喜多喜久のレビュー一覧

  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    ネタバレ

    潤平の周辺が物騒になりつつあって、安心して捜査ができない4巻。
    ついに風間先生と同居(というか寧ろ同棲)することになり、物騒な中でも二人の親密度はますます上がってはいるのだが。
    深夜、寝ている潤平の様子を逐一見に行く先生。
    何か色々な意味で心配になってくる。
    (誤解を招くと言われて、潤平の両親への挨拶を遠慮された先生である。そりゃ誤解を招く)

    今回もマンネリ化しそうである死香ネタで「こういうパターンもあるのか!」とびっくりさせられる話があり、面白かった。
    該当するのは最初の事件。
    次から次へ新しいネタを投入してくれるので飽きが来ないのは本当に凄い。
    その分、潤平の食べられる物が減っていくのが

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    2021年08月21日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    主人公の桜庭潤平は、死香に敏感で、食材の香りとして感じることができる。研究者の風間由人とともに、警察の殺人事件等に協力している。風間は、研究一筋だが、事件を簡単に見過ごすことのできない潤平に影響を受け、少しずつ変わってきた。風間のマンションに潤平が一緒に住むことで、さらに潤平の意向を尊重することを重視するようになったのだ。この辺のやり取りが、今回の短編集(3篇)の見どころかもしれない。最後に、潤平の取り込みを狙う月森が少し出てくる。3篇目の黒幕はやはり月森だったのだ。不気味だ。次巻の展開が気になるところだ。

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    2021年08月18日
  • 死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

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    うーん。バディものは好きなんだけどね。もうちょっとさらりとしてる方が好みかなぁ。
    続きも手元にあるから読むけど…。

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    2021年08月14日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    シリーズ第3弾。
    科警研のホームズと呼ばれた切れ者の土屋は大学の准教授となった。
    そこの学生男女2人とシリーズ前作の北上の4人で事件を解決していく短編集。

    学生2人が中心のお話なので、何事も手探りな感じの雰囲気を表現されている。

    科学捜査官になるにはどんな方法があるのかな?
    そんな若者におススメの一冊。

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    2021年08月10日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    ネタバレ

     科学捜査をテーマにする講座が新設され、学生の松山と藤生が選ばれた。科捜研から派遣された北山の指導の元、未解決事件の捜査をする事になり…

     科警研のホームズこと土屋の指摘は勿論だけど、松山の視点も中々で良い人材になりそうです。
     そして、松山の同期の藤生の過去。真相が切なくて、後味はあまり良くなかったです。でも、真相を乗り越えて前へ進めそうでホッとしました。

     他のシリーズに比べて専門知識の説明が高度で、そこが難解ですね。

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    2021年07月23日
  • 科警研のホームズ

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    3.6
    科学捜査と推理を合わせた短編集。いわゆる警察小説とは少し視点が異なるので好き嫌いはありそうだが、結構楽しめた。

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    2021年07月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    ネタバレ

    推理の余地はほぼなく、真相に必要なデータは外部から提供という形で、今回はミステリ風味は薄い。マイセン王国の王子を触媒にして、舞衣と沖野の関係が少し変わるかな、という恋愛テーマの巻。

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    2021年07月15日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    前よりも土屋さんが普通になっていた気がする。

    松山くんと藤生さんの関係性が進展するかと思ったけど、さすがに早すぎたか(笑)
    藤生さんはこの後どうしたのかなぁ。

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    2021年07月11日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    読みやすくて面白い。
    話が進むにつれ、どんどん食べれるものが無くなっていくのでは?という心配をしてしまう。

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    2022年01月28日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    「死香」を食べ物の匂いとして認識する桜庭潤平。潤平の特殊体質に興味を抱く分析学のエキスパート・風間。これまで未解決事件を匂いで嗅ぎ解いてきた二人だが、ある日潤平が特殊な薬品をかけられ嗅覚を失ってしまう。風間は、潤平と同じ能力を持ちながら歪んだ思想をもつ月森の関与を疑うが――。

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    2021年06月15日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    死臭が食材の匂いに感じる潤平と、分析科学のスペシャリストの風間。今回、ホームレス狩りの現場に残る二つの死香、幼女誘拐事件で漂った緑茶の香りを嗅ぎ解く中、二人の住む高セキュリティーのマンションにまたも不審な郵便物が届く。差出人を追う二人が辿り着いた人物とは!?

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    2021年06月15日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    ネタバレ

    王子が来日。何事!?と思った。王子の研究から始まり、スカウト、求婚と振り回されながら同時に進行する入江と袖崎の問題。なんだかんだ、舞衣のポジティブなところにみんなが影響を受けていて良い方向に進んでいくことに好感が持てる。個人的に、国島が出てくる場面は特に読んでいて楽しいのでもっと出てほしい。

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    2021年06月06日
  • 化学探偵Mr.キュリー10

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    このシリーズも遂に10冊目。今回は化学で謎を解く要素はそのままに、より人間模様がフォーカスされてて沖野と舞衣の仲も深まってるの感じた。
    化学詳しくなくても読める化学小説でおすすめ。

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    2021年06月03日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    重厚なミステリーではないが、身近にも起こり得そうな(?)問題を、化学の知識を活用して解決するお話。

    化学探偵という割には、思ったより化学知識は出てこない気もするけれど、短編で読みやすいし、作品通して終始ほのぼのした雰囲気なので、箸休めにちょうどいい。

    2巻は、また長編を読んで疲れた頃に読もうと思う。

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    2021年05月22日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断

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     前作で研究のため海外に行っていたリケジョ探偵が帰ってきた。正式に保険調査会社の相談役として手伝うことになったリケジョこと友永久理子。恋人の江崎誠彦が抱える調査を科学の力で解明していく。
     今回も一見すると特に問題ないように思える案件だが、調査を進めると怪しい影がちらつくものばかり。ただ、それを立証する証拠がないため科学の力で謎に迫っていく。事件に隠れた真相とは。

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    2021年05月16日
  • 化学探偵Mr.キュリー8

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    ネタバレ

    シリーズ第8弾。

    大学化学科准教授と大学庶務課事務員コンビがまたもやメインで謎解きをする短編集。

    前作品には庶務課事務員の登場がほとんどなかったが本作で元々の作風に戻ったわけですが、なんでしょうか・・・
    少々庶務課事務員と准教授とのやり取りはもういいかなと感じるのです・・・。

    といいつつも次回作を待望する。

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    2021年04月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    ネタバレ

    2021/3/26
    すごい面白いわけでもないけどすごく面白くないわけでもないのでたまに思い出して読む。
    先生もまあまあ好みなんだけどねぇ。
    何かが足りないのだ。何だろうねぇ。熱狂しないよねぇ。

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    2021年03月27日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    ネタバレ

    シリーズ第5弾。

    1~4弾登場人物が多めに登場。
    過去の登場人物達はその後どうなったのかな~と気になっていたので思い出しながら楽しめました。

    主人公の2人の距離はやや近づいてきた様子。
    ・・・が、しか~し!
    総務課事務員の鼓動の激しさに疑問をもつ設定はちょっとどうかと思う。 

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    2021年03月24日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    ネタバレ

    シリーズ第4弾。

    大学化学科准教授とその大学庶務課事務員コンビが大学に関わる人達の悩み相談と謎解きをするお話。

    5話からなる短編集。
    前作から気になっていた庶務課事務員の、ややうっとうしい感じが本作ではおとなしくなってますので読みやすくなりました。

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    2021年03月17日
  • 死香探偵 生死の狭間で愛は香る

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    ネタバレ

    シリーズ第4弾。
    3話からなる短編集。

    3話ということもあり1話ずつ短すぎず丁寧な内容となっております。

    死香を感じる主人公と分析科学専門の教授2人がお互いを大切に想う気持ちもだいぶBL風になってまいりましたが、個人的には今のままくらいが読みやすい。

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    2021年03月13日