大門剛明のレビュー一覧

  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    感情的で青臭さのある刑事 川上祐介と
    冷静で論理的な検事 唐沢真佐人
    同じ父親を持つ正反対な兄弟のやりとりのもどかしさ。
    でもそれが良い味を出しています。
    ドラマ化していたことを知っていたというのもあり、唐沢真佐人は完全に中村倫也の顔しか浮かびませんでした(笑)

    京都が舞台になっていることもあり、周りの風景が浮かびやすい表現、季節の描写が印象的でした。

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    2020年05月14日
  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    ネタバレ

    この1冊だけではなんとも。
    ただ兄弟で(結果的には)協力して数件の事件を解決した1冊。
    解決しなかった父の冤罪事件、弟のチート感…
    ぜひ続編が出てもっと味わい深い作品になってほしい。
    でもつい最近スペシャルドラマが田中圭くんと中村倫也くんで放送されたのは知らなかった、見たかった…(笑)

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    2020年04月29日
  • 両刃の斧

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    4月-9。3.0点。
    長女を殺害された元刑事。次女は白血病で死亡。
    あるきっかけで長女を殺害した犯人がわかるが、殺害される。
    犯人を殺害したのは、被害者の父である元刑事なのか。

    二転三転。うーん、ちょっとひねりすぎたかな。
    300ページくらいで読みやすいけど、ここまでひねるなら500頁くらいあった方が。。。

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    2020年04月20日
  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    刑事だった父親が違法捜査で冤罪を生んだと疑われて亡くなった後、別々に育てられた兄弟。兄は刑事に、弟は検事になって再会するが‥
    田中圭と中村倫也のドラマがよかったので原作を読んでみたところ、こちらもいい。
    連作短編集で、さまざまな事件を兄弟がぶつかったり協力したりしながら解決していく。
    父の冤罪事件は未解決だが、5月に続編が出るらしいので楽しみ。

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    2020年04月17日
  • 正義の天秤

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    大門剛明『正義の天秤』角川文庫。

    6話から成るリーガル・ミステリーの連作短編。結論から言えば並の出来。結末からして続きがありそうだ。

    師団坂法律事務所は創業者を喪い、娘の弁護士・芽依が経営を引き継ぐが、業績は下降線を辿る。芽依は元医師で遣り手の弁護士・鷹野和也を海外から招聘するが、鷹野は無能な弁護士をあっさり切り捨てる。

    リーガル・ミステリーという点で言えば、事件全体を俯瞰して真相を見極める鷹野に対して、多の弁護士は事件の細部しか見ていないためになかなか真相に辿り着けないというパターンばかりで飽きて来る。鷹野和也が抱える過去の事件の秘密とは……

    本体価格700円
    ★★★

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    2020年03月29日
  • 氷の秒針

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    3月-15。3.0点。
    妻を殺害された時計店の主人、容疑者はいるが逮捕されず。
    一方、一家が殺害され、一人生き残った女性。被害者の会で知り合う。
    時効撤廃となるが、片方が時効、片方が継続と明暗が。

    双方とも解決とは言い難い結末。重く暗い感じが続くが、ラストに救いが。
    サラッと読める。

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    2020年03月27日
  • 獄の棘

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    22青森県の刑務所を舞台にした連作短編集。新米刑務官を語り手にして、看守業務のなかで起きる謎を解いて行くという形でなかなか面白かったWOWOW連続テレビ化の表紙。

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    2020年03月25日
  • 死刑評決

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    ネタバレ

    前作が面白かったので購入

    中盤まで、先が気になる展開でとても面白かった。

    終盤、松岡が日下部判事に迫る描写は迫力はあった
    が、弁護士がやることではないのでは…と思いさめてしまった。

    面白かっただけにリアリティがなくなり残念だなと。

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    2020年03月25日
  • 反撃のスイッチ

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    格差社会がテーマ。強者の論理、ノブリス・オブリージュ。持てる者と持たざる者の戦い。自己責任。競争社会が生み出した社会問題を鋭く抉る。鳩尾が痛くなる展開...。本音と建前を赤裸々にした本書は、読後感が不快になること間違いない。このモヤモヤの共有が現代社会に必要なのではないだろうか。

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    2020年03月15日
  • 死刑評決

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    裁判員登録のお知らせが届いた直後に見かけて購入した本。
    裁判員の目線でアレコレが描かれているかと思いきやそうではなく、ストーリーも途中でオチが読めたので、推理ものなのかサスペンスなのかドラマなのかなんとも言えない味だった。
    世の中には自分で思いつかないほど悪いことを考えたりしたりする人がいる。本当の悪は誰なのか、という視点では面白かった。

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    2020年02月03日
  • 両刃の斧

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    ネタバレ

    お勧め度:☆6個(満点10個)。これぞ、まさに警察ミステリーそのものと言う感じで面白かった。ただ、すごい人情物で、捜査というより、お涙頂戴というストーリーにも思える。内容は、娘を殺害され迷宮入りとなった事件が急展開、その元刑事の復讐殺人に世間は騒然とするが、本人は黙秘を続ける。何とか真相をつきとめようと、後輩の刑事が奮闘するのを描いている。最後の最後でようやく、真相にたどり着いた彼が選んだ結末とは・・・。ストーリーもいいけど、やはり最後は涙を誘う展開だった。純粋に刑事物として楽しむにはいい作品だと思う。

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    2019年11月29日
  • 不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳

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    テレビドラマ化されるということで購入。

    てっきり一つの事件を軸にした長編ミステリーかと思いましたが、全5章からなる連作短編集でした。連続ドラマ向きで、各章ごとで起きる事件を解決していく構成になっています。基本的には、これで解決?だと思ったり、捜査に行き詰まった時には弟からの謎の助言で、解決へと導く形式になっています。各章は、一時間の連続ドラマくらいの量なので、サクサク読めました。内容としては、事件が発生し、解決していく様が描かれ、時折、兄弟の過去のエピソードが加わります。

    視点は刑事である兄のみで、検事の弟の視点はありません。
    なので、弟の気持ちは実際のところどうだったのかは書かれていませ

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    2019年10月30日
  • 確信犯

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    物語は、広島で起きた殺人事件の公判シーンから始まる。
    目撃者である被害者の息子の証言も空しく、被告人に無罪が言い渡される。
    14年後、無罪判決を言い渡した当時の裁判長が、判決は誤りだったと認めた後、何者かに殺されたことから事件が再び動き出す。
    切れ者の女性弁護士・正木響子、エリートコースには乗り損ねたものの、野心だけは人一倍の元裁判官・穂積直行、司法官僚の娘・高遠乃愛、その恋人で14年前の事件の被害者の息子・吉岡拓美が広島マツダスタジアムを舞台に、事件の真相に迫る。

    司法制度の抱える問題を盛り込んだ社会派作品に留まらず、ミステリとしても二転三転まさかの展開で息がつけない。
    主役と思っていた人

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    2019年07月12日
  • 両刃の斧

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    愛知県警本部捜査一課の刑事・柴崎の娘が何者かに殺された。必死の捜査もむなしく事件は宮入りした。15年後、継続捜査専従捜査班と共に捜査に当たっていた所轄の刑事・川澄は、犯人と目される男の身元を特定、逮捕の一歩手前まで追い詰めた矢先、男が殺害された。
    殺したのは柴崎なのか?逮捕された柴崎が完全黙秘する理由とは。事件の背後に浮かび上がる元警察高官の許されない行為、二転三転する事件の姿。
    最初から怪しい、こいつが犯人!と睨んでいた男が結局いいやつで、結末はな~んだっていう感じ。
    途中までの引っ張り感と、ワクワクが凄かっただけに、真相は地味でちょっと肩透かし感が否めないなぁ~。
    ただ、血液のDNA型鑑定

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    2019年06月26日
  • 反撃のスイッチ

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    社会の底辺と言われる沖田たち4人、彼らが計画した誘拐計画とは?

    生活困窮者の自立を支援するジョブトレーナー・沖田は、仲間3人とともに、過激な発言で注目される富豪の原沢の娘・詠(えい)を誘拐する。

    しかし、その要求する身代金は、なんと『400円』...
    なぜ、そんな金額を?

    そして、一旦、誘拐が上手くいったように見えたが、更なる裏があった。なんと...
    やがて、沖田の遺志を継いだ柳瀬が、第2の誘拐計画を実行する。その内容は?

    二転三転するストーリーに、はらはらドキドキします。
    あまり、謎解きの要素は少ないですが、最後は切ないですね。
    本当に、人は変われるのだろうか?

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    2019年04月20日
  • 両刃の斧

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    大門剛明『両刃の斧』中公文庫。

    文庫書き下ろしの警察小説。余りにも無理矢理感のある偶然すぎる出来事が重なり過ぎて、ミステリーとしては今一つであり、あの傑作『雪冤』を越えることはなかった。

    十五年前に何者かに愛娘を刺殺された元刑事の柴崎は犯人への復讐を忘れる日は無かった。一方、柴崎の元同僚で現役刑事の川澄はある日、自殺した警察官の遺書から真犯人の名前を知る。しかし、真犯人と思われた男は何者かに殺害され、その犯人は柴崎と目されたが……

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    2019年02月27日
  • テミスの求刑

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    立会い事務官の平川 星利菜の視点を主とした法廷ミステリー。
    殺人現場の付近の監視カメラが捉えたのは、大型ナイフを手にした血まみれの検事・田島の姿であった。
    果たして、本当に田島検事は、真犯人なのか?

    後半に続く法廷の場面に、ややストーリーの難解さを感じました。
    もう少し、スッキリさせても良かったのでは?

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    2018年12月10日
  • 鍵師ギドウ

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    仕事も住む場所もない孔太は、人生を悲観して飛び降り自殺を図った。通りかかった心晴に助けられ、東京・谷中の鍵屋、野々村十六堂に住み込みで働くことに。最強の錠前を開錠、警察も秘密裡で追う窃盗犯“鍵師ギドウ”の存在を知った孔太は、師匠・多聞たちとその跡を追うー。鍵師が開けるのは、錠前だけじゃない!

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    2018年06月17日
  • 反撃のスイッチ

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    興味深いテーマだが,何となく中途半端。闇を描くならもっと真に迫ってほしい。
    あらすじ(背表紙より)
    大手人材派遣会社社長・原沢は、弱者を社会のゴミ呼ばわりする発言が反感を買っていた。生活困窮者の自立を支援するジョブトレーナーの沖田は就労生たちを金で誘い原沢の娘を誘拐するが、釈放の条件はむしろ原沢を困惑させる。社会の底辺からの掟破りのリベンジは、果たして成功するか?

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    2018年02月08日
  • テミスの求刑

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    大門剛明『テミスの求刑』中公文庫。

    これまでに読んだ大門剛明作品の中では並以下だろう。かなり込み入った法廷ミステリーなのだが、その結末に何の感情も湧いて来なかった。一つの事件を余りにもこねくり回し過ぎたことが原因だろうか。

    殺人現場の監視カメラに映った敏腕検事・田島の衝撃の姿。田島の元で働いていた検察事務官・星利菜は事件の真相を調査するうちに自分の父親の死の真相へと近付いて行く…

    書店員や文芸評論家がよくぞ、この作品に賛辞を送ったものだと感心する。

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    2017年09月02日