感情タグBEST3
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連作短編でサクサク読めた。
短編だからしょうがないけど、かなりあっさりしているかな。
長編を読んでみたい。
元所長娘の天真爛漫さ(といえば聞こえはいいが空気読めなさや思慮の浅さや無神経さ)が鼻につくけど、そういうキャラ設定なんだろうな。
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正義の天秤シリーズ第一弾。
元医師で凄腕の弁護士が、弁護士事務所のteamを建て直していく(悪く言えばリストラ)所から始まります。
色々複雑な事例があり、全て鷹野弁護士が中心という訳ではなく、他の弁護士たちが奮闘し、鷹野弁護士もフォローしたりで良かった。
次回も楽しみです。
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大門さんの小説は初めて読んだけど、ストーリー、トリックもなかなか面白く、リーガルミステリーとして確立されている。
娯楽にもなり、頭の体操にもなる良書だと思って色々調べたら、NHKのドラマにもなっているとのことで、なるほど!と思った。
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この作者の『雪冤』を読んだ時にかなり重い気分にな今回は今回は思っていたよりも軽い気持ちで読めた。
個性的な弁護士チームの話であり、鷹野の思惑が若干都合が良すぎる展開ではあるものの縦軸に彼の過去が存在しているので興味は続く。
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6編の短編連作集。様々なキャリアのある弁護士たち。被告人や被害者、検察との遣り取りの中で見えてくるもの...。それぞれのキャラが立ち、事件の背景にあるものも用意周到に考え抜かれていて脱帽。早めに次作を読まないとな...。続きが気になって眠れなくなりそう。
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まもなく(2021年9月)NHK総合で放送予定の連ドラの原作。著者の作品は同じく連ドラ原作の「テミスの求刑」と「獄の棘」を読んでるが、それらに比べると内容は軽くはないが、文体は軽い感じで、読み易い。ドラマの主演は亀梨君だが、悪くない印象を受けた。なお、ドラマでは桐生は女性に変更されるようだ。まあ、ドラマも楽しみかな
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弁護士事務所のあるチームのお話
全6話の構成でした
いずれの事件もすんなりではなかったし
そういうことだったのかということで
予想は難しいです
でも楽しめました
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ブレーメンの弁護士たち★★★★
カルネアデスの方舟★★★★
マアトの天秤★★★★
悪魔の代弁者★★★★
アメミットの牙★★★★
正義の迷宮★★★★
それぞれ取り扱う題材や物語の仕掛けも異なり、全編ハズレなしの、法廷ミステリでした。
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正義とは何か?
ある者は『真実』と言い、ある者は『思考停止』と言い、そしてある者は『人を幸せにすること』と言う。
果たして、本当の正義とは?
大門剛明氏の短編集。全6話。
名門・師団坂法律事務所。
創設者を喪い、経営が傾く中、創設者の娘・芽依は、元医者でやり手の弁護士・鷹野和也を海外から招聘する。
しかし、彼は結果が全てと、大幅なリストラを敢行する。反発する者も多い中、着実にその実力を見せる。果たして、彼を突き動かすものは、何なのか?
それぞれの話を、リストラから残ったメンバーが1話ずつ主役となって弁護に当たる。
各話とも、次第に明らかとなる驚愕の真実とは?
そして正義とは?
いろいろ考えさせられます。
続編に期待。
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面白かった。
6編からなる短編連作リーガルミステリー。
今までの作品とはちょっと異なり、ライトな感じもありながら、1編1編中身の濃い物語となっています。
さらに登場人物もかなりキャラが立っています。
ドラマ化されるのですね。納得です。
■ブレーメンの弁護士たち
師団坂法律事務所に赴任した鷹野和也は、前職が医師。
医師っぽい仕事の仕方と、いきなり、無能な弁護士を首にするという展開から始まります。
リストラされた男が交差点の集団に車で突っ込む事故。
ブレーキ痕もないこの事件をどう弁護するのか?
その真相に迫ります。
■カルネアデスの方舟
首にされずに残った若手の杉村の視点の物語。
釣りボート店でアルバイトしていた男が乗客1名を乗せて釣りに行った先でボートが転覆。
二人とも海に投げ出されたが、一つの浮き輪を巡って争い、乗客を溺死させたとしたアルバイトの男の事件。
事件の真相は?
■マアトの天秤
元裁判官の桐生の視点の物語。
ストーカ殺人容疑のクズの男、間違いなく犯人と思われるその男を無罪にするために悩みながらも調査を継続。
桐生の出した結論は?
■悪魔の代弁者
元刑事の梅津の物語。
女性の殺害容疑で逮捕された男。殺害を自白しているが、その動機について調査。殺害された女性の正体は?
彼女の真の姿とは、そして、事件の真相は?
■アメミットの牙
事務所の創設者の娘の芽依の物語。
少年院を出所した男を殴り殺した男の弁護。殺された男は、4年前に娘を殺しながらも当時15歳。復讐殺人
、本人も死刑を希望。
しかし、その事件の真相は?
■正義の迷宮
鷹野の物語。
殺人事件で司法取引があったのでは?と調査。
その真相は?
本作はこれでは終わりません。
鷹野の過去の女性である弁護士だった久美子の謎が残されたまま。
続編を探さなければ...
これは、お勧めです。
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正義の天秤シリーズ第一弾。
正義とは何か。この単純にして複雑なものを極めようとする弁護士たち。
法廷小説としては新しい切り口で人間ドラマを描いてみせる。次作も読んでみたい。
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法律事務所の弁護士たちが繰り広げる法廷サスペンスの連作短編集。
毎話ごとに主人公(視点)が変わり面白いが、話の根っこの部分は貫き通している。人が人を裁く、人が人を弁護することの奥深さ、難しさを実感する作品。正義を守るのは実に脆くて難しいと感じる。そもそも、正義とは何かという問題が前提にあるのだと思う。一方の正義を貫くことは、他方からすると悪になるわけで、正義とは基準の定まらないなんともホワッとした存在なのだと思う。
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刑事事件を扱う弁護士チームのお話。被告の利益を尊重しつつも真実を追求するという感じで、そこそこ面白かったが、青臭いというかおはなしおはなししていてリアリティとかそういうのは感じなかった。6話が収められていてドラマとかなったりするのかなと思ったが、NHKでドラマになったみたい。
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弁護士の話。
今までの弁護士の話とは違って、担当する事件の奥深くまで調べ直すような姿に衝撃。
何か刑事のような…でも弁護士で…
警察にもわからなかったような証拠というよりは心情的なところではあるけれど、なんか深いなぁという感じ。
2021.11.23
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元医師という異色の経歴の弁護士という設定がフォーカスされた裏表紙のあらすじから、鷹野が中心の話かと思いきや、師団坂法律事務所の面々を主役にした短編集みたいな様相。
各話それぞれ、真実を明かされることが決して「こうであってほしい」という理想とは異なる内容だったりして、なかなか悩ましい気持ちにさせられます。
そこに関しては、よく言えば印象的な話ではあったので、悪くはないポイントだったのですが、鷹野の過去にまつわる話が未解決のまま終わったのにはちょっと肩透かし喰らった感がありました。
そこは同時に購入した次巻「アイギスの盾」以降で明かされると期待しておこうかと思います。
Posted by ブクログ
ドラマ化されることで、内容を知り、原作を読んでみたくなった。
元医師である鷹野を主人公にしたリーガルミステリー。
元々は大手の弁護士事務所であった師団坂法律事務所。
しかし、絶対的な存在であった創設者を病死で失ってからは下降の一途をたどっていた。
創設者の娘で、弁護士でもある佐伯芽依は事務所の危機を救うため、海外から鷹野を呼び寄せる。
しかし、元医師である鷹野は事務所を診断し、無能な弁護士を切除してしまう。
短編で描かれるので、無駄な描写がなく、リーガルミステリーなのにさらっと読みやすい。
鷹野が登場する1作目は、やたら登場人物が多く、覚えられないと思っていたが、鷹野の「切除」により、残った主要人物は鷹野を含め、5人となる。
2作目からは、この5人それぞれの目線で物語が描かれる。
主人公である鷹野が出過ぎないところも、なかなかいい。癖はあるが、自分勝手なイメージもなく、言葉は少ないが、きちんと残ったメンバーをフォローし、徐々に信用していく様子も丁寧に描かれている。
次作も楽しみ。