喜多喜久のレビュー一覧
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ネタバレ3
1人の難病患者のために、病の原因を突き止め命をつなぐ創薬探偵。患者や状況等の調査担当薬師寺千佳と、構造を見ただけで全合成ルートが分かる合成者遠藤宗史の2人体勢。URT超希少疾患特別治療なる架空の制度のもと、創薬に挑む。(ウルトラ)オーファンドラッグ制度もあるが、面白い設定。病気の原因を犯人・創薬するのを探偵と呼び、ビトロ試験から人体へあたりの人体実験感が気になってしまうからか、会話の感動感が薄い。iPS細胞も出てきて創薬の進め方が出てくるあたりは面白い。姉の婚約者である遠藤に対する千佳の想いの行方も気になる所。
URTについて、実質的な人体実験ではないかという批判。費用は全て患者負担で高 -
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それなりに手の込んだ設定(構成)、の割に、人間関係描写がだいぶ限定的だったり、ちょっとアレげなキャラ設定(幼い頃に妹を過失で亡くした高坂の、妹への思慕ともロリコンとも表現しにくい行動諸々とか)に読者がどこまで心惹かれながら読み続けられるか?みたいなところだったり、そういうモノが後半に行くにつれてズシンと突きつけられてお、おう…的な気持ちになるのにキャラクター達は変なところでポジティブな台詞をポンポン繰り出して〆に向かって来るという。
ミステリとしての構造を理解できても読後感のスッキリさは(作者が意図的にポジティブでハートフルな空気を出そうとしてるのが空回りして)うーん?だった。 -
Posted by ブクログ
科学警察研修所の分室が舞台の小説。
三人の研修生が実に個性的。
化学オタク(っぽい)北上は、最初は人と関わるのは面倒くさいなーと思うタイプで、他人とは距離をとりつつ、興味のある化学捜査に没頭するタイプ。
データ処理が専門の伊達は、プレゼンが上手でリーダーシップがある熱血系。最初はマウントをとるタイプでうざいなと思ったけれど、研究から逃げて科捜研に入った過去を話すあたり(後半だけど)で、ちゃんと傷を抱えて努力している事が判明。
紅一点の愛美は、分子生物学を学んでいた人物で、DNAとか、血液の分析とかが得意。我が道を強引に突き進むタイプだけれど、それは病気の家族のためだったりする。
そんなバ -
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ネタバレ潤平くんの空気を読む能力というか、どう波風立てず人を動かすか、そういった能力がまた一段と上がってきた気がする。
その分、食べられなくなっている食品も増えてきているけれど。
それを補う勢いで風間先生との絆が深まり続けているけれども。
いや、あのいちゃつきっぷりは誤解も招く。
二人の仲の良さも一段どころか何段跳びでも上がってきているぞ。
もう好きにいちゃつけ(諦めた)
今回は情報が多すぎて、逆に匂いでは犯人を絞り込めないという新しいパターンが楽しかった。
また嗅覚を封じられるという危機的状況にもびっくり。
幸い今回は一過性で済んだけれど、ライバルがライバルだけに油断できない。
このライバルがま