大門剛明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった
テーマは冤罪、正義、そして、償い
優秀な検事の田島の元で働く検察事務官の星利菜。
星利菜の父親は警察管でしたが、何者かに殺され、その犯人として捕らえられたのが沢登健太郎。その事件を立件したのが田島でしたが、沢登は冤罪を訴え拘置所にて自殺。
そして弁護士の黒宮はその当時の事件の真相に迫った最中、何者かに殺害され、その現場付近の監視カメラには大型ナイフと血塗れの服をきた田島の姿が..
逮捕された田島は何者かに嵌められたと、冤罪を主張。
しかし、肝心なことは黙秘。
起訴され、法廷でその真相を明らかにしていくことになります。
現場でいったい何が起きていたのか?
田島は犯人なのか?
沢登健太郎の事件は冤罪だったのか?
といった展開です
被害者遺族でもある星利菜の複雑な思い
田島の想い
過去事件が冤罪なのか、それが、今の事件にどう絡むのか、そして、法廷で最後の最後で明らかになった事件の真相ということで、とてもスッキリ。
お勧めです -
Posted by ブクログ
面白かった!
完全無罪シリーズ、第二弾!
女性弁護士・松岡千紗が活躍する物語
驚きの結末、そして真相でした!
8年間に裁判員裁判で死刑評決を受けた当時19歳の死刑囚に死刑が執行されます。
当時の評決では死刑か無期懲役で大きく分かれ、結果、多数決で死刑が求刑されたものでした。
しかしながら、その評決の裏には様々な思いが..
そして起こった殺人事件。
その犯人は、なんとエリート女性裁判官!
しかし、彼女は自首せず、この殺人事件の裁判を行います。その容疑者として、8年前の事件の裁判の裁判員。
8年前の評決と今回の殺人事件の関係が..
その容疑者の無実を証明するため、闘う千沙
真犯人の女性裁判官VS千沙
という構図です。
しかし、千沙は絶対的な不利な状態に。そこから挽回することができるのか?
そして、突き止めた一つの事実
明らかになる真相
という展開です。
女性裁判官が本当に守りたかったもの..
この真相がとても切ない
人が人を裁く難しさ、恐ろしさ。
重いテーマの物語でした。
これはお勧め! -
Posted by ブクログ
面白かった
刑務所内の闇に迫る短編連作ミステリー
新米刑務官の武島良太が一人前の刑務官になる物語
確かにドラマのワンクールにピッタリ!
長岡弘樹さんの「教場」シリーズと似てるかも(笑)
■赤落ち
キャリア刑務官の名久井から腐敗した刑務官たちの行いを報告するよう指示された良太。
そこでは「赤落ち」という有罪判決を受けた被告人が控訴するかどうかを賭けていた刑務官たち
それを告発するのか..
刑務官たちは誰もが控訴する側に賭けるが、秋村だけは控訴しない側に賭ける
秋村が明らかにしたその事件の真相..
これ、一番面白いですね。
■脱獄の夜
刑務所内からの脱獄を予告するメッセージ
脱獄は成功するのか?
刑務官たちは見つけることができるのか?
■プリズン・グルーピー
受刑者と面談を繰り返す女
ついには獄中結婚という形に
しかし、その女の行動の真相は?
■幸せの天秤
刑務所内での講和の後に書かれた感想文の殺人をほのめかすメッセージ
誰が書いたのか?
態度の悪い刑務官と受刑者の関係
■矯正展の暗号
作られた家具に数字の暗号
その暗号の意味は?
その真相は?
ちょっと楽しめます
■獄の棘(ひとやのとげ)
ここで、腐敗した刑務官が明らかになります
キャリア刑務官の名久井の真の想いが明らかに
■銀の桜
良太に後輩ができます
しかしその後輩が突然の辞意
その真相を良太一人で解決
名久井や秋村が謎の真相を解決していくところがちょっと面白い。
そして、その二人の影響をうけて良太が成長するところがポイント -
Posted by ブクログ
ネタバレ「城山事件」
連続放火殺人事件の容疑者、城山柳太朗を担当した検察は冤罪を恐れ彼を不起訴とする。その後釈放された城山は自宅に放火、実の弟を殺害した。
その責任を取り検事を辞めることを決めた一人の男の視点で短いプロローグは締められる。冤罪と正義のお話の幕開けだ。
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場面は変わる。
被疑者と検事のやり取りを記録し弁解録取書を作り上げる、立会事務官として働く平川星利菜。担当している検事、田島亮二は検察庁のNO.3、三席の立場であり被疑者の自白を取るプロだった。
星利菜の父は過去、警察署勤務だったのだが取り調べをした少年に撲殺される。その少年 、沢登健太郎の自白を取ったのが田島亮二。しかし彼は冤罪を訴え拘置所にて自殺した。
そして当時彼を弁護していた黒宮が事件を洗い直し、真犯人の目星が付いたことを匂わせた頃、何者かに殺害される。現場に残された監視カメラの映像には血塗れの服と凶器を持ち鬼の形相でその場を離れる田島亮二の姿だった。
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沢登健太郎が起こした過去の事件であるはずの星利菜の父の撲殺事件。沢登が悲痛な想いを書き残した遺書に対して星利菜は「犯人性はシロ」と感じる。しかし、もし冤罪なら自分の怒りの意義が失われてしまう。無実の人間を罵倒し自殺に追いやったのならば、私も人殺しではないか。
過去の事件の繋がりに動揺を隠せない彼女だったが、現在進行形で問題なのは田島亮二の行方だ。彼も冤罪を訴えていた。そして星利菜は田島に対しても「犯人性はシロ」と考えてしまう。
そして星利菜は、田島の代役として呼ばれた変人エリート検事滝川要とこの事件を担当することとなる。
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うぅむ、無難に面白かったのだが、、
折角、田島と星利菜を初めとした主要人物達の鬼気迫る感情がとても面白いのに、お後にわざわざ丁寧に説明を入れる誘導尋問な文体が好みではなかった。そんなに読者を疑わないで。想像させて。
文章に対してどこか神経質さを感じる。
区切りに使われる天候の移り変わりもよく分からない。意図がつかめない。星利菜の感情を表しているのかと思ったが、結局何にもリンクしなかった。
何より鴻池先輩の存在と、村上刑事の無慈悲過ぎるバッドエンドは必要だろうか。私はこの二人が好きだったぞ。脇役では終わらない何かを感じていたんだぞ....。
ストーリーが飛躍してる部分が多かったので内容はエンタメとして無難に楽しんでいた分、心理描写に期待し過ぎてしまったのやもしれない。
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「見所まとめ」
過去の事件が発端となった前代未聞の弁護士殺人事件の真相と、星利菜の父を殺した真犯人の正体は。正義と冤罪のジレンマがエピローグにて繋がる。
しかし、期待値を越える事は無いだろう。