喜多喜久のレビュー一覧

  • 恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室

    Posted by ブクログ

    この作家の小説は、好きでよく読むのだけど、今回も期待通り面白かった。
    創薬という普段は馴染みのない世界の極限られた世界の話をネタに、その実は普通の世界のちょっとしたミステリみたいな。

    0
    2016年02月11日
  • リプレイ2.14

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の結末に納得というか、喜多さんの本は特徴的だなあと思う。藤村さんよく出てくるな笑 そしてことごとく男女ペアが恋してて、しかもすごい確率でカップルになる。そこがまた好きなところでもありますが。でも、最後、クロトがちょっと人間っぽかったのは、いきなりだなあと。そうは思ったけど、話的にはやっぱり好き。

    0
    2016年02月11日
  • 猫色ケミストリー

    Posted by ブクログ

    ラブコメ×ミステリーの第二弾。猫と女性と男性が雷で入れ替わるという話。前作に引き続き化学関連のことはよくわからないけど、話としては好きです。猫になったら猫の習性が残るっていうのが面白かったです。

    0
    2016年02月11日
  • ラブ・ケミストリー

    Posted by ブクログ

    再読。構造式を見ただけで合成ルートがわかるという能力を持った藤村という研究生が死神カロンと会って…という話。ラストがわかった上で読むとああ…って。まあ伏線もあるねーみたいな感じでした。ラストがわかってても楽しかったです。また読みたい。

    0
    2016年02月11日
  • 創薬探偵から祝福を(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    薬学部出身で現製薬会社研究員の作品だけあって、フィクションではありながらも、実在の薬がちらほら出てきて面白い。「薬を数週間~数か月で創り、患者に投与してしまう」というところがかなり非現実的ではあるけれど(ふつうは十年前後かかる)、そこさえ受け入れられれば、あとは割とリアルに書かれていると思った。エボラやiPS細胞など、タイムリーな話題も盛り込まれている。
    気になったところは、
    ・「創薬探偵」というタイトルは中身には合っていない気がする(推理ものと言えなくもないが、「現象の原因を推理する」というのは科学ものであれば当たり前だし…)。
    ・筆者は化学者であるためか、生物系の内容の記述はやや正確さを欠

    0
    2016年02月08日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    Posted by ブクログ

    ◎化学ミステリーをスッキリ解決!

    Mr.キュリーシリーズの第三弾。四宮大学の事務員七瀬と准教授沖野(=Mr.キュリー)が、学内で起こる4本のミステリーを解き明かす第三弾。

    今回は、呪いのわら人形、深夜に研究を行う学生の謎、犬のガンを治す薬を作りたくて頑張る男の子、毒?入りの鍋・・・全部で4編。

    現役製薬会社研究員が書いていることもあるのか、話題になりがちなアレルギーや中毒を科学者視点で書いてあって、読み進めていて臨場感もある。いずれにせよ読んだ後はこの先生すげ~と気持ちよくなる。

    Mr.キュリー本人が化学知識を持ってミステリーを解決する流れももちろん重要だが、学内で起こるミステリーを呼

    0
    2016年01月16日
  • 創薬探偵から祝福を(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ちょっと簡単にクスリができすぎな感じは受けましたが、病気に対してのアプローチ、治療法の検討など、普通の犯罪推理とはちょっと違う道筋で面白かったです。
    シリーズするかどうは未定のようですが、するといいですね。

    0
    2016年01月10日
  • 創薬探偵から祝福を(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    今までに読んだことのない探偵。
    素人にはただ読み続けるしかないのだか、読んでいて面白い。
    続編も期待できそう。

    0
    2015年12月25日
  • 桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎

    Posted by ブクログ

    喜多さんの本はキャラが良いですね。
    設定が無理矢理すぎると言われれば否定できませんが私は好きです。無理のあると言われそうな主人公2人より黒須さんが美味しいポジションにいます。W吸血鬼の正体に笑いました。教授の病気に関してが次巻で明らかになっていることを願って待機してます。

    0
    2016年03月18日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    Posted by 読むコレ

    このシリーズも定着化してきましたね。
    舞衣の猪突猛進にもすこし変化も出て、しかも沖野先生の態度が、娘を見守るような存在、から一人の女性として見方を変え、恋慕しはじめてる?的な心変わりを所々にちりばめてみたりと、化学ミステリーから転身ですか!(笑)と突っ込みたくなったけど面白さは健在なので次回作も必ず手に取ること間違いなしですな♪

    0
    2015年08月09日
  • 猫色ケミストリー

    Posted by ブクログ

    『猫色ケミストリー』というタイトルから謎だったけどなかなか面白かった。
    男と女と猫が雷で入れ替わるというベタな内容だけど、入れ替わりを治すために奔走するのかと思いきや修論のために研究という(笑)
    専門用語ばかりで化学系の専門家かなぁと思ったら案の定。。。難しい用語も多いけど、そこはとばしても内容はわかる。
    ベタで不思議な内容だったけど読み応えはあって満足な内容でした。

    0
    2015年08月01日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    Posted by ブクログ

    登場人物や話が好きなのは勿論の事、「化学…勉強しよう…」と思わせてくれる点でも素敵なシリーズです。帯に"因縁のライバルが登場"と書いてありましたが氷上先生がライバル視してるだけであって沖野先生はそうでもないような。ラストの"好奇心は猫を殺す"の件は心の中でニヤニヤが止まりませんでした。化学知識からイギリスの諺まで、毎回毎回知らなかったことがたくさん出てきます。次巻にも期待です。

    0
    2015年07月30日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    Posted by ブクログ

    化学的なエッセンスを残しつつ、今回はやや人間くさいエピソードが多かった気がします。このシリーズも安定してきましたね。

    0
    2015年07月16日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    Posted by ブクログ

    シリーズ3巻目。

    そろそろだれてくるかな?という心配は不要でした。
    このシリーズの好きなところは
    化学という結果・答えがはっきり出るものを
    扱いながらも、登場人物たちの感情のような
    曖昧な部分が自然に描写されていて、
    いい具合に物語の中でバランスがとれているところです。

    0
    2015年07月08日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

    Posted by ブクログ

    ジャケ買いした1冊でした。

    1冊目が最初行った書店で見当たらず、
    2巻から先に購入して、1冊目を探した珍しいパターンで手にいれました。

    理系だけどなんとか読める
    浜村渚の計算ノートシリーズのような
    ちょっとした中毒性のある作品だと思いました。
    面白い!

    0
    2015年07月07日
  • 桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎

    Posted by ブクログ

    ケミカルなミステリーですが、そんなに難しい描写はないです。科学者がよこしまなことを考えると、ろくなことにはならないですね。

    0
    2015年04月15日
  • リプレイ2.14

    Posted by ブクログ

    ○喜多喜久氏の作品。
    ○前期3部作の3冊目(文庫)
    ○相変わらずのSFと化学の融合による、ラブコメディー。
    ○本作は、やや冗長である部分もあるが、どんどん読み進めてしまう面白さがある。

    0
    2015年01月21日
  • 真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク

    Posted by ブクログ

    ○喜多氏の作品。
    ○大学生の夏休みに起こった“宇宙人との遭遇”をテーマにした作品。
    ○他の作品とは毛色が違い、あまり化学的な要素も少なかったが、読み物として面白かった。

    0
    2014年11月05日
  • 二重螺旋の誘拐

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    平行する2つの軸が微妙にリンクしないのと、主題である誘拐そのものがどうもしっくりこないので、読んでいてどうにもモヤモヤするお話でした。
    叙述トリックであることはわかるものの、僕こと啓介サイドの「マナちゃん」の正体が最後までわかりませんでした。よく考えればわかったはずですが。

    0
    2014年10月11日
  • 真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク

    Posted by ブクログ

    超常現象研究会というサークルの面々が経験するひと夏の不思議な事件。
    「宇宙人」とか「予知夢」とかが出てくるけれど、アヤシゲなSF小説じゃない。爽やかだ。
    事件も謎が謎を呼ぶし、しっかり謎解きする。
    想像以上に面白かった。
    人物たちもいい。ぜひ続編が読みたい。

    0
    2014年09月20日