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Posted by ブクログ
読書録「化学探偵Mr.キュリー9」4
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p42より引用
“「近年はタバコに対する規制が厳しくなっ
ているが、将来的には酒も同じ道をたどるか
もしれない。エチルアルコールには無毒性量
は存在しないと言われている。どんなに少量
であっても、肝臓にダメージを与えてしまう。
社会的な影響が大きいので撤廃は難しいが、
コンビニや自販機で気軽に買うことは難しく
なるだろう。”
目次より抜粋引用
“化学探偵と赦されざる善意
化学探偵と金縛りの恐怖
化学探偵とフィクションの罠
化学探偵と後悔と選択
化学探偵と夢見る彼女”
優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
短編連作ミステリ。
ほんの二時間程度の間に、客が割ってしまっ
た皿やグラスを三界も片付けることになった
居酒屋のアルバイト店員。酒による醜態を目
の当たりにするバイトの中でも、上司との会
話で少し気が軽くなることを感じていた…。
(化学探偵と赦されざる善意)
上記の引用は、酒のトラブルに関する会話
の流れで出た主人公・沖野の台詞。
体に悪い物ほど、口に美味しかったり、その
時だけでも気分が良くなったりするので、全
く無くしてしまうのは難しいかもしれません。
実際に酒を禁じた場合の政治的・社会的な失
敗は、禁酒法時代という実例もありますしね。
しかし、毒で気が狂っていなければ前に進ま
ない世の中というのも、文字にすると何とも
言えないおかしさです。
沖野と七瀬の腐れ縁も二年以上たっている
そうで、どこまでも良いコンビという二人の
まま進むようです。ラブコメ感を期待するファ
ンには物足りないかもしれませんが。
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