大門剛明のレビュー一覧
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シリーズ第2巻。◆アイギスの盾◆完全黙秘。コミュ障の被告人を弁護する杉村。判決後、明らかになる真実。それが遺族を慰める。◆黒と白◆裁判官時代に有罪と判決した被告の再審を受けた桐生。オセロのように黒から白へと裏返った人生。◆手のひらの楽園◆動物愛護団体代表からの弁護依頼を受ける梅津。誰が犬猫の命を物のように扱う悪徳ブリーダーを殺したのか。◆もう一つの正義◆刑を終えた男が殺された。被告人として捕えられた近隣に住む男を弁護する芽依。◆正義の心臓◆鷹野の恋人、雨宮久美子が殺された事件の真相を追うルーム1の面々。犯人はこいつか!正義は勝ち負けではない。鷹野の出した答えは久美子が望んだ救い。誰にでも真似の
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「完全無罪」で自らが誘拐被害者となった過去の事件の真犯人にたどり着いた弁護士・松岡千紗シリーズ第2作。
8年前に事件当時19歳だった少年に死刑判決を下した判事・日下部陶子。
裁判官、裁判員ともに無期懲役と迷いに迷い、わずか一票の差で死刑となった。
その少年の幼なじみが千紗に、彼の心の内を知りたいと依頼が入る。
少年と接見した千紗が彼の心が開きかけた感触を得た矢先、死刑が執行されてしまう。
一方、陶子の元にかつての死刑判決に間違いがなかったかを問う不審な電話が入る。
電話の主と会った陶子は、裁判時には見たこともない事件当日の動画を見せられ自分達の判決が誤りであったことを知るー。
今回は最初 -
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ネタバレ帯に「新ヒロイン誕生」とあるのに、なかなかそれらしい人が登場しなかったり、二章に入ったらいきなり20年以上経過するなど、意表を突かれまくり。他にも二千花と本宮の関係や、米山事件の犯人など驚きの連続に加え、最初の事件の真相はいったいどうなのかが終始気になって、終わりの数ページ手前まで読むことを中断できませんでした(就寝直前に読み始めてしまったので、寝不足ですよ……)。
良い意味で予想を裏切り、上回ってくる展開ばかりだったし、キャラも二千花や古沢など個性的かつ魅力的な人物が多く、最近読んだ小説の中ではダントツで面白い作品だったと思いました。
これは映像化(二千花はガッキーが、加瀬涼真は竹内涼真 -
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大門剛明『罪人に手向ける花』ハルキ文庫。
23年前の事件と現在の事件とが交錯する検察ミステリー小説。
最初は検察事務官の立原愁一を主人公にした小説かと思ったのだが、何と途中から登場したゆるふわ癒し系女性検事の黒木二千花が主人公に取って代わった。さらには黒木二千花が立原がかつて世話になった検事の本宮の娘というのだから、さらに驚くばかりだった。そして何よりも、事件の真相が全て明らかにされた時の驚きと面白さは、ここ数年に読んだミステリーの中でもピカイチだった。
23年前に殺人事件の容疑者となった加勢高志は弁護士の古沢の手腕により検事の本宮と検察事務官の立原の努力も虚しく不起訴となる。それから2 -
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『完全無罪』シリーズ、第二弾。
高松の女性弁護士・松岡千紗が活躍する慟哭のミステリー。一部、真犯人側の視点からも描かれるので、倒叙ミステリーとも言えるでしょうか?
帯にある『裁判員が殺人犯?』に惹かれて、購入しましたが、あっという間に読破。
誰が真犯人か、というより、動機の面で、なぜ真犯人はそんなことをしたのか、単に保身のためなのか?というところがポイントでしょうか?
裁判員裁判で死刑評決を受けた当時19歳の青年(小杉優心)の死刑が執行された。松岡が、量刑不服として再審請求する矢先であった。
そして起こった新田という男性の殺人事件。
その容疑者は、死刑評決が出された8年前の事件の裁判の