喜多喜久のレビュー一覧

  • 化学探偵Mr.キュリー3

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    体調不良を引き起こす呪いの藁人形、深夜の研究室に現れる不審なガスマスク男、食べた者が意識を失う魅惑の“毒”鍋。次々起こる事件を、Mr.キュリーこと沖野春彦と庶務課の七瀬舞衣が解き明かすーが、今回沖野の前に、かつて同じ研究室で学び、袂を分かった因縁のライバル・氷上が現れた。彼は舞衣に対し、沖野より早く事件を解決してやると宣言し!?

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    2018年05月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    大学で暗躍する『互助組合』の謎。反応を掻き混ぜる以外に使い道のない“スターラー盗難事件”。切断された銅像と雪の上の足跡。そして今回、Mr.キュリーこと沖野春彦がなんと被害者に!?この事件の謎に立ち向かうのは、イケメン俳優にして「春ちゃんラブ」の美間坂剣也。沖野リスペクトによる化学的知識を駆使して新たな名探偵となれるのか!?

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    2018年05月28日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ

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    保険調査員の仕事は、保険会社から支払われる保険金に関して、被保険者側に問題がないか調査・報告すること。しかし、江崎に回ってくるのは、大学教授の密室での突然死をはじめとした不審死ばかり。その死は果たして自殺か事故か、殺人かー。そんなとき、江崎は意中の研究者・友永久理子に相談を持ちかける。恋人より研究優先の熱血“理系女子”探偵が、化学を駆使し不審死の謎に迫る!

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    2018年05月27日
  • 2030年の旅

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    2030年の世界を描いても、作家さんによってこんなに違うものなのか。面白かった。
    2作目の、あの展開はびっくり。
    小路さんのは、あの作品の続編?その後、というとだよね。こういう設定、嬉しくなる。

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    2018年04月08日
  • 2030年の旅

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    SFアンソロジー。2030年がどのような世界になっているか、それぞれの作家が自由に描いているけれど、だいたい同じような進化過程を辿っているのが面白い。予想がつく近未来だからでしょうか。個人でお喋りする小型AIロボットを携帯しているのが羨ましいです。小鳥型とかトカゲ型とか、はたまたコガネムシ型など。欲しい。トカゲいいな。『狼と香辛料』(アニメ視聴済)の支倉凍砂さん初読みでしたが面白い。ラストの坂口恭平氏のエッセイはどうしても文体が合わず放棄しました。

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    2018年04月04日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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     化学をあつかった雰囲気を知りたいという願いは、かなえられている。もう少し、探偵役の先生の個性が際立っていたほうが楽しいのでは。

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    2018年03月19日
  • 2030年の旅

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    山内マリコさん目当てで手に取りました。
    東京オリンピックから10年後の世界。きっとあっという間に訪れるんだろうなー…
    中身はちょっと期待はずれ。

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    2018年03月14日
  • 化学探偵Mr.キュリー7

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    こんなに続くとは思ってもみなかったし、
    読み続けるとも思ってなかった。
    「みゅーたん」
    「猫柳」
    「美間坂剣也」
    「氷上一司」はすぐに思い出せたんですが、
    「国島聖也」
    「仁川慎司」は誰だって感じでしたが、読めばすぐに思い出せた!
    案外覚えてたわ!
    と、
    脇役が活躍することで、
    主人公「沖野春彦」や「七瀬舞衣」が浮きだつ。
    これ、
    ミレニアムでの「リスベット・サランデル」と同じ表現!
    つか、
    「沖野春彦」は0話と7話で主人公張ってますけどね。


    第0話・夜の虹
    月曜日の友達ならぬ、
    日曜日の彼女ですな!
    月曜日の友達もそのうち感想書くお。
    つか、
    悪魔の証明っていうのね。
    その、
    話自体は知

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    2018年03月04日
  • 化学探偵Mr.キュリー4

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    沖野先生のキャラクターにトゲが無くなってきたことが却ってストーリーを展開しやすくなったのか、以前より楽しい作品になってきた印象。ただし、化学探偵というタイトルの持つ個性は益々薄れてきており、単なる学園ものになっているかな。

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    2018年02月25日
  • 2030年の旅

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    「2030年」をテーマにしたアンソロジー。オススメは瀬名秀明と坂口恭平。

    恩田陸/小路幸也/支倉凍砂/ 山内マリコ/宗田理/喜多喜久。

    宗田氏は2018年で80歳。

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    2018年01月05日
  • 化学探偵Mr.キュリー3

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    ついに沖野先生の過去が垣間見える。その過去の事件と重ね合わせて主人公を慈雲から引き離そうとするが…いかんせん不器用なので穏便にはならず、やや拗れた。
    一冊丸ごと使って拗れなくてよかったと思う。

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    2017年12月10日
  • 研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者

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    世間を騒がせた某論文捏造問題をモチーフにした化学ミステリー。
    喜多氏の作品は流行りのパターンを踏襲する売れ筋狙いが大半ですが、今回はバチスタシリーズを模したようですね。
    ただ、専門分野である化学の知識を上手く織り込んでいたので、いつもよりは楽しめたかも。

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    2017年12月02日
  • 2030年の旅

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    【収録作品】「逍遙」恩田陸/「144C」瀬名秀明/「里帰りはUFOで」小路幸也/「AI情表現」支倉凍砂/「五十歳」山内マリコ/「神さまがやってきた」宗田理/「革命のメソッド-2030年のMr.キュリー」喜多喜久/「自殺者ゼロの国」(エッセイ)坂口恭平
     喜多喜久の作品以外は、「小説BOC2」2016年7月(中央公論新社刊)初出とのこと。

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    2017年11月21日
  • 化学探偵Mr.キュリー6

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    飛び級天才留学生を中心とする長編。迷子気質のうえ日本語が全く話せないとはいえ、大学職員が毎日送り迎えすることに違和感。しかも秘密をもったいぶりすぎて、わかったときに拍子抜け。沖野先生がだんだん普通のいい人になりつつあるのがある意味心配。

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    2017年11月16日
  • 化学探偵Mr.キュリー2

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    沖野先生以外に人の話を聞いてくれる人がいない。
    美馬坂と沖野の恋愛は、美馬坂が沖野をちゃんと人と尊重しないで、自分の想いを押し付けているだけなので、気持ち悪く思う。
    気持ちの押しつけは恋愛でなく、独りよがりなのでは?

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    2017年10月22日
  • ラブ・ケミストリー

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    ダイアローグの「私」は誰かなーと思いながら読み進めたら、まさかそうきたか!という着地でした。

    東大近郊を思い浮かべながら読むと、理系院生の日常がリアルで面白い?(こんな能力のある人は居ないでしょうが…)

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    2017年09月27日
  • リケコイ。

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    ‹内容紹介より›
    恋愛経験ゼロ。冴えない理系大学院生の森は、ある日突然恋に落ちた。相手は、卒業研究をするためにきた、黒髪メガネの年下リケジョ・羽生さん。ところが、好みド直球な彼女にはある重大な秘密が!妄想と現実に身もだえながら、あの手この手でアプローチを仕掛けるが、ひたすら空回り。それでもあきらめきれない……。どこまでも不器用で、思わず応援したくなる、歯がゆさ満載の青春ストーリー!

    ーーーー
    主人公の森さんの「恋愛偏差値」が低いところなど、昔の自分を見ているようで、少し痛々しく感じました。
    今となっては、読んでいて、「森くん、ちがうよ、こっちの人は君に気があるよ」と思えますが、たしかに恋愛経

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    2017年09月05日
  • リケジョ探偵の謎解きラボ

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    保険調査員?というなかなか珍しい視点でのミステリーで、面白かった。また、いつもの如くストーリーは読みやすくて良かった。しかし、謎解きがイマイチ「おおっ!」と度肝を抜かされるようなものではなかったように思われる。

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    2017年08月20日
  • 化学探偵Mr.キュリー5

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    ◎全体通してあま~い事件。大学生だから恋愛モノ多し
    四宮大学で起こる様々な事件を、化学の視点から解決してしまおう、というMr.キュリーシリーズの第5弾。今回も5編の短編集。
    ・化学探偵と無上の甘味
    2つの化学サークルの合併が決裂し、化学対決をすることに。お題は「最も甘い水」を作ること。教員の初島が関わったサークルの優勝に恐れをなしたもう片方は、驚きの成分を用いようとして…。帯のアオリ文にもあり、比較的ポピュラーな「ニトログリセリン」が登場。しかしそれを見破るキュリーは、代替案の甘いものを彼らに提案!その正体とは?
    ・化学探偵と痩躯の代償
    舞衣と同じ町に住んでいた朝香は学生時代から比べ激太り。健

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    2017年07月18日
  • リケコイ。

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    いつもの理系ミステリの感じで読んだら、理系男子のイタい恋愛事情の話だった。何かに似てるけど思い出せない。面白い小説とは思わないけど、こんな人達いるだろうな、とは思う。

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    2017年07月13日