大門剛明のレビュー一覧

  • 正義の天秤 アイギスの盾

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    師団坂法律事務所に属する弁護士たちが、黙秘権を行使させて被告人の無罪を勝ち取るなど、ユニークな弁護活動を描く連作短編集第2弾。
    全話を通じて謎となっている、シニアパートナー鷹野が絡む事件の真相が最終話で明らかになる。
    これで、このシリーズも終わりなのだろうか。それぞれにユニークな弁護士たちの活躍をもっと見てみたい気がするが。

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    2021年09月01日
  • 不協和音 2 炎の刑事VS.氷の検事

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    『不協和音』シリーズ第2弾。
    短編ということもあり、サクサク読み進められた。

    父の事件の真相にもだんだん近づいてきている。
    続編に期待。

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    2021年09月01日
  • 死刑評決

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     前作「完全無罪」に続く2作目。本作でも裁判員裁判が焦点となっている。
     前作では法廷ミステリーではあるが、法廷を舞台にした記載が少なかったが、本作はいかにも法廷といった流れ。まさかの結論が待っていて、思わず「え?」となったが、法廷での緊張感などは伝わってきて、個人的には前作より楽しんで読めた。
     本作は、裁判員裁判で死刑評決を受けた犯行当時19歳の少年の死刑が執行されたことを発端として、その時死刑評決を支持した裁判員が容疑者となる殺人事件が発生。その弁護をヒロイン松岡千紗が行うというストーリー。
     人が人を裁くことの難しさもさることながら、裁かれない悪もあることが浮き彫りになる。むしろ、そち

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    2021年06月29日
  • 正義の天秤 アイギスの盾

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    5話収録
    前回から続いているお話もありました
    今回もまたいろんな弁護がありましたが
    単純なものはなく楽しめました
    このシリーズは今後も出てきそうだなぁ

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    2021年06月11日
  • 正義の天秤

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    弁護士事務所のあるチームのお話
    全6話の構成でした
    いずれの事件もすんなりではなかったし
    そういうことだったのかということで
    予想は難しいです
    でも楽しめました

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    2021年06月08日
  • 反撃のスイッチ

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    ネタバレ

    社会に上手く馴染むことが出来ない生活困窮者「負け組」達が社会不適合者という定義を作りそれをゴミとする産まれ持っての「勝ち組」の娘を狙う「誘拐事件」。身代金は「四百円」。
    主犯の男はメンバーに一千万を渡す約束をし、手伝いを頼む。彼の内に秘めたる想いとは。
    そしてそれを受け継いだのか否か一人残った男は何を感じ何を考え、どう動き出すのか。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    私にとって「趣味」が生活の中心でありそれをする為の「仕事」だ。どちらかに全ベットする事は出来ない。恐らく良い意味では無い「マイウェイですよねぇ」なんてセリフはこの人生で100万回言われてきた(産まれてから1日1回言われていた

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    2021年02月25日
  • 反撃のスイッチ

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    どんどんと展開していく誘拐劇には圧倒されて、読むのが止まらなかった。その分、結末はこれでよかったのか…と思わざるを得ない。

    権力者は何かを失わない限り、弱者の気持ちを理解することはできないのだろうか。
    人の命の価値に差などない。いや、本当はあるのかもしれないが、それでも無いと声を上げていかなければならないのではないか。
    そうしなければまた次の柳瀬、沖田達を産むことになる。

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    2021年01月11日
  • テミスの求刑

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    久しぶりに活字を読む時間ができたので。主人公が自分と同じ働く女子なので、感情移入はできました。田島のことを信じたいのに信じられない揺らぐ気持ち、窓を開けるか開けないかの決断する時の狂いそうなくらいの悩みが想像にたやすく、せりなちゃんと一緒に頭を抱えていました。
    大どんでん返し!!ってわけではなかったけど、最後にたどりついた答えと、最後の田島さんの自白は真犯人の胸を思って涙が出るほど悲しかった。
    出だしから田島側!って思ってましたか、飄々とした掴みどころのない最強検事滝川とイケメン秀才深町弁護士のバトルもっと見たい。
    とても面白かったです。

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    2020年12月14日
  • 正義の天秤 アイギスの盾

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    大門剛明の『正義の天秤』の続編。
    5編からなる短編集。

    前作で、名門の師団坂法律事務所の立て直しにやって来た元医師の弁護士・鷹野。

    荒療治で賛否両論があった彼が、なぜ弁護士になったのか?その悲しい過去の経緯が明らかとなります。

    特に、最後の『正義の心臓』は、彼の被告人が、何と彼が弁護士になるきっかけとなった別の事件の容疑者とは...
    果たして、被告人を弁護士として守るのか、それとも、弁護士を捨てて復讐に走るのか?

    最後は、やはり弁護士としての矜持でしょうか。
    今後の活躍を楽しみにしています。

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    2020年11月30日
  • 死刑評決

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    完全無罪の続編。
    死刑判決と裁判員制度を題材としていて、前作に引き続きなかなか考えさせられて面白い。
    被害者遺族、加害者関係者、判決を下した裁判官と裁判員、そして野次馬、様々な立場の人間から見た死刑。判決後の人生。
    そこから始まるミステリー小説。

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    2020年11月12日
  • 死刑評決

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    女性弁護士、女性判事の両名のキャラクターが良かった。ストーリーは途中までは思った展開だったが最後はいい意味で裏切られた。
    一点だけおやっと思ったのは死刑判決が出た被告の執行が早すぎたように感じた。
    それから舞台が何と私の故郷だったのもびっくりした。またこの作家の本は読みたいと思った。

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    2020年10月16日
  • 正義の天秤

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    ブレーメンの弁護士たち★★★★
    カルネアデスの方舟★★★★
    マアトの天秤★★★★
    悪魔の代弁者★★★★
    アメミットの牙★★★★
    正義の迷宮★★★★

    それぞれ取り扱う題材や物語の仕掛けも異なり、全編ハズレなしの、法廷ミステリでした。

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    2020年10月10日
  • 正義の天秤

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    正義とは何か?
    ある者は『真実』と言い、ある者は『思考停止』と言い、そしてある者は『人を幸せにすること』と言う。
    果たして、本当の正義とは?

    大門剛明氏の短編集。全6話。

    名門・師団坂法律事務所。
    創設者を喪い、経営が傾く中、創設者の娘・芽依は、元医者でやり手の弁護士・鷹野和也を海外から招聘する。

    しかし、彼は結果が全てと、大幅なリストラを敢行する。反発する者も多い中、着実にその実力を見せる。果たして、彼を突き動かすものは、何なのか?

    それぞれの話を、リストラから残ったメンバーが1話ずつ主役となって弁護に当たる。
    各話とも、次第に明らかとなる驚愕の真実とは?
    そして正義とは?

    いろい

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    2020年09月27日
  • 正義の天秤 アイギスの盾

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    大門剛明『正義の天秤 アイギスの盾』角川文庫。

    『正義の天秤』の続編。書き下ろしリーガル・ミステリー連作短編。5編を収録。

    前作は今一つという感じがしたが、本作は意外に面白い。

    短編という限られた時間の中に凝縮される冤罪事件をはじめとする様々な事件の弁護が描かれ、展開が早く面白い。しかし、こんなに簡単には冤罪や無実が証明されないというのが今の日本の司法の現実である。

    名門・師団坂法律事務所の刑事事件専門部門であるルーム1に持ち込まれる数々の弁護依頼。様々な経歴を持つルーム1の弁護士たちの活躍が描かれる。

    そんな中でハイライトはやはり最終話だろう。ルーム1の筆頭・鷹野和也が長年抱えてい

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    2020年09月02日
  • 雪冤

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    ネタバレ

    作家買いをして、当たりだった作品。

    序盤から一気に読ませる筆致は流石。
    細かい伏線の回収も秀逸。

    ただ、読み進めていくうちに。
    湊かなえさんの『Nのために』が脳裏を過ぎった。

    今後の作品も期待したい作家さん。

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    2020年08月29日
  • 死刑評決

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    作家さん買い二冊目。

    『完全無罪』に引き続き、今回も面白かった。
    序盤から引きこむ筆致、細かい伏線の回収も◎
    余分な部分を削ぎ落とし、最後まで一気に読ませてしまう作家さんだと思う。

    結末については、個人の好みが別れる気がする。

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    2020年08月30日
  • 雪冤

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    大どんでん返しにさらに衝撃のラスト。
    面白かった。
    死刑執行時の慎一の父親への思いには涙してしまった。
    犯罪被害者家族、加害者家族、冤罪、死刑廃止論とテーマは重く難しかったけど、文章が読みやすくスルスルと読めた。
    死刑。安易に「悪い奴はとっとと死刑にしろ!」「生かしておくのは税金の無駄遣い!」よく聞く意見。だけど、そんな上部だけの感情論では安易に語れない問題。本当に重厚なテーマでした。

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    2020年08月14日
  • 不協和音 2 炎の刑事VS.氷の検事

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    『不協和音』シリーズ、第二弾。4編の連作物。

    違法捜査をしたと弾糾されたまま亡くなった父。そして、幼い頃、別れ別れになった兄弟。

    兄は父を信じ刑事となり、弟は父を憎み検事となる。性格も真逆で、常に反発し合うものの、どこかお互いを憎めない兄弟。

    今回、4つの事件は、表面上は単純で解決は容易いと思われたものの、本当の真実は...

    特に、『第二章 同意なし』は、証拠となる音声データもあり、容疑者や犯罪行為は明確で、この事実がどうひっくり返るのか不明でしたが、そう来たか...!

    まるでオセロのように、今まで黒と思っていたコマが白になると、盤上の構図がガラッと変わる。その展開に驚きました。

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    2020年08月10日
  • 死刑評決

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    面白かったです。あらすじとしてはトンデモ展開といえますが、裁判員裁判とか裁判官についてしっかり取材されていて、付せん紙法を使った評議のあり方とか、令状当番の実態など、細部にリアリティがあるので読みごたえがあります。が、ラストはさすがにトンデモすぎであり、素直に飲み込めなかったので、評価は4としました。
    あと、熊さんが前作と比べてもいい味を出しており、個人的に好きなキャラになりつつあるので、願望としては、もっと主人公やストーリーに影響を与える人物になってほしいです。

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    2020年08月02日
  • 正義の天秤

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    短編の割には一話一話の中身が濃い。
    悪くない。
    完全無罪とこれしか読んでないので、他の作品も読んでから評価しよっと。^_^

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    2020年06月02日