喜多喜久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「化学探偵Mr.キュリー3」3
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p204より引用
“「意識してそうしたつもりはないが、研究
を続けていれば、多少はコネらしきものがで
きる。最善の結果を得るために、使えるもの
を最大限に使う。……まあ、そういうことだ」
”
目次より抜粋引用
“化学探偵と呪いの藁人形
化学探偵と真夜中の住人
化学探偵と科学少年の奮闘
化学探偵と見えない毒”
優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
短編連作ミステリ。
小学校の授業中、日付の数字遊びで問題の
回答を指名された男の子。しかし彼はあがり
症のようで…。
上記の引用は、とある薬を手に入れた主 -
Posted by ブクログ
可もなく不可もなく、といったところでしょうか。大学で人工知能の研究をおこなっている名村のもとに助手として勤務することになった鈴代が、人工知能向上のための研究材料として「そのように行動した人のなぜ=動機」を探る、という設定。
読みやすい内容ではありましたが、キャラが際立っているわけではなく(感情というものを理解できない名村がちょっぴりキャラ立ちしているといえなくもないが)、すでに起きている出来事を探るという設定のためか、淡々を物語が進む印象。まぁ、ラストのお話しだけは事件性を含んだ事案だけに多少の盛り上がりを感じました。
謎解きといえばそうなのですが、伏線やヒントがちりばめられていて、読者に -
Posted by ブクログ
長編として読めたのは良かった。
ただ、内容としては薄かったかな。
捜査の流れが地味だったのもあるけど、アップダウンが無くて単調だったのが残念。
『運命の血』をめぐる話なのは分かったけど、あくまでも探偵ものメインで静也がサブ位置なのが納得いかないというか、遊馬がもう少し熱血具合を出してくれた方がアンバランスさにメリハリがついてよさそうな気がする。
虎姫が落ち着いてしまったのも、全体的に大人しくなり過ぎちゃって、最初はウザかったけど(笑)、アクセントが薄れた感じ。
思い描いてたスピード感だとか、こんなことが絡むのかとか驚きがほしい!
これは、シリーズ化の流れでスローなのかな?
様子見?
隆也の -
Posted by ブクログ
事件や事故、病気など様々な形で支払われる保険金。死んでしまったからすぐに保険金が支払われるわけではなく、そこに不審な点はないかなどを調査した上で保険会社が支払うことになる。その調査業務を代行するのが保険調査員である。一見何もないようなケースでも、主人公の調査員・江崎は気になって仕方がない。そんな時に頼りになるのは意中の女性研究者・友永久理子である。何よりも研究優先のリケジョが持てる限りの知識を駆使して、研究の合間に事件解決に乗り出す。
二人の恋の行方も気になる4編収録の連作短編集。事件解決への流れはあまりなく急転直下という印象がかなり強い。鮮やかではあるが、そのあたりの押したり引いたりする