喜多喜久のレビュー一覧
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ネタバレ今度はそうきたか!
科警研分室の3人のその後が語られるかと思ったら、今度は東啓大学に新たに開設された「科学警察研究講座」の大学生2人のお話。
土屋准教授は相変わらずのマイペースぶりで、なんと、北上さんが学生の指導を。
北上さん、成長したねーなんて気持ちになりつつ。
代金を箪笥預金していた老人宅の強盗の行方
「悲劇を招くアヴォケイション」
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金貸の老人は何処でどうやってヒ素を取り込んだのか「隠匿されたデッドリー・ポイズン」
公園で絞殺死体で発見された少年を殺した犯人とは「絞殺のサイコロジー」
海外ドラマの影響で何となく -
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シリーズ3作目。
前作から1年。土屋の勤務する東啓大に「科学警察研究講座」と言う寄附講座が新たに開設される。
在籍するのは、大学4年生の学生二人。
オブザーバとして、北上が引き続き登場し、学生と土屋の橋渡しをする。
前作までは研修中の3人がそれぞれの得意分野を活かし、謎を解いていき、ラストだけ土屋投入と言う形を使っていたが、今作からは学生がメインなので、がっつり謎解きと言うより、「事件を実験台に研究をしてます」と言う感じが前面に出ており、事件のトリックを調べているのか、研究の内容を描いているのか、もともと専門用語の多い作品なだけに、線引きが曖昧でトリックに挑んでいるって言う感じが、これまでより