大門剛明のレビュー一覧
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第16回山田風太郎賞受賞作品。
めちゃくちゃ良かった。最後の最後まで飽きさせずに読ませる力量のある作品。今月は良い作品が多いけど、1-2を争う良い小説だった。
第1部 弁護士の吾妻は倒れていた少女ナミコを拾う。どこの子かわからない。仲間の弁護士花田が、殺人犯で今は名古屋の拘置所に入っている谷口の娘だと教えてくれた。ナミコは津の拘置所に父が入っていると思って日参しているようだ。吾妻は波子を連れて名古屋拘置所に谷口に会いに行く。谷口は冤罪だと吾妻に告げる。
第2部前編 辰二は船乗りだが、してもいない強盗殺人の容疑者として拘束されるが、同時刻の目撃情報のおかげで釈放される。その時の弁護士伊藤先生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めた直後は、登場人物の多さや小堀と太田の冤罪の話が次々と登場し、「前作があるのだろうか」と感じるほど情報量の多さに少し戸惑いました。しかし、物語の背景が頭の中で整理されるのに従って、少しずつのめり込んでいったように思います。
とりわけ衝撃的だったのは、物語の要となる人物の突然の退場。加えて、真相に近づくほど強大な権力による妨害が重なり、この先ちゃんと事件は収束・解決するのかとう不安感が強烈な求心力となって一気に引き込まれました。
終盤の展開にはやや割り切れない思いが残ったものの、それ以上に没入感高く読ませる力のある一冊だったと思います。 -
Posted by ブクログ
「正義の天秤」アイギスの盾
【購読動機】
ドラマの原作です。シリーズもので第2作に当たります。
ドラマでは、亀梨さんが主演です。
医師を辞めて弁護士に。
この経歴にまず関心を持ちました。
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【弁護士の務め】
依頼人・被告の利益を守ること。
弁護士として、この利益を守ることが、時として「正義」に反しているかも・・・という葛藤を持つことがあります。
この葛藤が小説、ドラマのなかでは、描かれています。
・真実はどこか?
・依頼人被告に対する求刑は、妥当性はあるのか?
弁護士として、事件の証拠を集め、真実に近づきます。
その真実は、時として検察側に「新しい事実」となり、審判に影響を