大門剛明のレビュー一覧

  • 完全無罪

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    ネタバレ

    刑事訴訟法をベースに、女子児童強姦殺人容疑で無期懲役となった男の再審決定・無罪を巡る弁護士女性の葛藤の物語。実は弁護士女性の生い立ちと本件が深く関連するなど、ドラマ的な設定はまあしょうがないが、まずは面白かった。大手弁護士事務所の上司・政争等の問題は突っ込みどころ満載だけどそれは置いといて、再審無罪となった人間が実は同種の別の殺人をしていたかどうかが最後の方まで上手に引っ張られるので、ペイジターナーとなってしまう。分量的にもすぐ読めるので、まさに2時間ドラマを堪能した気分だけど、まあそれだけかな。

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    2026年02月27日
  • 雪冤

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    死刑制度や冤罪事件について大いに考えさせられたが、そのような事を抜きにしても大変面白いミステリーだった。全く予想できない、最後まで切ないストーリー。

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    2026年02月20日
  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    ドラマにもなったようで(観てない)、俳優さんをイメージして読んだ。真佐人、冷たいようで優しいカッコいい。2〜3も楽しみ。

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    2026年01月24日
  • 両刃の斧

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    ネタバレ

    神都の証人を読むまで、大門さんを認識できてなかったので何冊か読んでみることに。本作はいかにもドラマの原作になりそうだと思ってたら、既にドラマになってた。二人の娘の1人は殺され、1人は白血病で亡くなり、その闇を抱えたまま体調が悪化する妻に病で死に行く状況で夫にも言えなかった秘密があるというやりきれない話だった。このラストあるゆえか、途中どんでんの音が何度か聞こえるが、真相にたどり着くための無理筋ご都合っぽいネタであってもつい騙されてしまいそう。小説としてはよくまとまっているが、たくさん読むと厭きるかな?

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    2026年01月13日
  • 完全無罪

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    ネタバレ

    弁護士であり、子供の頃誘拐事件に巻き込まれたことのある松岡さんが、自分のトラウマである誘拐事件の容疑者と向き合い、21年前の真相に迫るお話。

    事件を起こしたであろう一人を野放しにして、これから起こり得るかもしれない重大事件を考慮しないのもどうかと思うが、過剰にそれを信じ込むと冤罪(罪なき人を傷つける)可能性があることを知り、刑事の被疑者に対する向き合い方の難しさを感じた。

    冤罪であった人が無罪と分かるが、大事な家族を殺されたことを根に持ち、復讐を実行する気持ちはとても理解できるが、その人に救いがあまりないのが悲しく感じた。また、犯人が意外な人で、内心……

    とても作り込まれた素晴らしい作品ではあるが、個人的な好みから☆3にしました。

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    2025年10月06日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    東野圭吾を読み慣れているせいか、どうやら私の目が肥えすぎているらしい。
    ということで、全体的な評価は3ということで。

    堂上瞬一「手口」
    長岡弘樹「裏庭のある交番」
    今野 敏「ニンジャ」
    は、なかなかよかった。

    あ、6人中3人の作品がよかったってことで、星3なのか(笑)
    なるほど。

    ちなみに、堂上瞬一作品は以前に読んだことがあることも付記しておく。

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    2025年10月01日
  • 正義の天秤

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    登場人物が多く、それに事件が絡んでくるので、混乱するところもありますが、一つ一つの裁判が短編なので、サラッと読みやすいです。

    まだ、2巻3巻と続くようですので、今回は人物の自己紹介的なお話ですね。
    弁護士さんも、刑事のようなことするんだな~と、刑事物読んでいる気分になりました。

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    2025年07月28日
  • 婚活探偵

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    まさか大門さんの書いた本で笑ってしまうとは(笑)
    でも納得いかないところもいくつかあるので、評価に困る。

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    2025年07月20日
  • 雪冤

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    死刑制度や冤罪について考える機会を与えてくれた一冊。死刑制度の存廃は国民的な議論にするべきとは思うが、議論できる前提まで国民の知識や知見が成熟しない限り、簡単に結論は出すべきでないと思う。

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    2025年06月08日
  • 婚活探偵

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    ほのぼの読めてよかった。
    婚活やってみたかったかも。
    しかしドラマは向井理って、
    イメージ違いすぎやろ…

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    2025年06月08日
  • 雪冤

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    題材は非常に興味深いんだけど・・・人が語りすぎるっていうか お芝居の台本みたいっていうか   う~~ん もうチョット読者の分も残しておいて欲しかったかな

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    2025年02月13日
  • 雪冤

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    中盤でまさかの展開があって、結構衝撃だった。

    とても良かったのだが、最後の最後で複雑さが増した。あの人とあの人の行動にはちょっと違和感がある。そこまでする?と感じてしまった。

    JAMの歌詞出てきて、おぉってなった。

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    2025年01月16日
  • 鍵師ギドウ

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    短編連作?
    6章からなる物語。
    鍵の専門用語が多くて、正直よくわからない。
    鍵って難しいのねって思う次第(笑)

    飛び降り自殺を図った孔太。通りかかった心晴に助けられ、そのまま、鍵師の多聞の見習いとして、鍵屋の野村十六堂に住み込みで働くことになります。
    多聞が開けるものは鍵だけではなく、事件そのものの謎も解き明かしていくという展開。

    そして、最強の錠前を開錠した「鍵師ギドウ」の存在。
    警察や多聞、孔太、心晴はそのギドウを追います。

    ギドウは誰なのか?

    最後の最後で明かされるギドウの正体には驚き!
    なるほど、そう来たかっていう感じで、爽快でした。

    途中、様々な謎も含めて解き明かしていく展開も好きです。

    お勧めです。

    しかし、鍵師ってある意味怖い。
    この人たちがいることで、鍵をなくして困っている人とかが救われるパターンもありますが、あっという間に開錠できてしまう技術の前には、どう防犯すればよいのか?と思います。

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    2025年01月05日
  • 婚活探偵

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    探偵小説というよりは婚活小説といった方がいい内容だった。探偵としては有能ともいえる黒崎だけれど自分の婚活はポンコツでそのギャップが面白い。ドラマ化されて向井理が主演ということでどう演じてるのか見てみたい。この作品はドラマの方が面白いかもとも思える。

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    2024年12月28日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察アンソロジー。

    初っ端から微妙な気持ちにさせてくれる話。
    その次も…な状態で、この方向の話ばかりかと
    疑ってしまいましたが、大丈夫でした。

    色々な警察、色々な容疑者。
    読みごたえはありましたが、1話目と2話目
    順番別にしてくれていると、ありがたかったです。

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    2024年09月10日
  • 罪火

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     犯罪の加害者と被害者は分かりあうことはできるのか。ある意味で司法の永遠のテーマでもある犯罪加害者被害者支援を描く社会派ミステリー。
     一般的には、罪科や罪過と書くことが多いが、本作では罪火となっている。造語だが、この言葉の意味はラストまで読んでいくとわかる。
     罪の赦しとは何だろうか。加害者の反省とは何をもって判断するのか。被害者遺族の感情がおさまればそれでいいのか。このような問いには正解など存在しないのだろうが、そうしたことを考えるきっかけにもなる作品であるように思う。

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    2024年06月10日
  • 不協和音 3 刑事の信念、検事の矜持

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    シリーズ第三弾!
    いよいよ、父親の過去の冤罪事件の真相が明らかに。
    そして、反目しあっていた兄弟も理解しあって、真相にたどり着きます。

    ■メデューサの証言
    子供がみた放火犯の特徴。逮捕された男と一致するが...
    結果不起訴に.

    ここから、父親の事件に関連する人たちが出てきます。

    ■足跡
    老人宅からの財布の窃盗未遂事件。
    疑われるヘルパー。
    そしてそこから、父親の事件にも関連が..

    こちらの事件よりも徐々に父親の事件に重心が移っていきます。

    ■かすり傷
    主婦の車の自損事故。しかし、そのブレーキホースは人為的に切断。誰が切ったのか?
    そこにはDVで別居している夫なのか?

    真相は意外でした!

    ■不協和音(前編、後編)
    これ、なんで、前編、後編に分けるんでしょ?不思議。
    ついに明らかになる父親の冤罪事件の真相!

    楽しめました。
    これで終わりだと思います。

    ということで、これは、1作目、2作目、3作目と順番に読まないと、絶対だめです。

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    2024年06月01日
  • 不協和音 2 炎の刑事VS.氷の検事

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    シリーズ第二弾!
    前作同様に短編連作となっています。
    本作では4編。
    反目する兄弟が徐々に理解しあっていく感じ!

    ■密室のゆりかご
    幼児虐待を担当していた職員が死体で発見されます。
    犯人は?そこには過去の幼児虐待事件が絡んでいます。
    そして、自首してきた医師が守ろうとしていたモノ..

    この展開はちょっと驚き
    前作同様、キレがありますね。

    ■同意なし
    テレビのコメンテータとしても有名な法学部の准教授が婦女暴行。同意があったのか?
    それともハニートラップなのか?
    弁護士とは事件を仄めかす会話が..

    これは見事に引っ掛かってしまった。
    しかし、この手の話はいつの時代もありますね。
    今も、週刊文春でいろいろやっていますもんね。

    ■リミット
    書店の店主が暴行された事件。
    犯人は万引き犯なのか?

    ちょっといい話。
    そして、ここで、父親の事件に進展が...

    ■約束の朝
    引きこもりの息子が殺人をすることを恐れて、その息子を殺した元刑事。
    素直に取り調べに応じていたにもかかわらず、逃走。
    その真相は?

    これもびっくり。そして哀しい物語でした。

    前作同様、楽しめる物語です。
    父親の事件の真相解決は次作に期待。

    1作目から順番に読みましょう。

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    2024年06月01日
  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    短編連作ミステリー。
    ドラマにピッタリと思ったら、ドラマ化されていたんですね。
    刑事だった父親の事件は冤罪だったのか?父親の死後、生き別れた兄弟は、兄は刑事、弟は検事となって再会します。
    動の兄、祐介、静の弟、真佐人。どちらかというと敵対しているような二人が事件を解決していきます。

    ■偶然と必然
    妻を殺害したと自白しながらも、途中から黙秘を続ける被疑者。妻の死体は見つからず。結果、不起訴。
    その理由は?
    真佐人により、事件のさらなる真相へ。
    事件の違和感が解決されてすっきり!

    ■箱師の鉄
    殺人事件を追う途中で見つけたスリ師。殺害現場でも姿が目撃されます。犯人なのか?
    なるほど、箱師の鉄の正体が驚き!

    ■英雄の偶像
    ストーカによる女性の拉致事件。さらに同時に発生した銀行強盗立てこもり。祐介が丸腰で犯人と敵対します。
    ストーカの拉致の真相は?
    これは、なるほどって感じ!

    ■右と左
    警察の取り調べ中に、車で逃走した犯人が事故で死亡。
    取り調べの警官が無茶な追い込みをしたのか?
    事故後の警官の不信な行動。その真相は?

    ■発火点
    逮捕した放火犯は連続放火犯なのか?
    自白しない被疑者。
    その事件の真相は?

    いずれの事件も真佐人が裏から形を変えた援護射撃があって解決していく流れです。
    父親の冤罪事件の真相が語られていないので、この続きがあると思い、ググってみたら、このあとパート3まで出ているんですね。
    続きが気になります。

    お勧め!

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    2024年05月12日
  • 婚活探偵

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    探偵さんが結婚相談所に入会し
    婚活をしていくお話でした
    いろんな女性が登場しました
    探偵さんはなかなかゴールできず
    探偵業のお話もいまいちな感じでしたが
    終盤はちょっと結末がどんなかなと思いながら
    でもまぁ婚活物語としては読めたかなという感じでした

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    2024年04月06日