喜多喜久のレビュー一覧
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シリーズ3作目。
前作から1年。土屋の勤務する東啓大に「科学警察研究講座」と言う寄附講座が新たに開設される。
在籍するのは、大学4年生の学生二人。
オブザーバとして、北上が引き続き登場し、学生と土屋の橋渡しをする。
前作までは研修中の3人がそれぞれの得意分野を活かし、謎を解いていき、ラストだけ土屋投入と言う形を使っていたが、今作からは学生がメインなので、がっつり謎解きと言うより、「事件を実験台に研究をしてます」と言う感じが前面に出ており、事件のトリックを調べているのか、研究の内容を描いているのか、もともと専門用語の多い作品なだけに、線引きが曖昧でトリックに挑んでいるって言う感じが、これまでより -
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シリーズ2作目。
前作で科警研本郷分室での研修期間が半年延長になった北上、伊達、安岡の3名。
分室の設立に乗り気でなかった土屋も、前作のラストで少し乗り気になったかと思ったが、今作のスタートでは元通り。
懇談会での服毒死、山奥のドラム缶の中から見つかった白骨死体など、4編の中編から構成されているが、それぞれの科学的トリックがなかなか面白い。
特に2作目の「溶解したエビデンス」は、この間放送されたガリレオの新作ドラマのトリックに通じるものがあり、両方を比べながら見ると面白さが増す。
1作目ではそれほど目立たなかった3人の得意分野からの事件へのアプローチも明確化されており、もう少し、このシリーズを -
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シリーズ第十弾。シリーズ2回目の長編になります。
マイセン王国の王子が四宮大学に視察にやってきて、
視察後も四宮に残り、沖野の元で研究をする事に。
その対応だけでも大変なのに、王子の母親が残した
言葉の秘密の調査に加え、庶務課に持ち込まれた
学生の問題が逮捕歴のある男のに繋がり、更には
それが国島と沖野の昔の同級生で・・・
同時進行で進むドタバタの中で、沖野と舞衣は、
それぞれに重要な選択を突き付けられるが・・・
王子の密かな目的には、!?ハアァァ(゚〇゚ ;)ァァアア!?と
突っ込みたくなったけれど、沖野と舞衣にとっては
いいきっかけになったような気がします。
前向きに突き進む舞衣も大