喜多喜久のレビュー一覧

  • 恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室

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    ネタバレ

    このくらいのライトなミステリって肩が凝らずに読めてちょうどいい。そしてラストではまんまとやられました。この「やられた感」こそがミステリの醍醐味だよなと思いました。大学が舞台だと、自分の大学時代と重ねて読んじゃう。それはそうと、生成AIを使うと、創薬で思いがけないルートを見つけるときに手助けになったりしないのかなあと思った次第。

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    2024年03月25日
  • リプレイ2.14

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    10年ぶりに再読。

    主人公は東京大学農学部院生の浅野奈海。ある日、同じゼミの想いを寄せる本田の死体を発見。その後、クロトと名乗る死神が出現。本田の死を回避する機会を与えてくれるという。タイムリープし、本田の死を回避する未来を手に入れる事ができるのか、タイムリープの回数は10回・・・という物語です。

    タイムリープするけど、本田を救えず、救えたと思えば他の誰かが代わりに亡くなる。なぜ本田は死んだのか、その原因を探ると、様々な要因が複雑に絡まり合っていて、伏線が徐々に回収されていきます。久し振りに読んだけど、やっぱり面白かったです。恋愛要素も多く、最後の終わり方もよかったです。

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    2023年09月20日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    前の月は重ための小説が多かったので軽めのものを読みたくて本屋さんで手に取った本。
    まさかの大ハマりしてしまい、シリーズ全巻買ってしまいました。死者の放つ香り=死香を頼りに犯人を探すというなんとも反則的な謎の解き方笑
    ミステリーを楽しむというより、メイン2人のやりとりや関係性を楽しむ感じで読むのがいいかと思います♪
    本が苦手な若い子とかラノベが好きな人は好きかもしれません。

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    2023年07月28日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    ブロマンス小説が読みたくてわざわざ調べてこの作品にたどり着いた。ミステリーも好きなのでこのシリーズ読破を目指している。全編BL一色ではないがところどころ出してくる。BLとまでは行かないブロマンスを狙っているように感じた。作者さんの経歴を見て驚いたが同時にこの細かな化学要素の出自に納得した。ガチガチのミステリーと思って読むと拍子抜けしてしまうように思える。化学が得意ではないが読んでいて頭が痛くなるほど専門的ではなく読みやすい。ラノベに近いなという感想が最初に出た。

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    2023年07月04日
  • ビギナーズ・ラボ

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    スゴイ!よかった!
    なんとなく選んだ本でしたが、よかった。一気読みでした。事務の仕事専門だった主人公が、創薬の研究者で新しい薬を作る。こんなテーマで、こんなに盛り上がるお話しだったとは!
    たいへんおすすめです♪

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    2023年04月29日
  • 真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク

    ネタバレ 購入済み

    オカルト

    科学的に証明されていない現象興味を持つ大学生サークルがひょんなことから殺人事件に巻き込まれる話。異星人とミステリの融合は意外なクライマックスに拍車をかける感動的な化学反応でした。

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    2022年05月21日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    3作目を先に読んで、後追いで1作目とこれを読んだが、ちゃんと3作目への繋がりが書かれてたんだ。研修生3人の話はこれで終わるんだけど、1作目よりチームワークが良くなって面白くなった。それぞれの話もなかなかテンポよくて面白かった

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    2022年05月21日
  • あおたん!―青矢先輩と私の探偵部活動―

    無料版購入済み

    白泉漫画が好きな方にもおすすめ

    校内の事件を解決する探偵部。とはいっても人が死んだりする推理ものではありません。
    ありませんが結構しっかり探偵やってます。
    主人公の美玖と美形で頭が切れる青矢先輩の2人による勧善懲悪ものと思いきや、美玖も青矢先輩も煮え湯を飲まされる展開もあり勧善懲悪とひとくくりにできません。
    りぼんの漫画ですが恋愛要素は少なめなので黄金期の花とゆめの漫画がお好きな方にもおすすめします。
    絵柄もかわいくて特に女の子がかわいいです。
    1巻で完結なのが惜しまれます。パート2ないかなあ。

    #タメになる #ドキドキハラハラ #切ない

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    2022年03月25日
  • 死香探偵 真心は捧げられた死と香る

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    ネタバレ

    ミステリーというよりも
    だんだん2人の関係の進展に焦点が当てられて来た気がするけど
    そこがまたたまらない(笑)

    恋愛小説読んでたっけ…と一瞬疑うような、
    なんとも初々しい少しずつ進んでいく2人の関係性…どこにドキドキしてるんだ…(笑)

    事件がマンネリ化しそうなのに
    毎回目新しくて面白い。
    最後の話が切なくて好き。

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    2022年03月06日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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    喜多喜久さんの作品を初めて読みました。
    青矢さんと美玖ちゃん2人とも良いキャラで、文章もすごく読みやすく面白かったです。
    続編を出してほしいです。

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    2022年02月15日
  • 科警研のホームズ

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    マイペースな隊長と個性的な部下の関係が少しずつできていくところがよかった。ほんとの上司だったら苦労するでしょうね。三人にエールを送りたくなりました

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    2022年01月09日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    四宮市と姉妹都市協定を結ぶマイセン王国。この国の王子が四宮大学へ視察に訪れ、しばらくの間沖野の研究室で研究を行うことに。一方で舞衣は、講義に出席せず、怪しい植物栽培に力を入れている学生の対応を行うことに。本シリーズ2作目の長編物語。

    過去作には無い形の波乱の展開で、化学要素は少なめでしたが、安定した面白さでサクサクと読めました。次作も楽しみです。

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    2021年08月22日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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     両親が学生の頃入っていた「探偵部」で活動する為に、北海道から東京へ単身引っ越してきた美玖。しかし、その探偵部は人数が足りなくなり廃部となっていた。どうしても諦めきれなかった美玖は、ひょんな事から出会った秀才が集まる女子禁制の進学校の青矢理生斗と出会い、男装しながら二人で探偵部を復活させる事になり…

     天才故の退屈を紛らわせる探偵活動を楽しむ青矢と、真っ直ぐな心で突き進む美玖が中々良いコンビで、シリーズ化しそうで期待してます。
     喜多さんのシリーズの中で、Mr.キュリーに次いでお気に入りです。

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    2021年03月13日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

    購入済み

    呪いの藁人形、真夜中の住人、化学少年の奮闘、見えない毒の4つの話。舞衣ちゃんがソフトボール経験者でしかもピッチャーとは。。どの話も微妙に恋愛沙汰なんだけど、舞衣ちゃんの言った「私か持ち込んだ些細なきっかけが、沖野先生という触媒を介していくつもの反応をおこし、予想もしなかった結末を生み出す、、私達の関係ってなんだか化学みたいですね。」うーんホントだーと思いました。私個人的には氷上さんは嫌い。。なーんか自信たっぷりな感じが鼻につく。。

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    2021年03月06日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

    購入済み

    探偵モノ大好き

    死香探偵って??と思いつつまずは試し読み。。あら、面白い!と思い早速購入して読み進めました。死臭が食べ物の匂いで食べ物がその逆って、相当不幸。。しかし風間先生に出会って桜庭くんはある意味有意義で刺激的な毎日を送る事に。ほぼ1話完結だから読みやすいです。シリーズ全部読みます。

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    2021年02月27日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    読書録「化学探偵Mr.キュリー6」5

    著者 喜多喜久
    出版 中央公論新社

    p261より引用
    “ 研究内容がマイナーで誰の役にも立たな
    くても、実質的には誰かの下請けのような作
    業をしていても、独自の理論が実証できずに
    苦しんでいても、「自分は研究者なのだ」と
    いう矜持を捨てない限り、存在意義を失うこ
    とはない。”

    目次より抜粋引用
    “イントロダクション
     Step 1
     Step 2
     Step 3
     Step 4”

     優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
    長編ミステリ。シリーズ初の長編作品。
     大学に勤め始めて二度目の夏も終わりに近
    づき、季節の移ろいを思う主人公・七瀬舞衣。
    夏休

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    2021年02月19日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    ・1話構成で読みやすい。
    ・登場キャラが個性的で愛着がわく
    ・化学の勉強になる

    テンポよく、ちょっとした空き時間でも読めます!

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    2021年01月28日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    死香探偵、第二弾、4編。
    死香(死者が放つ香り)を『食べ物』の匂いに変換する潤平と、香りの分析学のエキスパート・風間准教授。2人が嗅ぎ解く新たな謎は?

    人気作家のサイン本に付いた甘いチョコレートの死香、そして、慰安旅行先の旅館で出会ったセロリの香り、などなど。

    今回は、第3話で、謎の美女が登場。何故か風間准教授は、この事件から手を引くという、なぜ?
    この美女は、まさかの...

    そして、第4話では、潤平と同じ能力を持つ人物が登場。しかし、彼は、食材ではなく、花の香りを感じるという。その香りを嗅ぐために、なんと...

    ますます面白くなりますね。

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    2020年07月24日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    ・化学探偵と赦されざる善意
    ・化学探偵と金縛りの恐怖
    ・化学探偵とフィクションの罠
    ・化学探偵と後悔の選択
    ・化学探偵と夢見る彼女

    の5話が収録されています。

    小説の中で3年目に突入しました。四宮大学の庶務課としての経験を通じて、七瀬舞衣の人間性が向上し、沖野との信頼関係が築き上げられていることを感じる場面が多かったです。

    最後の話に登場した立石さんは今までの登場人物とは少し雰囲気が異なり、キャラとして良かったので今後の登場に期待したいです。

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    2020年07月03日
  • ラブ・ケミストリー

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    どんでん返しのストーリー。ラブケミストリーのタイトルも非常に興味深い。
    有機を全くやっていない人でも分かりやすいように書かれていて、軽快に読める

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    2020年06月30日