喜多喜久のレビュー一覧

  • 動機探偵

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    色々な謎に動機の観点から迫っていくミステリー。全ての行動に理由があるわけではないだろうけど、一見不可解に見える行動にも、その人の過去や考え方が潜んでいる。ミステリーはhowに行きがちで動機は二の次だったりするものが多いので、こういう視点も面白いです。

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    2021年02月07日
  • 動機探偵

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    人工知能にインプットするために、いろいろな人間の事件の謎を准教授の名村と特任助手の若葉が探っていく4編の短編集。人間らしい人工知能を作り上げていくために様々な人間の反応を収集するというところに目を付けたミステリーというのが面白い。謎の行動の裏には思わぬ訳があったというのだが、こういう特殊な例に対する対応の仕方までAIにインプットしようというのだから、考えてみると気が遠くなる。人間のようにその場で判断するというのが、いったいどういうメカニズムなのか改めて考えさせられた。

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    2021年02月01日
  • ヴァンパイア探偵2 戦慄の血塗られし狩人

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    ネタバレ

    二作目は長編ということで、連続殺人の真相を追いかける話となっているが、一つ仮説を立てては外れ、また立てては外れを繰り返すので、なかなか真相が見えてこないというもどかしさを味わう羽目に。
    しかも長らく行方不明になっていた静也の父親も絡んできて(しかも父もヴァンパイア因子持ち)話がよりややこしい状態に。
    果たして父親は殺人事件に関与しているのかどうか。
    この点でも随分やきもきした。
    最終的には「ええ!?」となりましたが。
    カエルの子はカエル。
    いい意味で静也は父親似だったのだろう。
    二人とも自分の研究に対して真摯な研究者だった……

    父と決定的に違うのは、静也には運命の相手ながら彼のことを理解して

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    2021年01月17日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    読書録「化学探偵Mr.キュリー2」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p76より引用
    “ ペットボトルロケットの動力は水と空気
    である。火薬を使わずにロケット打ち上げを
    疑似体験できる優良教材であり、子供でも安
    全に作成できることから、あちこちの自治体
    でコンテストが行われるほどポピュラーになっ
    ている。”

    目次より抜粋引用
    “化学探偵と炎の魔術師
     化学探偵と盗まれた試薬の使途
     化学探偵と疑惑の記憶
     化学探偵と幻を見た者たち
     化学探偵と人魂の正体”

     優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
    短編連作ミステリ。
     生まれた時期の差による体の発育の違いの
    せいで、悔しい思いをす

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    2021年01月12日
  • 科警研のホームズ

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    警視庁の、科警研「分室」の研修生たちが、
    かつて「科警研のホームズ」と呼ばれた切れ者の力を借りつつ
    難事件の謎を解いていく、というのがベースの話。
    なのでミステリに分類したが、「お仕事小説」でもある。

    切れ者は、当然(?)変人で(^ ^;
    「ホームズ」呼ばわりされるだけのことはある。
    が、こと捜査に関しては、鋭い切れ味を見せる(^ ^

    このベースに、人事関係の思惑とか
    研修生の個人的事情とかが色々絡んでくるのですが...
    正直な読後感は「盛り上がりに欠ける」感じ(^ ^;

    謎解きはなかなかひねりが効いていて面白い(^ ^
    登場人物のキャラ設定も、ステレオタイプではあるが分かりやすい(^

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    2021年01月12日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    何気に、前作とのつながりのある内容も多く続けて読んでよかった。が、ここにきてふと、気がついてしまったことが。なんとなく巻が進んできたら化学感が薄れて、庶務課何でも屋さん感が濃くなってきてるような・・・。

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    2020年12月29日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    読書録「科学探偵Mr.キュリー」4

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p90より引用
    “「菓子として売っているならともかく、治
    療効果を謳っている以上は、詐欺と断ぜざる
    を得ない。効くわけがないんだからな。ただ、
    信奉者は世界中に存在する。日本より、欧米
    の方が人気が高い。向こうでは信じる人間が
    あまりに多すぎて、ホメオパシーを排除でき
    ないところまで来ているらしい」”

    目次より抜粋引用
    “化学探偵と埋蔵金の暗号
     化学探偵と奇跡の治療法
     化学探偵と人体発火の秘密
     化学探偵と悩める恋人たち
     化学探偵と冤罪の顛末”

     優秀な科学者と大学職員を主人公とした、
    短編連作ミステリ。
     

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    2020年12月21日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    ネタバレ

    2020/10/26
    初めましての人。
    次も読もうと思える内容だったのでありがたい。
    次読むものができるからね。
    探偵役が常識人なのが逆に珍しい昨今だなと思った。
    でも変人が好きなんでもうちょい弾けていただいてもよくってよ。

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    2020年10月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    もう9弾!といった感じです。身近なトラブル解決でした。
    剣也主演のドラマは放送してほしいくらいです。ガリレオみたくなっちゃうかしら。

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    2020年10月27日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    第1話は、テルミット反応で橋を崩落させようとたくらむ「魔法使い」の老人と小学生の交流について。
    第2話は、学内ミスコンと、沖野先生の研究室から盗まれた試薬を使って肌を白くさせようとするたくらみ。
    第3話は、女子学生が幼い時に亡くした祖母と、未承認の治療薬と、青酸カリの香り。
    第4話は、生分解性プラスチックと麹菌による発酵が生み出す幻覚性物質について。
    第5話は、人魂の正体について。

    犯罪的な行為が行われつつ、それをもみ消しちゃうような話がちょいちょい出てきてちょっと気になるなあ~

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    2020年10月11日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    シリーズ、第二弾。
    研修期間も延長され、新たな謎に挑む北上、伊達、そして安岡(女性)の3人の研修生たち。

    今回は、
    『毒殺のシンフォニア』
    『溶解したエビデンス』
    『致死のマテリアル』
    『輪廻のストラテジー』
    の4篇。

    いずれも、一見不可思議な謎ですが、3人の科学的アプローチに加え、土屋室長の鋭い指摘で、見事解明に至ります。

    エンディングでは、本郷分室は一旦閉鎖となり、3人も元の職場に戻りますが、一年後、果たして、再会となるか?
    続編が読みたいです。

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    2020年10月09日
  • 科警研のホームズ

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    やる気のない室長がかつて「科警研のホームズ」と称されていた。三人の研修生たちは室長にやる気を取り戻すため、自分たちの成長のため事件に立ち向かう。
    「残光のメッセージ」「楽園へのナビゲーター」「惜別のロマンチスト」「伝播するエクスタシー」の四編。

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    2020年09月18日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    シリーズ第1弾。

    特殊清掃(人が亡くなった部屋等を清掃する)のアルバイトをする青年と大学分析科学研究室の准教授が死者の放つ香り(死香)を基に事件を解決していく短編集。

    匂いに対して特別な体質をもつ青年とイケメン准教授という設定がおもしろいのでぐんぐん読めます。

    嫌味な人物やうるさい女子等が本作では登場しませんのでストレスなく読める一冊。
    おススメ。

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    2020年09月11日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    面白かった!

    事件について、科学的な観点から捜査する部署なので、犯人の動機や人間関係などについては、それほど書かれていないが、3人の研修生たちが、それぞれの得意分野を生かして死因や凶器を明かしていくというお話。

    4篇の短編すべてが殺人事件だが、さっぱりしていて、あとにイヤな気持ちが残らなくていい。
    疲れた時や、落ち込んだ時に読んでも、いい気分転換になる本。

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    2020年09月09日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    ネタバレ

    作者は薬学部出身で、元製薬会社の研究者。ということで、舞台は理学部でも、題材のそこかしこに薬学らしさが出ている気がする。
    四宮大学の理学部化学科の沖野春彦准教授、通称Mr.キュリーが、庶務課の七瀬舞衣に巻き込まれながら、学内で起こる事件を解決していくストーリー。Mr.キュリーがキュリー夫人に由来しているだなんて、全然気づかなかった。。。

    第1話は、埋蔵金の暗号に隠された、研究の捏造の話。第2話は、ホメオパシーと不法な治験(というか人体実験)の話。第3話は研究成果に絡んだ人体発火。第4話はエイズと恋人。第5話は捏造動画への対応。
    後の方になるにつれて事件を化学で解決!という感じが無くなってくる

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    2020年08月18日
  • 科警研のホームズ

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    その洞察力や閃き、行動力から、かつて『科警研のホームズ』と称された土屋。
    しかし、ある事件を契機に科警研を辞め、大学の准教授となった。

    しかし、なんとか科警研に戻したい所長の出雲は、彼を本郷分室の室長に任命し、3人の研修生の指導をする様取り計らう。

    科警研の仕事は、あまりやる気を見せない土屋であったが、出雲の持ち込む難事件に、少しずつやる気を見せ、また、研修生たちも、少しずつ変わっていく...

    原因不明の死因の解明や、一卵性双生児(兄と弟)のどちらかの犯行の特定などなど、持ち込まれる事件は、難題ばかり。

    さすがに、4件めの事件は、難事件ですね(なるほど、そう来たか...)
    研修期間も延

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    2020年08月18日
  • リプレイ2.14

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    本当に人を愛するという事

    浅野奈海は同じゼミにいる本田宗輔に想いを寄せている。
    今度のバレンタインデーに手作りのチョコを渡して告白しようとしているが本田は死んでしまった。
    驚愕の事実に立ちすくんでいると目の前に白衣を着た男が現れる。男はクロトと言い今起こった出来事をやり直せると言う。しかしやり直せるのは10回だけ。すぐにやり直して本田は死なずに済んだが別の仲間が死んでしまう。
    そこからやり直す度に別の仲間が次々と死んでいく。9回目をやり直すと誰も死なず自分の理想通りになった。しかし……誰も死ななくて済んだが自分が死ぬ事になる。クロトからの約束で最後にどの周で確定するのか決めなくてはならない。

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    2020年08月15日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    「化学探偵と赦されざる善意」「化学探偵と金縛りの恐怖」「化学探偵とフィクションの罠」「化学探偵と後悔と選択」「化学探偵と夢見る彼女」の5編。キュリーシリーズも9作目となりました。沖野教授と七瀬さんの関係。相変わらず進展はありませんが、今後の展開が楽しみです。

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    2020年08月08日
  • 猫色ケミストリー

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    入れ替わり、という使い古された設定なのに、人が苦手なくせに内心のボケ・ツッコミが饒舌な主人公に好感が持て、楽しく読めた。

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    2021年01月01日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    『化学探偵Mr.キュリー』のコミック版。
    通称 Mr.キュリーこと、化学オタクの沖野 春彦准教授。そして、大学庶務課に勤務している新人の七瀬 舞衣。

    二人の凸凹コンビが解き明かすのは、化学式の暗号や、ホメオパシーによるガン細胞の消滅など、不可思議な現象です。

    面白さは原作と同様ですが、やはりコミックですと、イメージが少し違いますね。

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    2020年07月14日