喜多喜久のレビュー一覧

  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    人工甘味料対決、激ヤセした女とその滑舌、面の男と放射性物質、不登校高校生、冷蔵室。作中に出てくる喫茶店はハルヒの聖地かな? 最後の話はわかりやすく吊り橋効果を狙ったものだなという感じ。前巻もそれっぽい描写がありましたが、もっと露骨に恋愛に舵を取ってくる感じになるのでしょうか?

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    2019年03月05日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    四宮大学の化学担当の沖野 春彦、大学事務局の七瀬 舞衣。2人の凸凹コンビの活躍が、不思議な謎を解き明かす。シリーズ、第2弾。

    起こる謎や事件も、それほど深刻なものではなく、軽い文体で、ユーモアもありサクサク読めます。

    第2弾でも、鮮やかな化学の知識で謎を解き明かす、さすが沖野先生。七瀬さんも、良い味を出しています。

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    2019年02月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    シリーズ初の長編、ということで今までのように賑やかな感じではなく、この、著者の別の作品に感じるような透き通った静かな気配のする話でした。トーリタキセルA、海外からの天才留学生と、二見という元学生、最後の方はオカルトサークルや、これまで登場した人たちが次々に姿を表して、なんだか物凄く感動した。

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    2019年02月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    虹色の短編。今まで出てきたキャラクターたちの話だけど、誰だっけ? って感じで読んでて、そのうちに、あったなぁと思いだしたりでした。個人的にはやっぱり舞衣のキャラクター性が好きなので、いつもの感じのほうが好きかなぁ。ただ、あのキャラの目線だとこんな感じなんだというのがわかったのは面白かった。みゅーたんとか(笑)

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    2019年02月26日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    ネタバレ

    二人は付き合っているのかだの、二人揃っているところを見れば安心できるだの、まるで読者側の疑問や思いを代弁してくれているかのようなキャラがいて、勝手に拍手喝采してました。
    今回は温泉旅行に壁ドンまできましたからね。
    何処の彼氏彼女かという。
    そんな強い絆で結ばれていた筈の二人の間を割るような女性の登場で、すれ違う話も。
    オチは安定のオチでしたが、これを乗り越えて二人の絆は更に深まった模様。
    ミステリも相変わらず理系成分多くて面白いですが、ラストに潤平くんと同じ能力持ちのライバルキャラも登場。
    捕まるのかと思いきや、野放しになってしまったので、今後も絡んできそう。
    ますます見逃せないシリーズになっ

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    2019年02月26日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ

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    国立T大学の理系女子(リケジョ)の助教による化学ミステリー、短編集。

    4つの短編がありますが、それぞれ真犯人はおおよそ分かるものの、どう行ったかを謎とする、一種の倒叙ミステリーでしょうか。

    ・小さな殺し屋
    ・亡霊に殺された女
    ・海に棲む孔雀
    ・家族の形

    どの作品も、保険金の支払い云々とは別に、真実を知ると、何となく切なくなります。

    保険調査員の江崎くんと、友永さんの恋の行方も、楽しいやり取りです。

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    2019年01月22日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    勢いのまま6巻。
    はじめての長編だったけど、中弛みすることなく凄く面白かった。もう少し先のお話まで知りたかった。

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    2018年12月29日
  • プリンセス刑事

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    なかなか面白い設定。実際こんな取り扱い注意な人が職場に来たら困るでしょうね。
    犯人はいかにもなんですぐにわかっちゃいますが、これは何て言うかドラマ向きかもしれません。映像化しないかな。

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    2018年11月24日
  • マダラ 死を呼ぶ悪魔のアプリ

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    【マダラ】と聞いて心に浮かぶものは田島昭宇の魍魎戦記マダラ 関連作品かと思って手に取ってみる。
    文庫の裏書きを読んでみると『リング?』と思って買ってみることに。

    実際に読んでみるとホラーなのかサスペンスなのかパニックなのかscience fictionなのか展開と主人公達の入れ替わりに翻弄される?


    『マダラというアプリをダウンロードすると人を殺してしまう』
    マダラって何?と気になる人は是非お読みください!

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    2018年11月04日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

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    ネタバレ

    主要な登場人物の関係性に一石を投じる新たなキャラがでてきたなぁ。

    このまま、なんとなく過去(というか、なんかあったっけ?というレベルですらないくらいのこと)には触れないでいくんだろうと思ってたが、ここにきて展開させましたねぇ。

    今回はその人がちょっとだけ探偵役をこなしたが、探偵役が増えたことでvsモードとか、いつもとは違うコンビとか、バリエーションを増やすことが可能になる。まぁストーリーとして、関係性が変化することは十分考えられるので、アレだが。

    全体としてはよくまとまってかなと思う。

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    2018年07月07日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    ネタバレ

    結果として続き物になって、けっこう続いているんだけども、主人公の化学者がちょっとずつ変わっていくのがわかる。当然続かなきゃこの変化には意味がないわけだが、何はともかくこの段階では心地よいかも知れない。

    前作のときにも書いたんだけども、トリックがどうしても絶対的な物理トリックだから、動機の部分の役割が大きい。そしてそれは場合によっては男女の話になっていくこともあるわけだが、そのあたりが少し微妙かもなぁと思わなくもない。ちょいと安っぽい話題に陥ってるモノもあるようなないような。

    コンセプトは好きな作品なのでうまくバランスがとれるといいなぁ。

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    2018年06月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    ネタバレ

    今回のネタはけっこうよかったなぁ。特に剣也くんの新ネタは一杯食わされた(笑)

    それ以外のネタも人の心理とネタがしっかりかみ合っているように思えたし、秀作な気がする。

    あと舞台は京都(四条大宮)だと思ってたんだが、西宮だったんだな。

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    2018年06月11日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    ネタバレ

    主人公の准教授がどんどんドツボにはまってる感があってよいのか悪いのか(笑)。ただ、このまま続けて行くには、どこかで揺り戻さないと変な距離感になってしまうかも。

    全体的にはネタ不足なのかもしれないとも思わなくはない。どこで科学の知識を使った伏線をはるかは重要なんだろうけども、今回はそれがちょっと弱かったというか、科学探偵すげーなっていうか。科学探偵しかわからないってことでいいんだけども、それは場合によっては読者置いてけぼりになりかねない。そのあたりのバランスは伏線次第ってことになるんだろうけど、そこのバランスは読者を選んでしまうんかねぇ。

    でも好きな作品シリーズなので、それはそれで(笑)

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    2018年06月11日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    通称 Mr.キュリーこと、化学オタクの沖野 春彦准教授。
    大学庶務課に勤務している新人の七瀬 舞衣。

    二人の凸凹コンビが解き明かすのは、化学式の暗号や、人体発火現象、ホメオパシーによるガン細胞の消滅など、など不可思議な現象。

    化学の知識で事件を解明する化学探偵の登場。
    理系の方は、好きそうな内容ですね。

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    2018年06月08日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    ネタバレ

    短編集。
    沖野先生が脇役のような話しが多いので少々不満に思いながらよみすすめたのだけど、成る程ね、虹のお話しでした。

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    2018年05月06日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    特殊清掃のバイトにより現場の死臭が食べ物の香りに感じられるようになった特殊能力が面白い。清掃の仕事をするには楽でも、副作用としてその食べ物から悪臭を感じてしまい、食べられるものが減っていくのは気の毒。科学者とともに警察の協力もするが、やっていることは警察犬と同じなので、捜査協力の部分よりは科学的な見解の部分が面白い。他人には悪臭に思えても彼にとってはいい匂いとなる成分の研究とか。

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    2018年05月06日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    前作あたりから安定期に入ったら印象。
    過去の事件関係者がちょい役で再登場したり、沖野先生の七瀬に対する愛情表現が素直になってきたり、すっかり連続ドラマ風の仕立てです。

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    2018年04月25日
  • ラブ・ケミストリー

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    理系男子の不器用な恋愛模様が描かれた本。作者が理系なだけあって、すごいリアル感があった。東大の風景や本郷の雰囲気思い出すと、なかなか面白い。
    「私」が意外な人物だったけど、最後にはすごく納得。ハッピーエンドで終わってよかった。

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    2018年04月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    ちょっとインターバルという感じかな。特にうたってはいないけど、主人公達の周辺の登場人物に焦点を当てた外伝のような感じ。7つの短編それぞれに色が割り当てられたり、コンセプトのはっきりとした短編集。

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    2018年03月20日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死の香りから犯行を紐解いていくお話ですが、主人公が感じている香りを化学的に分析しようとしているところが作者らしい。これもしもシリーズ化したら、主人公は何も食べられないどころか、おちおち外も歩けなくなりますよね。

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    2018年01月31日