大門剛明のレビュー一覧

  • ボーダー 負け弁・深町代言

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    主人公は三重県の伊勢市で弁護士をしている。
    私は伊勢市民なので地元を知っているからこそ、読んでいて町並みがリアルに頭の中で映像化されていくのが面白い。

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    2012年06月27日
  • 罪火

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    ネタバレ

    面白かったー!
    どんでん返しがあるんだけど、なんとなく途中でそうなるんだろうなーって思ってた。
    でも読み進めていくうちに、その伏線のことすっかり忘れちゃうくらい入り込んじゃってた。
    吉田修一の「悪人」が好きな人は好きだと思う。

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    2012年05月14日
  • 獄の棘

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    刑務官が主人公の短編集です。
    短編集ですが、一冊の大きな流れの中で繋がっているので、すごく読みやすかったです。
    悪徳刑務官や職務を全うできなかった恋人など、リアルな設定の中での物語なので、どんどんのめり込んでいきました。
    綺麗事では済まされない刑務官の職務を知ることができました。

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    2026年04月24日
  • 神都の証人

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    読み応えのある一冊でした。長い長ーい気の遠くなるようなはなし。冤罪のはなしではあるが、その時代の事情なども入ってやるせない感が胸にくる。
    ネタバレになってしまうが、本すじとは少しずれるが、池内の最期の場面はこの話の本当に言いたかったことがギュッと詰まっていた。
    最後まで結末が読めなかった。本郷の無念さには、涙が溢れてきた。幸せになってほしかった。本郷が結末を知ったら、どう思うだろう。無実が、わかればそれだけでいいとは、やはり思えない。その影にはやはり犯人がいるわけで、どんな真実でも知りたいと思う。

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    2026年04月21日
  • 完全無罪

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    ネタバレ

    「正義ってやつが一番悪だよな」

    大門剛明一作目
    状況証拠と捏造で自白させた事件の再審請求のストーリー

    リーガルものなのに読みやすい文体でサクサク読めた
    有森達が勝手に決めつけた結論ありきの捜査で冤罪事件が生まれてしまい、改めて偏見から生まれる結論の恐ろしさを感じた。

    自分が正義だと信じるもののためなら暴力や証拠の捏造、加害者家族を追い込むことすらする作中で表現された「怪物」を全編を通して読むことができた。

    有森にも被害遺族のサポートをしている面もあり、嫌いになれないがそんな人でも主観ですべてを推し進めた独善的な行為はやはり許せないという感情がある。

    終章での真山の本音というか抱えてい

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    2026年04月19日
  • 神都の証人

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    昭和18年、三重県伊勢市で一家三人が殺害される殺人が発生。事件当時、谷口喜介は娘の波子とお木曳を見に行ってたのにも関わらず逮捕され、死刑判決を受ける。弁護士の吾妻太一は谷口喜介の冤罪を証明するために奔走するが…

    大河小説が好きだ。
    Wikipediaによると、大河小説とは“一個人の生涯、あるいは一族の数世代にわたる歴史を、社会的・時代的背景とともに広範囲に描いた長編小説“。時代の移り変わりと共に、登場人物達が成長しつつ世代交代していく人間ドラマに魅了される。既読の大河小説では、『赤朽葉家の伝説』、『檜垣澤家の炎上』、『百年の時効』が非常に面白かった。私の本棚で“大河小説”でタグ付けしているの

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    2026年04月18日
  • 神都の証人

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    敗因は、第三部かなぁ…。
    第一部、第二部と順当に来て、第三部になっていきなりジェフリー·ディーヴァー張りの連続ツイストを極めようとしたけど、捻り過ぎて途中で捩じ切れちゃったような、なんとも残念極まりない感じ

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    2026年04月16日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    ものすごく面白かった。
    吾妻太一で1冊走り抜けるのかと思いきや、あっさり早逝していく。その後の人物もしかり。
    テーマとなる冤罪事件が、戦時日本の圧政による影響を大きく反映している中において、こうした命の儚さ、軽さがより一層、蓋し当時の惨憺な状況を色濃く印象付けてくる。

    ここに化物がいる。主権が天皇から国民に移ろうが、ずっとこの世を支配し続けている気色の悪い塊や───

    たとえ生活が豊かになっても、暗黙の社会通念として根を張って朽ちることのない化物と、それに挑む不屈の正義との長い戦いを描いた一冊。

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    2026年04月16日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    (とても良)初めて読む作家さんです。戦時中の冤罪、死刑との80年にも及ぶ戦い。徐々に熱が上がってきたところで吾妻先生の急な幕引きによりさらにその後の展開がわからなくなり、グッと引き込まれました。不良少年タツやんが惚れた女のために猛勉強をして検事になるなんて。そしてあのタイミングで伏線回収するなんて。ラストは知りたくなかった残酷な現実が待っていた、、。読み応えがありました。再審請求の法整備は進んでいるのだろうか。

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    2026年04月15日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    始まりは昭和18年。
    本の厚さからして、これは吾妻太一の長きにわたる戦いの物語かと覚悟を決めて読んでいたら…
    あぁ。

    第二部で弁護士が「捨次郎」と名乗ったときには、しんみりと熱くなった。

    時代や状況がどんどん変わっていくなかで、
    うまく行きそうになるとまさかの展開となり、正義を貫くことがこんなにも困難なのかと私の方が挫けそうになった。

    自分やその周りを守りたいという思い。多少の犠牲は止むを得ないと切り捨てる心が化物を生み出すのなら、阻止することは難しいかもしれない。そんなふうに感じてしまうこと自体、間違った正義だと
    「法的的安定性?あほちゃうか」
    「自分が傷つかない程度の正義、もうそんな

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    2026年03月26日
  • 完全無罪

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    21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に抜擢された期待の女性弁護士・松岡千紗。しかし、千紗はその事件で監禁された少女の一人だった。間一髪で自分を殺めたかも知れない容疑者に千紗は敢然と対峙する。罪を作り出す罪「冤罪」法廷が迎える衝撃の結末。大ベストセラー『雪冤』を超える慟哭の「冤罪」ミステリー。
    **
    祖母の本棚より

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    2026年03月22日
  • シリウスの反証

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    冤罪被害者の救済活動に取り組む有志団体『チーム・ゼロ』。ある日、彼らの元に1通の手紙が届く。
    『助けてくれ、俺はむじつだ』

    それは、一家4人雑害事件の犯人とされ、30年近く収容されていた死刑囚からのものであった。
    果たして、この手紙は本当のことなのか?

    そこから真実を求める厳しい戦いが始まる。
    何度も郡上市に足を運ぶ若手弁護士・藤嶋は、次第に科学捜査の恐るべき罠に気付いていく。

    やがて、再審請求に向けて希望が見えて来た矢先、信じられない悲劇が襲う。
    果たして、再審請求は実現するのか?
    人が人を裁くとは、とても難しいものですね。

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    2026年03月20日
  • シリウスの反証

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    ネタバレ

    良い。
    冤罪をなくすために尽くす。指紋の鑑定が意外と難しいことが分かった。警察、検察の都合で捜査が操作される可能性があることがわかる。

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    2026年03月07日
  • 神都の証人

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    冤罪を着せられた父を持つ娘の語り口調から始まります。正義とはいったいなにか。戦中、戦後の混乱した司法制度の中その不毛な渦に巻き込まれていく“お父ちゃん”と波子、最初に谷口喜介を弁護したのは、検事の仕事に疑問を抱き弱いものの助けになりたいと弁護士なった吾妻太一。
    それから90年近くもかけて「神都法律事務所」が
    バトンを引き付きながら喜介の冤罪と戦う話し。
    個人的には本郷辰治のところがとても面白かった。
    熱くギラギラとした信念と執念、読み応え満点。
    すでに死刑が執行されている事件で、司法が易々と再審請求を認めない中でも粘り強く戦っていく。
    最後に登場する伊藤太一弁護士
    読み終わって、最初に谷口喜介

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    2026年03月02日
  • 神都の証人

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    80年にも及ぶ長きにわたり国家権力と
    闘い続けた人々の物語。

    昭和18年に起きた一家惨殺事件、
    逮捕されたのは、谷口喜介。
    彼はその日、娘の波子と神事のお木曳き祭りに
    行っていた。父親の冤罪を晴らすため、
    娘の浪子は弁護士の吾妻太一に助けを求める。

    一人の死刑囚の無実を勝ち取るために、
    昭和から平成、令和、
    吾妻太一から本郷辰治、伊藤太一へと
    弁護士たちの意志が受け継がれていく。

    いつになれば証拠は明らかになるのか。
    あともう少しというところで
    いつも壁が立ちはだかり、振り出しに戻る。
    尽力する人々の、気の遠くなるような道のり。
    冤罪は晴れるのか、真犯人は?
    最後まで目の離せない物語だっ

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    2026年02月25日
  • 神都の証人

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    かつて神都であった伊勢の式年遷宮。そのお木曳を見に行った父娘の父親が、殺人事件の犯人として逮捕され、死刑判決を受ける。冤罪を晴らすため、証拠を捜し、証人を追い求め、裁判を繰り返すが、判決は覆らない。裁判は昭和、平成、令和と時代を重ね、弁護士も3代引き継がれ、80年という長い時を費やすこととなる。冤罪が、本人や家族だけでなく、周囲の人々の人生まで大きく変えてしまうことが、苦しいほど伝わってくる。
    それでも法の下の正義を自らの矜持を持って遂行する弁護士の姿が、世代ごとに人物を変えて描かれる。戦時下で子供が弁護士に向かって「正業に就け」と罵倒(??)するのに驚いた。そんな時代があったのか‥今作では弁

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    2026年02月15日
  • 神都の証人

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    立場や時代を超えて1つの真実を追い求め、衝撃的な結末を迎える話。
    「え?え?まじ?、、え、ということは、、」ってなる。
    とても面白い作品。

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    2026年02月12日
  • テミスの求刑

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    殺人の被告として極刑を言い渡した検事が、違う事件の容疑者となり、双方の事件が絡み合っていく様子は、一気読みせずにはいられませんでした。
    主人公の推理力や、真犯人にたどり着くまでのプロセスが抜群に秀でていました。

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    2026年01月31日
  • 完全無罪

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    映像化された、重厚な作品
    いろいろな思いが浮かびますが、後味は決してよくありません
    読み応えがありました

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    2026年01月21日
  • 完全無罪

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    どんどん読み進められてしまう作品。
    冤罪により捕まってしまった平山を釈放してから、謎が深まるのがおもしろい。
    本当に冤罪なのか、真犯人は誰なのか、平山の真意とは…
    第二シリーズもあるらしいのでぜひ読んでみたい!

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    2026年01月07日