プリンセス刑事 弱き者たちの反逆と姫の決意

喜多喜久

ショッピングモールで高齢者を狙う殺人事件が発生。
王位継承権を持つ刑事・白桜院日奈子は、バディを組む先輩刑事芦原直斗とともに、次の犠牲を防ぐことが出来るのか!?
キュートでロイヤルなノンストップミステリーシリーズ第3弾！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 文藝春秋
• 掲載誌・レーベル: 文春文庫
• ページ数: 320ページ
• 電子版発売日: 2021年08月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

プリンセスと刑事の両立について悩みながらも前に進んでいく日奈子殿下がとても好ましかったです。

新型肺炎や一部の日本人の極端思考など、現実世界とリンクする部分があります。

1作目の内容が触れられていて、登場人物が繋がりを持っていましたが、詳細を忘れてしまっていたので再読したいと思います。

後半、急に話が展開している感じがありました。

[ブクログ · ★★★★☆]

テレビで見た軽いどこかのお嬢様刑事とは違い、真剣なプリンセス刑事だった。
専門的なこともよく調べている。
次回があれば読みたいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

新型ウィルス、外国人排斥、脱法ドラッグ。様々な要素を絡めつつ、姫の決意を描いた第3巻です。
このシリーズはドラマ化できそうな気もするけど、民放だと色物扱いにされちゃうかな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

現実とリンクする部分もあってちょっと怖かったな…
1話目(1作目？)に出てきた人も出てきたので、おぉ！？ってなったけど、パワーアップしててそれもある種怖かった。
王族の日奈子様だけど、話が進むにつれていい意味で王族らしさを捨てたりうまく利用できるようになっているような気がする。

[ブクログ · ★★★☆☆]

コロナ禍に絡めた内容だった。確かにマスクしてれば顔バレなく捜査できそう。ありえない職業なので、正装以外にもびっくり設定を期待してしまう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　王族と刑事の両立に悩む日奈子。バディの芦原と共に外国人による殺傷事件の裏に未知の薬物が絡んでいる事を知り…

　王位継承者としての立場と刑事としての立場の中途半端さを兄に指摘された日奈子が出した答えが日奈子らしくて爽快でした。
「事件解決に身分を傘に着せても構わない。」偉そうに聞こえるけれど、信念を持った日奈子が言うと嫌悪感を抱かないのは、人柄がなせる事だと思います。
　巻を重ねる毎に成長する日奈子に期待です。