喜多喜久のレビュー一覧

  • 全能のカミナ

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    うーん、微妙。落雷によって全能の力を授かった女性が主題なんですが、この全能の正体がよくわからない。物語もビラを配って悩み事を募集してみたり、Youtubeに動画を公開してみたりと迷走する。中盤以降は連続殺人にフォーカスが当たっていきますが、それと全能の力の関連もよくわからない。結局最後までモヤァっとして終わる。
    異能ファンタジーでもないし、ミステリーとしても微妙。漂着点がわからないまま進んで、結局漂流したまま終わった感じです。

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    2025年07月24日
  • 科警研のホームズ

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    ネタバレ

    前シリーズを読んでいないので、土屋さんの活躍ぶりは分かりませんが、3人の研修生とのか関わりを通じて心境に変化が表れたところは人間味を感じた。
    今まで読んできたミステリーと違って科学捜査で犯人を見つけ出すのは新鮮で面白かった。

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    2025年07月20日
  • 死香探偵 哀しき死たちは儚く香る

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    「死香」をもとに事件を追って解決していくってすごいのだけど、どうしても潤平が哀れでならない。食べられる物が限られてきたり、その特殊な才能のために襲われたり。風間先生が絶対なんとかしてくれるとはいえ、哀れ。

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    2025年06月19日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    ネタバレ

    科警研シリーズ第二弾。
    研修の延長が決まった三人は特殊な事件の捜査を引き続き行うことに。

    前回よりも更に専門用語とか知識が無いと分からないトリックだなーって感じ。
    その割になんだかサラッと終わる印象。

    安岡さんがキャラ設定の都合上、若干空気読まずに室長にバチバチになってたな。
    3人ともチームとして洗練されていってて良かった。

    最後の話はなんとも言えない終わり。宇佐美のその事とか教団側の深掘りが全然無いから気になる。

    最終的に分かってたけど科警研、再結成の未来がありそうで良かった。
    室長が良くも悪くも人の事を意識して前に進んでいけてるから雨降って地固まる。

    というか第三弾でてる?っぽい

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    2025年06月13日
  • 二重螺旋の誘拐

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    ネタバレ

    誘拐事件を巡る作品で、誘拐した女の子がさらに誘拐された、と誤読するように構成された作品と最後に気がつくのだが、だからどうしたと思ってしまう自分には向いていない作品なんだろうなと思った。

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    2025年05月29日
  • 科警研のホームズ

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    ネタバレ

    科警研に研修に来た三人とやる気のない室長が難事件を調査する短編集。

    探偵物や警察ともまた違う視点や調査方法で真相に近づいていくのは面白かった。
    専門的な話や単語が多いけど雰囲気でいける。サラッと読めるのも良い。

    三人組も得意分野が違ってて熱量もそれぞれ。割と早い段階で協力し合うから安心して読めた。

    謎解きというか解決シーンはあっさり。
    犯人自体が先にわかってたり、容疑者が少なかったりだからフーダニット求めてる人には向かない。

    科学捜査って地道な実験の積み重ねなんだなと思ったり。

    続編あるっぽい?ので読もうかなー。

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    2025年05月27日
  • 科警研のホームズ

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    科警研分室で、やる気のない室長と、やる気と野心満々の研修生3人の物語!
    室長の土屋がやる気のないはずなのに、
    さりげなくアドバイスするところが良かった!
    4つの短編だから、読みやすかった!

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    2025年05月16日
  • 科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

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    科警研のホームズ シリーズ第2弾。
    こちらも短編4話。
    研修生が3人で一生懸命探した手がかりが集まった所で
    土屋がポーンと解決するという絶妙なコンビネーションが
    面白かった!

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    2025年05月16日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    科警研のホームズ シリーズ第3弾。
    こちらも短編4話。
    登場人物がガラリと変わったのには驚きがありました!
    舞台も大学がメインとなり、かなり読みやすかったです!

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    2025年05月16日
  • ラブ・ケミストリー

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    東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了

    著者は今後も、〝日本でただひとりの有機化学小説家〟

    大好評、第9回『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞作。「前代未聞空前絶後の有機化学ラブコメ。いやもう爆笑です」大森望(翻訳家・書評家)はじめ、「見事にだまされた! 」「爽やか青春物! 」「爽やか恋愛物語」など読者の声続々! 待望の文庫化です。有機化学を専攻する大学院生・藤村桂一郎は、化学化合物の合成ルートを瞬時に見つけることができる理系男子。しかし研究室の新人秘書に初めて恋をしたとたん、その能力を失ってしまう。そんな彼のもとに、カロンと名乗る死神が「あなたの望みを叶えてあげる」と突如現われて……

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    2025年05月14日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    暇つぶし程度にはちょうどいいかな。

    大学の庶務課に配属された新人職員の舞衣がいろいろな問題に巻き込まれ、化学の助教の沖野の助言によって解決していく内容。

    埋蔵金騒動、ホメオパシー詐欺、人体発火現象、同棲問題、アイドル冤罪などなど。

    各章、化学の知識や力が発揮されるのは最後の方のちょろっとという感じ。

    2作品目にも手が伸びるかどうか悩む作品

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    2025年04月28日
  • 化学探偵Mr.キュリー9

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    このシリーズは本家?ガリレオシリーズの向こうをはらずにこれくらいのライトな短編が合っていると思います。
    物理より化学の方が軽い謎を作りやすそうだし。

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    2025年03月15日
  • 化学探偵Mr.キュリー

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    化学探偵とタイトルから勝手に殺人事件などの事件を化学の力を用いて解決していくかと思ったのですが(科捜研的な)、大学内の不思議な謎を解くといった日常の謎寄りのお話だった。

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    2025年03月06日
  • ラブ・ケミストリー

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    どことなくぼく明日っぽいなーって思うけど美綾の気持ちが蔑ろになりすぎててちょっとかわいそうだった。章ごとに違う登場人物の視点からストーリー進めてたら印象も変わってたかも。

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    2025年02月21日
  • 動機探偵

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    この研究って誰がお金出しているんだろう?この助手は大学に雇われているのではなく、名村准教授に個人的に雇われているのか?
    など、本筋と関係ないところが気になってしょうがないけど、小説はあくまでフィクションの世界として素直に楽しんだ方が良いのかなと思った。
    人が理不尽に思われる行動をした時、本当はどんなことを思っていたのか?
    野次馬根性が過ぎるというか、放っといてくれとちょっと思ったりした。

    でもAIのミライは実在したら話してみたいと思った。
    感情のない人って実際いるのか?この名村准教授こそAIみたい。

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    2025年01月18日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    主人公の能力は凄いけど、元々あったものでもなくて特殊清掃という仕事をする中でなってしまったものだし、食事も食べられないものも出てくるしとても大変だと思う。
    早く解明して治してほしいけど、それだと物語が続かないからなぁ笑

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    2024年12月26日
  • 二重螺旋の誘拐

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    本作の評価はいつもより少し辛めです。
    というか、本作のキモになるのが叙述トリックなんだろうと思うのですが、パッと分かりにくいところがあり、10秒くらい考えてようやく『なるほど、そういうことね』と腑に落ちる感じでした。
    まあ、読む側の能力不足の問題なんでしょうが。。。
    ということで、評価はちょっと辛めの星3つにしました。

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    2024年12月22日
  • 死香探偵 尊き死たちは気高く香る

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    死体の匂いが食べ物に感じる主人公 そこから犯人を当てるという設定、その他のキャラクター設定自体は良かったが、一つ一つの事件の掘り下げが少なくイマイチスッキリしない感じ。
    あとは死体の匂い⇦ ⇨食べ物の匂い になるから食べられないものが増えてるということだが、本職の特殊清掃の現場で様々な臭いを嗅いでいるはずでそれらはどうなったんだろう?食べられないものめちゃくちゃあるはずでは?と思ってしまった。

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    2024年11月15日
  • 科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

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    東啓大学理学部に新たに開設された寄附講座『科学警察研究講座』。
    科学捜査に関するテーマを扱うというその講座に配属された松山悠汰は、科捜研から派遣されてきた研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わることにーー。
    シリーズ3作目。面白かったです!

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    2024年10月21日
  • リケコイ。

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    喜多喜久さん著『リケコイ。』の感想と概要になります。

    概要です。
    とある理系の大学院で研究に没頭する「ほぼ童貞」の森くんは、他校から研修実習で来た大学四年生のメガネっ娘に恋心を抱く。恋愛も夜の営みも経験値は乏しく、ただメディアで知識だけが蓄積された森くんはメガネっ娘を相手に「普通」を意識する。はたして森くんの恋愛の研究結果は如何に?

    感想です。
    人様の恋愛遍歴を一冊にまとめたドキュメンタリー風な作品で、一応は同じ理系男子の枠である私にも共感出来るところは多かったです。ただ森くんの強引ing My Wayに若干引くところもありました。十人十色ではありますが、恋愛って難しいですね。

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    2024年09月04日