【感想・ネタバレ】罪人に手向ける花のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に「新ヒロイン誕生」とあるのに、なかなかそれらしい人が登場しなかったり、二章に入ったらいきなり20年以上経過するなど、意表を突かれまくり。他にも二千花と本宮の関係や、米山事件の犯人など驚きの連続に加え、最初の事件の真相はいったいどうなのかが終始気になって、終わりの数ページ手前まで読むことを中断できませんでした(就寝直前に読み始めてしまったので、寝不足ですよ……)。

良い意味で予想を裏切り、上回ってくる展開ばかりだったし、キャラも二千花や古沢など個性的かつ魅力的な人物が多く、最近読んだ小説の中ではダントツで面白い作品だったと思いました。

これは映像化(二千花はガッキーが、加瀬涼真は竹内涼真が演じるイメージしかないです)&シリーズ化必至では?と妄想がフライングしつつも、続編に関しては本作の完成度が高すぎて、これと同等以上の話を作るのは難しいかな、と思ったりも。

それでも本作に及ばなくても良いので、二千花の活躍と古沢の嫌らしいお邪魔っぷりをまた読んでみたいです(古沢はゲーマーなので、ゲーム業界がらみの事件を見てみたいなぁなどと、叶わぬであろう期待を抱いてしまったりしちゃいました)。

0
2021年03月30日

Posted by ブクログ

読みやすいし、展開も早い。
どんでん返しもあり、面白かった。
検察、弁護士の視点もうまく表現できていると思う。

0
2023年03月13日

Posted by ブクログ

あらすじに「癒し系女性検事・黒木二千花、登場!」とあるのですが、主人公が誰なのか分からなくなるほど、登場人物たちがしっかり印象付けられていて、色々な人に感情移入してしまった。

25年前の事件と、現在の殺人事件。
それに関わる検事、事務官、容疑者、弁護士、それぞれの思いを想像しながら、ミステリーを満喫できる、とても良い作品だと思う。
この作品のスピンオフ的でもいいので、続編を描いてほしい。

そして、ドラマにするなら癒し系女性検事は誰が良いか、くせ者の弁護士は、など考えるのも楽しめた。

0
2022年11月08日

Posted by ブクログ

癒し系女性検事・黒木二千花。
見た目はゆるふわでも、その深根は元検事であった父親の、決して悪を許さないと言う信念が生きていた。

担当した被疑者は、かつて父が起訴を見送った男であった。果たして、今度も男は無罪なのか?

最後の真実は、驚きの展開です。そう来たか〜
全く予想出来ませんでした。
タイトルの『罪人』とは、そう言う意味なんですね。

【追記】
表紙のデザインがスッキリして、綺麗ですね。
まるで、女性誌のようです。

0
2022年04月23日

Posted by ブクログ

小説を読んでると、正義って何だろうという疑問が浮かびます。
本作は癒し系の美しい検事が主人公ですし、とてもスピーディーに話が進むしで本当に油断してました。
え、、そうだったの、まさしく絶句です。
面白かったです。

0
2022年01月12日

Posted by ブクログ

まさかの展開で面白かったです。

公判終盤にアリバイ証人が現れる、そんな裁判を是非傍聴してみたいです!

0
2021年09月21日

「小説」ランキング