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Posted by ブクログ
「完全無罪」で自らが誘拐被害者となった過去の事件の真犯人にたどり着いた弁護士・松岡千紗シリーズ第2作。
8年前に事件当時19歳だった少年に死刑判決を下した判事・日下部陶子。
裁判官、裁判員ともに無期懲役と迷いに迷い、わずか一票の差で死刑となった。
その少年の幼なじみが千紗に、彼の心の内を知りたいと依頼が入る。
少年と接見した千紗が彼の心が開きかけた感触を得た矢先、死刑が執行されてしまう。
一方、陶子の元にかつての死刑判決に間違いがなかったかを問う不審な電話が入る。
電話の主と会った陶子は、裁判時には見たこともない事件当日の動画を見せられ自分達の判決が誤りであったことを知るー。
今回は最初から犯人が読み手に分かる流れだったので、前作の方がおもしろいなぁと思いながら読んでいたら、最後にやられました。
千紗が陶子をどのように追い詰めるのかと思いながらも、正直あまり期待していなかったのですが、まさかの展開。
このシリーズ、いいですね。
3作目が出るのが楽しみです。
2020年9冊目。
Posted by ブクログ
『完全無罪』シリーズ、第二弾。
高松の女性弁護士・松岡千紗が活躍する慟哭のミステリー。一部、真犯人側の視点からも描かれるので、倒叙ミステリーとも言えるでしょうか?
帯にある『裁判員が殺人犯?』に惹かれて、購入しましたが、あっという間に読破。
誰が真犯人か、というより、動機の面で、なぜ真犯人はそんなことをしたのか、単に保身のためなのか?というところがポイントでしょうか?
裁判員裁判で死刑評決を受けた当時19歳の青年(小杉優心)の死刑が執行された。松岡が、量刑不服として再審請求する矢先であった。
そして起こった新田という男性の殺人事件。
その容疑者は、死刑評決が出された8年前の事件の裁判の裁判員(村上)であった。
松岡は、その容疑者の無実を証明するため、不利な状況の中、敢然と法廷に立つ。
いったい、今回の殺人事件と8年前の爆破事件は、どう繋がっているのか。二転三転する真実、そして、最後の法廷に、驚愕の展開が待ち受ける。
人が人を裁く難しさ、正義とは、家族の愛情とは、赦しと憎しみが交差する。
本当に、裁判とは難しいですね。
Posted by ブクログ
どうやらシリーズの2作目らしいのですが、知らずにいきなり読み始めてしまいました。
ある事件の裁判員裁判で死刑か無期懲役か決めるところから話が始まります。
今自分達が人を殺すべきかを話し合っているのだという裁判員の緊張が伝わってきたことが印象に残りました。
そして事件の加害者を弁護する側の正義とは…という葛藤も伝わってきました。
弁護士の千沙先生の気持ちに共感してちょっとムカムカモヤモヤ…。
話の流れは思ってもいない方向に進んで、ラストはちょっとドラマティックすぎるかなとは思いましたが展開のテンポも良くてあっというまに読み終わってしまいました。
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