかった。
    ただ、世の中にはもしかしたら色々な特異体質を持つ人がいるのかもしれないと思うと強ち、こんな研究も突拍子もない話ではないのではないかな?と。

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    2020年04月25日
  • 化学探偵Mr.キュリー8

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    ネタバレ

    沖野先生と七瀬ちゃん進展しないねー!!氷上さんは相変わらず激しい。沖野先生が満更でもないのか嫌々なのか判別が難しくなってきたけど、多分半々くらいなのかな。覚醒剤の痕跡に品種改良中の果物の盗難、爆発事件になかなか会えない恋人達の悩み...庶務課ってやること多いなー

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    2020年04月21日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    研修生同士の得意分野を生かしながらのチームワークはとてもよく、安定して読めました。室長が科警研から去った理由もはっきりしてよかったです。

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    2020年04月09日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    クイーン・オブ・おせっかいの七瀬舞衣の面目躍如たるお話だ。アメリカから四宮大学に留学にやってきた16歳のエリーのお世話を全力で行う。当然、Mr.キュリーこと沖野は巻き込まれてしまう。指導教官でもあるのだが、それ以上の世話を焼いてしまう。舞衣の影響には違いない。このシリーズの視点の中心は舞衣だが、沖野の心境の変化の物語でもあるかもしれない。元製薬会社の研究員の著者らしい化学の研究の話だが、素人にも大枠は分かるように書かれている。例えがいろいろ出てくるが、ちょっと面白い。最後はお約束の展開かな。

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    2020年04月07日