大門剛明のレビュー一覧

  • 神都の証人

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    昭和の終戦間際から令和までを時代背景とする壮大なリーガルミステリー。冤罪を立証しようと奔走する熱い信念を持った複数の人物の視点で物語が進行して行きます。ご都合主義的に場面転換して行くため、今一つ物語に没入出来ませんでした。

    作中には描かれていませんが、全てが解明された後の人間模様が気になります。

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    2026年01月20日
  • 神都の証人

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     「迷っているなら自分に問いかけてみるといい。君にとってその信念は志し半ばで諦める程度のものなのか、命を懸けるべきものかどうか。もし、後者なら、時を間違えるな。常に機を探れ。」

    「正義は刃です。その刃で利を得る者と傷つけられる者が出てくる。正義の価値とは、それを振りかざすことで傷つく者への考慮なくしてはあり得ません。その犠牲はどうしても必要なのか。どんなに憎い相手であろうと、切り捨てて終わりでは話しにならない。」

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    2026年01月18日
  • 両刃の斧

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    ネタバレ

    神都の証人を読むまで、大門さんを認識できてなかったので何冊か読んでみることに。本作はいかにもドラマの原作になりそうだと思ってたら、既にドラマになってた。二人の娘の1人は殺され、1人は白血病で亡くなり、その闇を抱えたまま体調が悪化する妻に病で死に行く状況で夫にも言えなかった秘密があるというやりきれない話だった。このラストあるゆえか、途中どんでんの音が何度か聞こえるが、真相にたどり着くための無理筋ご都合っぽいネタであってもつい騙されてしまいそう。小説としてはよくまとまっているが、たくさん読むと厭きるかな?

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    2026年01月13日
  • 神都の証人

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    500ページを超えるリーガルミステリー。長編は嫌いではないものの、本作はさすがに色々な意味で「長い」と感じた。一つの事件の再審請求が昭和18年から令和に至るまで続き、その間に弁護士までもが世代交代していく。冤罪を晴らすために、これほどの年月が必要なのかと、制度の重さを痛感させられる。
    物語は終盤にかけて二転三転し、ラストは予想外で強い印象を残した。読み終えて、あらためて冤罪のない社会であってほしいと、強く願わずにはいられなかった。

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    2026年01月13日
  • 神都の証人

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    無実の罪を着せられた末に死刑が執行されるという、現実世界では「起きていない」はずの出来事を描くのは、いくら小説とはいえ勇気のいることだと思う。著者は冤罪をテーマにした作品を数多く発表しているそうだが、もうこの志だけで評価したくなる。
    昭和から令和にかけての約80年にわたる物語をこの程度の長さで収め、かつリーダビリティの高い読み物としてまとめ上げているのはまさしくプロの技といった趣だ。

    しかしながら本作には看過できない問題があり、墓から頭部を掘り出して持ち運ぶとか、息子の事件を隠ぺいするために無人島に島流しするとか、葬儀場に忍び込んで奥歯を盗むとか、さすがにそれはあり得ないでしょといった感じで

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    2026年01月10日
  • 神都の証人

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    結構重厚に進んでいくが、終盤の展開が呆気なくも転々とする。その上、子供がこんなことするかできるかの違和感が数々。

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    2026年01月10日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    まずは犯人がおじいさん、お父さんだったのか。

    そして司法試験に受かった人が多くてびっくりした。

    でもタツが殺される辺りまでは想像できていましたので、ストーリーはある程度予想通りでした。が、最後の歯が予想の範疇を越えましたが。

    歯をすり替えるって無理があり過ぎでは?

    でもこの本は「無実を証明する」ことが主眼であって犯人が誰かは警察の仕事だよ。そこは求めちゃいけないよ。って言っている気がする。テレビの見過ぎかな...

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    2025年12月27日
  • 神都の証人

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    冤罪で死刑囚となってしまった男の再審無罪を勝ち取ろうとする人たちの戦いを、戦中昭和から令和までの大きな時間スケールで描いたリーガルミステリでとても読み応えがありました。受け継がれる法曹界の矜持や執念には読んでいて何度胸を熱くされたでしょう。だからこそ、第三部の視点登場人物の序盤の熱量はトーンダウンさせず、継続したまま一気に突き進んで欲しかった。

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    2025年12月20日
  • 完全無罪

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    ネタバレ

    弁護士であり、子供の頃誘拐事件に巻き込まれたことのある松岡さんが、自分のトラウマである誘拐事件の容疑者と向き合い、21年前の真相に迫るお話。

    事件を起こしたであろう一人を野放しにして、これから起こり得るかもしれない重大事件を考慮しないのもどうかと思うが、過剰にそれを信じ込むと冤罪(罪なき人を傷つける)可能性があることを知り、刑事の被疑者に対する向き合い方の難しさを感じた。

    冤罪であった人が無罪と分かるが、大事な家族を殺されたことを根に持ち、復讐を実行する気持ちはとても理解できるが、その人に救いがあまりないのが悲しく感じた。また、犯人が意外な人で、内心……

    とても作り込まれた素晴らしい作品

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    2025年10月06日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    東野圭吾を読み慣れているせいか、どうやら私の目が肥えすぎているらしい。
    ということで、全体的な評価は3ということで。

    堂上瞬一「手口」
    長岡弘樹「裏庭のある交番」
    今野 敏「ニンジャ」
    は、なかなかよかった。

    あ、6人中3人の作品がよかったってことで、星3なのか(笑)
    なるほど。

    ちなみに、堂上瞬一作品は以前に読んだことがあることも付記しておく。

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    2025年10月01日
  • 正義の天秤

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    登場人物が多く、それに事件が絡んでくるので、混乱するところもありますが、一つ一つの裁判が短編なので、サラッと読みやすいです。

    まだ、2巻3巻と続くようですので、今回は人物の自己紹介的なお話ですね。
    弁護士さんも、刑事のようなことするんだな~と、刑事物読んでいる気分になりました。

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    2025年07月28日
  • 婚活探偵

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    まさか大門さんの書いた本で笑ってしまうとは(笑)
    でも納得いかないところもいくつかあるので、評価に困る。

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    2025年07月20日
  • 雪冤

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    死刑制度や冤罪について考える機会を与えてくれた一冊。死刑制度の存廃は国民的な議論にするべきとは思うが、議論できる前提まで国民の知識や知見が成熟しない限り、簡単に結論は出すべきでないと思う。

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    2025年06月08日
  • 婚活探偵

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    ほのぼの読めてよかった。
    婚活やってみたかったかも。
    しかしドラマは向井理って、
    イメージ違いすぎやろ…

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    2025年06月08日
  • 雪冤

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    題材は非常に興味深いんだけど・・・人が語りすぎるっていうか お芝居の台本みたいっていうか   う~~ん もうチョット読者の分も残しておいて欲しかったかな

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    2025年02月13日
  • 鍵師ギドウ

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    短編連作?
    6章からなる物語。
    鍵の専門用語が多くて、正直よくわからない。
    鍵って難しいのねって思う次第(笑)

    飛び降り自殺を図った孔太。通りかかった心晴に助けられ、そのまま、鍵師の多聞の見習いとして、鍵屋の野村十六堂に住み込みで働くことになります。
    多聞が開けるものは鍵だけではなく、事件そのものの謎も解き明かしていくという展開。

    そして、最強の錠前を開錠した「鍵師ギドウ」の存在。
    警察や多聞、孔太、心晴はそのギドウを追います。

    ギドウは誰なのか?

    最後の最後で明かされるギドウの正体には驚き!
    なるほど、そう来たかっていう感じで、爽快でした。

    途中、様々な謎も含めて解き明かしていく展

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    2025年01月05日
  • 婚活探偵

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    探偵小説というよりは婚活小説といった方がいい内容だった。探偵としては有能ともいえる黒崎だけれど自分の婚活はポンコツでそのギャップが面白い。ドラマ化されて向井理が主演ということでどう演じてるのか見てみたい。この作品はドラマの方が面白いかもとも思える。

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    2024年12月28日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察アンソロジー。

    初っ端から微妙な気持ちにさせてくれる話。
    その次も…な状態で、この方向の話ばかりかと
    疑ってしまいましたが、大丈夫でした。

    色々な警察、色々な容疑者。
    読みごたえはありましたが、1話目と2話目
    順番別にしてくれていると、ありがたかったです。

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    2024年09月10日
  • 罪火

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     犯罪の加害者と被害者は分かりあうことはできるのか。ある意味で司法の永遠のテーマでもある犯罪加害者被害者支援を描く社会派ミステリー。
     一般的には、罪科や罪過と書くことが多いが、本作では罪火となっている。造語だが、この言葉の意味はラストまで読んでいくとわかる。
     罪の赦しとは何だろうか。加害者の反省とは何をもって判断するのか。被害者遺族の感情がおさまればそれでいいのか。このような問いには正解など存在しないのだろうが、そうしたことを考えるきっかけにもなる作品であるように思う。

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    2024年06月10日
  • 不協和音 3 刑事の信念、検事の矜持

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    シリーズ第三弾!
    いよいよ、父親の過去の冤罪事件の真相が明らかに。
    そして、反目しあっていた兄弟も理解しあって、真相にたどり着きます。

    ■メデューサの証言
    子供がみた放火犯の特徴。逮捕された男と一致するが...
    結果不起訴に.

    ここから、父親の事件に関連する人たちが出てきます。

    ■足跡
    老人宅からの財布の窃盗未遂事件。
    疑われるヘルパー。
    そしてそこから、父親の事件にも関連が..

    こちらの事件よりも徐々に父親の事件に重心が移っていきます。

    ■かすり傷
    主婦の車の自損事故。しかし、そのブレーキホースは人為的に切断。誰が切ったのか?
    そこにはDVで別居している夫なのか?

    真相は意外でし

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    2024年06月01日