喜多喜久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ二人は付き合っているのかだの、二人揃っているところを見れば安心できるだの、まるで読者側の疑問や思いを代弁してくれているかのようなキャラがいて、勝手に拍手喝采してました。
今回は温泉旅行に壁ドンまできましたからね。
何処の彼氏彼女かという。
そんな強い絆で結ばれていた筈の二人の間を割るような女性の登場で、すれ違う話も。
オチは安定のオチでしたが、これを乗り越えて二人の絆は更に深まった模様。
ミステリも相変わらず理系成分多くて面白いですが、ラストに潤平くんと同じ能力持ちのライバルキャラも登場。
捕まるのかと思いきや、野放しになってしまったので、今後も絡んできそう。
ますます見逃せないシリーズになっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ結果として続き物になって、けっこう続いているんだけども、主人公の化学者がちょっとずつ変わっていくのがわかる。当然続かなきゃこの変化には意味がないわけだが、何はともかくこの段階では心地よいかも知れない。
前作のときにも書いたんだけども、トリックがどうしても絶対的な物理トリックだから、動機の部分の役割が大きい。そしてそれは場合によっては男女の話になっていくこともあるわけだが、そのあたりが少し微妙かもなぁと思わなくもない。ちょいと安っぽい話題に陥ってるモノもあるようなないような。
コンセプトは好きな作品なのでうまくバランスがとれるといいなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の准教授がどんどんドツボにはまってる感があってよいのか悪いのか(笑)。ただ、このまま続けて行くには、どこかで揺り戻さないと変な距離感になってしまうかも。
全体的にはネタ不足なのかもしれないとも思わなくはない。どこで科学の知識を使った伏線をはるかは重要なんだろうけども、今回はそれがちょっと弱かったというか、科学探偵すげーなっていうか。科学探偵しかわからないってことでいいんだけども、それは場合によっては読者置いてけぼりになりかねない。そのあたりのバランスは伏線次第ってことになるんだろうけど、そこのバランスは読者を選んでしまうんかねぇ。
でも好きな作品シリーズなので、それはそれで(笑)