大門剛明のレビュー一覧

  • 神都の証人

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    読み応えのある本であった。
    最初は昔の話からはじまったので読み進められるかな、と思ったがあっという間にすすんだ。
    戦時中から現代まで時を超えて1つの事件を再審無罪にしようと尽力していく様子を描く。
    舞台は三重、伊勢神宮があることから神都といわれた。
    谷口事件の真相は最後の最後、まさかと思ったが、
    冤罪事件の周りの人は人生を大きく変えられてしまうと感じた。波子が逃げ出したくなる気持ちがよく伝わってきたし、もう一度向き合おうとしたタイミングでのタツが殺されてしまうのは心が痛んだが、それでも花田や伊藤太一など支える人がいたことは心強く思った。

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    2026年04月19日
  • 神都の証人

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    これはすごい。

    睡眠を削り、この2日の生活を破綻させ、読破した。続きが気になり過ぎて止まらない。

    幼い子供から超高齢者まであらゆる人間の選択が、正しいのか誤っているのか天秤にかけられていた。
    正義と嘘と保身と罪悪感といろいろな人間心理が試される。

    最近、「正義」という名の行動に、闇を感じることが多々あるなと思っていたところ、この『神都の証人』を読むことで、さらに「正義とは?」と考えさせられた。

    権力を持った時にこそ人間力が現れる。
    だから、私は権力を持たない生き方を選択して生きているような気がする。自分の醜さが露見するのが怖いから。

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    2026年04月18日
  • 神都の証人

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    分厚さに比例する重厚感。
    サラッと読めないその深さ。

    はじめはページをめくる手が重く、ああ、読みにくい、と断念しそうになりましたが、各章(部)の読み終わりは自然と目から涙がこぼれ落ちていました。

    あっさり読めないのでうかつに手を出すと危険!なので、じっくり読める時間を持てるひとに手にとってもらいたいなと思いました…!

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    2026年04月17日
  • 雪冤

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    ミステリー小説。小説を読んでいると登場人物に対して、この人は良い人そう、この人はなんか嫌な人とか、なんとなくの白黒の「色メガネ」をつけて読んでいるものだが、この作者はほんの些細な描写一つで、「えっ、、もしかしてあの人が犯人なの?」と、こちらが認識していた登場人物の色をガラッと変えてくる。その度にページを遡ってその人物のセリフや態度を、もう一度色メガネを変えて見てみると、まるで見え方が変わってくるゾクっとくる感覚が、この小説では、数回仕掛けられている。

    小説を見終わった後には、物語の結末の切なさに加えて、この小説を読み終えてしまう寂しさを感じさせてくれる傑作小説だった。

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    2026年04月08日
  • 神都の証人

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    冤罪を晴らすまでの長い長い戦い...
    読者は神視点だからこそ全部の物語を見られるけれど、途中で命尽きた人たちの無念さが沁みます...
    そして衝撃の真実!
    読み応えがあるのに読みやすく、とても良かった。

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    2026年04月02日
  • 完全無罪

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    冤罪事件に立ち向かう弁護士が弁護する加害者が本当に犯人ではないのか葛藤するところや、加害者の犯罪証拠が不十分で証拠捏造してた警察官の真逆の立場からの二人がそれぞれの思いからつき動く話がとても良かったです

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    2026年03月29日
  • 神都の証人

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    戦時中から令和まで、
    実に80年に渡る冤罪との闘い。 

    ニュースなどでは見たことはあるが
    再審請求とはこんなにも長期間かかるんですね。
    一体司法とは、正義とは何なのか。
    これは!という証言や証拠が出てきても
    何度も何度も跳ね除けられる。

    第一章 吾妻太一(弁護士)
    第二章 本郷辰治(検事)
    第三部 伊藤太一(弁護士)

    第一部も第二部も
    最後に「えええ」と私が絶望して
    挫けそうになった。
    第三部は最後のどんでん返しに
    声が出るほどびっくり。
    そんな(涙)、、。真実は想像以上の衝撃でした、、。

    吾妻さんに憧れて
    弁護士になった伊藤捨次郎。
    父を信じ、息子にその憧れの人の名前を託して、活動し

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    2026年03月22日
  • 神都の証人

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    一つの冤罪事件を巡って3世代にわたり、弁護士と検事の両視点から真相に迫るって感じ。
    長かった。
    ご都合良い展開もあった。
    でも最後の裏切りで
    ふわあー?!でした。
    面白かったです。
    法律に詳しくなくてもまあまあ読んでいける強度です。

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    2026年03月21日
  • 完全無罪

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    前回読んだ法廷遊戯と同様に冤罪を題材にした話だった。ドラマ化されているだけあって展開が二転三転して面白かった。

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    2026年03月19日
  • 神都の証人

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    長編ですが、文章が読み易く、構成も良いので飽きずに読めました。
    また三重県在住伊勢市出身者として伊勢弁を直木賞候補作品で見るとは感慨深いです。

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    2026年03月17日
  • ボーダー 負け弁・深町代言

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    東京の勝ち組弁護士から都落ちし伊勢弱小弁護士事務所に移り変わった深町弁護士が徐々に奮闘する様が良かった
    伊勢市、鳥羽市、多気町、渡会町、南伊勢町などの道路やマニアックな街並みや商店街などが出てきて地元民としては嬉しく、情景が手に取るように浮かんで読み楽しめました。

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    2026年03月17日
  • 神都の証人

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    読み始めたら止まりません
    全ての弁護士先生が素敵です
    最後を詳細にされてないのが
    残念なような、だから良いのか

    是非読んで欲しいです

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    2026年03月15日
  • 神都の証人

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    これは直木賞もんだ^_^
    ただ、戦後はこうも簡単に、弁護士、検事になれるのか^ - ^
    いくら戦後とはいえ、ちょっと行き過ぎではないのかなー
    最後はやはり、ミステリーでした^_^

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    2026年03月10日
  • 完全無罪

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    無罪は無実ではない。帯に書かれた文章。無罪というのはあくまでも裁判の判決の事実というだけで、真実はどうかわからない。弁護とはなにか正義とは何かと思わされる作品

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    2026年03月07日
  • 正義の天秤

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    正義とは何か。人の正義と正義がぶつかり合った時に対立さらには犯罪へと発展していく。つまり、逆説的だが、正義が犯罪を引き起こすとも言える。そうなると正義が正しいのか正しくないのかもわからなくなる。しかし一つ言えることは人によって持っている正義は異なるすなわち絶対的な正義の答えは存在しないということだ。正義とはそのような1人の人間の生き様なのではないかそう考える。

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    2026年03月06日
  • 神都の証人

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    直木賞候補作
    大門さんは初読みです


    こちらはブク友のみなさんの本棚でよくお見かけしていて気になってたんですが
    aoi-soraさんのレビューを見て予約しました(^^)



    ここのところ毎回言ってるのでくどくなってしまいますが、予約本ラッシュ中でして、、、


    そこにこの分厚さが届いて
    もう見た瞬間に無理やなって思いました笑



    でも試しにちょっと読んでみたら
    面白いんですよー!
    読めちゃうんですよ


    さすが直木賞候補作



    他の候補作は全然読んでないんですが
    これが大賞でもいいでしょってくらい
    面白かったです(o^^o)




    戦争中に起こった強盗殺人事件

    犯人として捕まったの

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    2026年03月03日
  • 神都の証人

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    ネタバレ

    今回の直木賞候補、大本命ばかりでは?!
    読み応えがものすごい。こんな浅い感想しか出てこなくて悲しい。
    登場人物の人生を、命をリレーしながら辿り着いた先にある真実。感情。彼女の語り口がまた物語に没入させるのよ…

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    2026年03月01日
  • 神都の証人

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    第16回山田風太郎賞受賞作品。
    めちゃくちゃ良かった。最後の最後まで飽きさせずに読ませる力量のある作品。今月は良い作品が多いけど、1-2を争う良い小説だった。

    第1部 弁護士の吾妻は倒れていた少女ナミコを拾う。どこの子かわからない。仲間の弁護士花田が、殺人犯で今は名古屋の拘置所に入っている谷口の娘だと教えてくれた。ナミコは津の拘置所に父が入っていると思って日参しているようだ。吾妻は波子を連れて名古屋拘置所に谷口に会いに行く。谷口は冤罪だと吾妻に告げる。

    第2部前編 辰二は船乗りだが、してもいない強盗殺人の容疑者として拘束されるが、同時刻の目撃情報のおかげで釈放される。その時の弁護士伊藤先生

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    2026年02月26日
  • 神都の証人

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    冤罪事件を暴く可く、ある弁護士が証拠集めに奔走。しかし虚構が邪魔をし、無罪に持ち込めない。真実のバトンは80年に渡り『神都法律事務所』に引き継がれてゆくのだが…
    まさかの結末に愕然とした。正義、冤罪、人権、人間の心の成長や情味など、様々な角度で深く考えさせられる一冊だった。

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    2026年02月22日
  • 神都の証人

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    これはめちゃくちゃ面白い! 
    うなったね。
    500ページも一気読みののめり込みだった。

    昭和→平成→令和と80年にわたる大河ドラマ。
    時代を超えて冤罪に立ち向かう人々。
    その人から人へと受け継がれていく正義の心。

    本当に素晴らしい作品だった。

    最後10ページくらいで衝撃の事実判明(笑)
    これはとんでもない作品でした。

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    2026年02月20日