喜多喜久のレビュー一覧
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ネタバレ四宮大学庶務課の新人、七瀬舞衣は新設された「モラル向上委員」のミスターこと、沖野准教授の補佐を受け持つことになる。
三十代半ばの妙に彫りの深い顔で、電信柱のような細身の長身。化学以外に興味のない沖野と組んで、大学内のトラブル対応に乗り出す舞衣だが。
キャンパスのあちこちで掘られる穴の真相。
舞衣の叔父夫妻が巻き込まれた怪しげな乳癌の治療薬。
大学内の懇親会で突然燃え上がった教授の頭の原因は。
同棲を始めた男子大学生の塩対応の恋人の謎。
人気が出始めた中性的歌手、剣也に仕掛けられた冤罪を晴らす方法とは。
初期の頃のガリレオ先生とどうしても重なってしまう。向こうは物理でこちらは化学。
自然発火 -
Posted by ブクログ
ネタバレ設定が面白そうだなと購入。
バレンタインまでに読み終わるように2月はじめに読み始めたのに、1ページ読んで栞を挟んで閉じてしまったりと意外にノッてこなくて3月を迎えてしまいました。
女性陣は端役までみんなキャラがわかりやすくてビジュアルまで脳内で浮かぶのに、男性は全員特徴が感じられずそのせいで入り込みづらかったです。
コンビニの男性目線の章は、後に起こることの説明を先に差し込んでおきましたということなのかなと思いましたが、なんとなくモヤモヤします。
彼の物語として回収されないのならば、彼目線の物語を始めてほしくなかったなというか。
もっとスマートな違う方法でフラグを立ててほしかったかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ潤平と風間さんの関係性と心情に重きを置いた巻。
前巻で潤平が風間さんに庇護的に扱われているのが苦しいと思っている印象だったので、やりたいことを考えた先に今後も風間さんの助手として役割を果たしたいと結論を出すと一気に前向きになったように感じた。
逆に風間さんは「潤平を一人の人間として尊重しているか」という問題に直面したが、前巻までの熱烈さを思って個人的にとても意外だった。
しかし読み進めていくうちに「主従的な立場に置いていた」という発言も出てきて、確かに読者でさえもその状態が当たり前になっていて違和感を持っていなかったことに気付く。
平等な立場にいなければならないという風間さんの発言はまだ固定概