喜多喜久のレビュー一覧

  • 科警研のホームズ

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     期待以上に面白かった。扱う個々の事件がありきたりなようで、新しい感じがして没入できたように思える(例えば、第二話の動物×ドラック。最終話の連続殺人事件でも思想のないシリアルキラーは珍しい)。
     ホームズを囲う3人のワトソンのキャラも良い。特に伊達が好き。出世欲の塊で、出世のためなら周りを蹴落とすと言いつつ本当の抜け駆けはしない兄貴肌が気持ち良い。北上の成長物語も本編を邪魔せず見事に昇華させていると思う。
     強いて言えば、土屋の性格が中途半端。独立自尊の人でありながら、後半のように、人の心を理解し気を遣えるという設定はしっかりくる。であれば、前半の顔や名前を覚えない件は不要だったと思う。そこま

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    2024年11月13日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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    イメージで主人公がドタバタしてるのかと思いきや、そうでもなくちゃんと理知的なところがあって好感が持てる。(いわゆるアホじゃない笑)
    青矢先輩が頭良すぎて、良すぎるなかで生きづらさとかありそうだな…と。シリーズ化してもよさそう。

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    2024年08月08日
  • 科警研のホームズ

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    科捜研と科警研の違い、そして昔から疑問だった柏の葉にあるのは科警研の本部だったということ。それが一番の収穫だったかもしれない。

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    2024年05月22日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    5話の短編集。テンポよくストーリーが進みます。
    庶務課の新米で、『モラル向上委員会』に任命された七瀬舞衣と、通称Mr.キュリーこと理学部化学科の沖野春彦准教授が、大学のモラルを守るため(?)、化学の知識で謎や事件を解決していきます。
    ライトな理系ミステリといったところかな。笑
    2人の掛け合いや周囲のキャラもコミカルで面白かったです。(思わず声を出して笑ってしまいました。)
    シリーズ続編も楽しみたいです。



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    2024年04月13日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死者の放つ香りが食べ物の匂いに感じられる特異体質の主人公。嗅ぎ過ぎると逆にその食べ物の匂いが腐敗した臭いに感じるのはキツイなぁ。

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    2024年03月07日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断

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    シリーズ2作目で、以降は出てないのね。結構どの話もひねりがあって面白いので、続編あってもいいのにね。長編作ってもいいのになあ~

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    2024年02月29日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    大学を卒業して就職した大学・庶務課に務める「七瀬舞衣」が、
    化学的事件を化学科・准教授の「沖野春彦」に無理くり協力
    してもらって、解決していくという物語の第4弾。

    ・第2話 化学探偵と互助組合の暗躍
    大学で暗躍する「互助連合」の謎。
    ・第3話「科学探偵」の殺人研究
    GWに放送予定のミステリードラマの主役である「美間坂剣也」は、高校の
    同級生が務める大学で知り合った准教授の沖野に殺人トリックの協力を仰ぐ。
    ・他3編 合計5編の短編集。

    第3話がわかりやすいけど面白かった。
    ドラマの制作に協力する形で始まるが、そこで事件が起こってしまい、
    ドラマはどうなってしまうのか!?
    何となくありそうな展

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    2024年02月23日
  • 猫色ケミストリー

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    落雷によって入れ違いが起こってしまった2人と一匹の化学ミステリーなお話し。
    入れ違いによって、内気だった明斗がだんだん人に打ち解けてくるところは良かったです(^^)
    おもしろかったけど、化学とか薬品の名前はさっぱり理解できませんでした(^^;笑 

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    2024年02月17日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死者の放つ香り(死香)を食べ物の匂いで感じてしまう特殊体質な可愛い系男子と分析フェチのイケメン准教授とのバディもの。
    連作短編で読みやすく、キャラが魅力的な作品です。

    死香で事件を解決していくことも准教授のキャラも面白かったです。
    主人公はこれからどうなっていくのかな…
    気になるので少しずつ読んでいこうと思います

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    2024年02月12日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    シリーズ第3弾。
    死香を「食べ物」の匂いに変換する体質の潤平と、
    分析学のエキスパート・風間は不審な事件を
    次々と嗅ぎ解いてきたが、ちょっとした油断で
    最悪の状態に追い込まれる潤平・・・
    ・増殖する死は、人知れず香る
    ・水辺に揺蕩う死は、野性的な香り
    ・病床の死を包む、金木犀の香り
    ・死を司る悪意は、妖しく香る
    4編を収録。
    やはりアイツが動き出していた。
    風間と面識のある海外の研究者を味方につけて・・・
    天罰が下ればいいのに!・・・と心で叫んでおく。

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    2024年02月04日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ

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    この方の作品は初めて読むけど、べたべたしてなくて悪くない。まあ、ムチャクチャ面白いってほどでもないけどね。2015年に上野樹里と浜野健太で2時間ドラマ化されてたんだ。知らなかった

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    2024年01月06日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    三冊目。死香を嗅ぎ分けることができる桜庭潤平、そして潤平の能力を助けに死香の分析に全力を挙げる風間准教授に最大の危機。前々作で犯人を突き止めながら逮捕に至らず逆襲に遭う。何とか乗り切った。
    しかし、その犯人と手を組むことになった風間の最大なライバル、イアン,ニューマンの登場。たぶん最終回となる第4巻はどんな展開になるか。

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    2024年01月05日
  • 動機探偵 : 2 名村詩朗の洞察

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    シリーズ、第二弾。
    冷王大学の准教授・名村 詩郎は、若き天才研究者。人々の不可思議な行動の動機を解明し、人工知能(AI)の進化に役立てようとしていた。

    助手の鈴代 若葉は、名村先生をサポートし、情報収集にあたる。果たして、今回の謎とは?

    ・十六夜ヒカルは、なぜアカウントを消したのか?
    ・田所穂乃花の両親は、なぜ離婚したのか?
    ・ナナシの記憶は、なぜ戻らないのか?
    ・沢渡圭吾は、なぜ自殺したのか?

    それぞれ味わい深い作品ですね。

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    2023年12月24日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死香を食べ物の匂いとして感じる美少女のような主人公桜庭、いつも冷静で事態を見透すことの出来る大学准教授の科学者かつ警察の事件に協力する風間、二人が殺人事件の匂いの解明に挑む。
    誰でも死臭、特に腐敗が進んだものは遺体が片付けられた後でも匂いが残り近づきたくない。でも桜庭は食べ物の匂いがして苦痛じゃない。でも、それって普通じゃない。警察犬はいらないなんて。そんな話についつられて読んでしまった。

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    2023年11月03日
  • 青矢先輩と私の探偵部活動

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    すごい天才やすごいお金持ちの出てくるお話が好きなので、青矢先輩の天才っぷりはハマりました。 続編もぜひ出てほしい!
    この前までランドセル背負ってた子…というのがよぎってしまうので、個人的には高1と高2くらいが良かったかな。

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    2023年11月01日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    読む順番がズレてしまったので、ようやく潤平が風間先生と同居することになった理由が分かった。
    少しBLの気配を混ぜる必要は無いと思いますが、死香というアイデアからいろいろ発想を広げられており、なかなか楽しく読むことができます。

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    2023年10月22日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    『科警研のホームズ』と呼ばれる土屋准教授の驚くべき洞察力と推理力。

    東啓大学理学部に設置された『科学警察研究講座』。
    そこに配属された松山は、科捜研から派遣されて来た研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と共に、実際の未解決事件の捜査に携わる。
    果たして、その成果は?

    ・悲劇を招くアヴォケイション
    ・転落のケミストリー
    ・隠匿されたデッドリー・ポイズン
    ・絞殺のサイコロジー

    それぞれ味わい深い作品ですね。

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    2023年10月09日
  • 猫色ケミストリー

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    一度読んだことがあるのに、時間が空いたせいか内容をあまり覚えてなく、初見で読む楽しさがありました。

    舞台は東京大学農学部。
    雷に打たれて魂が入れ替わった、大学院生の男と女と猫。男が女に、女が猫に。
    共同して元に戻る方法を画策していると、女が所属している研究室で誰かが違法薬物を合成している事が判明。
    元に戻る方法、違法薬物の合成者の謎を追うことに・・・

    「ラブ・ケミストリー」「ラブ・リプライ」と同様に、ミステリー、化学、恋愛が絡み合い面白かったです。
    喜多さんの本は読みやすくて好きです。

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    2023年10月08日
  • ラブ・ケミストリー

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    数年振りに再読。結末を知っているので、終盤の驚きはなかったですが、初めて読む方は、ミスリードされるのではないかと思います。
    再読なので、散りばめられた伏線に気づけて、面白かったです。

    学生の頃から化学は苦手で、全く興味もないのですが、この本を読んで少し化学に興味を持ちました。興味のない分野でも少し勇気を出して、扉を開いてみることは大事ですね。

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    2023年10月07日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    大学の新米庶務課員と准教授が化学で謎を解明する、という話。化学の話も面白いし、成る程、と勉強になる。キャラが何気に好きで次巻も読もうかなと。

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    2023年08月15日