ヤマシタトモコのレビュー一覧
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どこにも行けない
朝はあっという間に高校2年生になっている。
軽音部での出来事や、進路に悩む。
孤独を愛し孤独に愛される槙生も、他者との関わりの中で刺激を受けている。 -
Posted by ブクログ
人生でふとした時に思い返したくなるような言葉が散りばめられていた。
日記について、槙生ちゃんは
「誰が何を言って 誰が何を言わなかったか。あなたが今、何を感じて 何を感じないのか。」書いてみるといいと言った。
「今書きたいことを書いて、書きたくないことは書かなければいい。本当のことを書く必要もない。」とも言った。
それらの言葉に衝撃を受けた。日記は正直に、思ったことを全て書かなければいけないとなぜかずっと思っていたから。嘘を書いたとしても、将来見返した時に、自分がなんでそんな嘘を書いたのか、その時の苦しみも悲しみも全て受け止められる時がくるはずと思って日記に残すのも悪くないなと思った。
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閑話休題的な
話が進むわけではなく、キャラ達の日常会話が溢れる巻でした。
子供の頃に槇生ちゃんみたいな人が側にいたらどんな子供時代になっただろうかと、考えてしまう。朝はこの先、どんな事が起ころうとも槇生ちゃんがいるかぎり、真っ直ぐなまま大人になって行くのだろうか。
槇生ちゃんのラノベ読みたいわ~ -
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9巻から戻ってきました
最新刊を読んだ後に読み返しにきました。
色々と繋がっていたんだなぁ、なるほど、と。
槙生さん、朝ちゃんの周りの人の心の内側が色々と描かれています。
朝ちゃんはもがいてますね。
でも、朝ちゃんの良さは有るわけで。
自分の学生時代はこんなにもがいて無かったので、羨ましくもなりました。
また読み返したいと思います。 -
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今回は二人のおはなし
槙生さん、朝ちゃんとの関係が中心の巻。
最近は周りの人のことが多かったので、二人が中心なのは久しぶりかも?
自分自身、若い頃から思慮が浅かったんだなーと改めて思います。この本を読む度に。なので、読んでいる間や読んだあとは、有り難いことに色々なことに思いを巡らせています。
朝ちゃんが、『これから先に意味が分かることがあるかも』と話していて、自分もその経験があるので、“過去に言われたことが後になりストンとおちる”感覚を思い出しました。本当にこちらの本、言葉、間、が凄いなーと思います。
“もしも”の話にクスリと笑ってしまいました。ふふ。
次巻も楽しみです。 -
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なんかベースばっかし
ギターが出てこない、みんな弦が4本しか無い。
軽音ならギターの方が多い気がするけど、
絵に描くのはベースの方が楽ですね。
お好みで。 -
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言語化
もやもやと思ってはいたけどうまく言語化できないことを言語化してて、共感しっぱなし。
かくまってくれる友人とか、鈍くずるくなった母親とか。
槙生が実里にやり返してるシーンがあり、ふたりのその後を思うと皮肉なやりとりだった。