ヤマシタトモコのレビュー一覧
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購入済み
引き込まれました
すでにアニメ化、映画化されていますし、名前にインパクトがあるので知ってはいました。でも、なぜリブレ出版社なんだろうか?と。読んでみて、BLの新しい形だとも思いました。作品に深みを与えてくれるし新鮮。というか、これを排除してしまったら意味がない。「抱き合ってあえぎ声出すもの」がBLだと思ったら大間違い。心のつながり、緊張と解放。これをいかに表現するか、だという気がします。
見えてしまう、だから見えないようにしてきた書店員の三角くん。冷川さんとの出会いでどんな事件を「除霊」していくのか。これは引き込まれる。面白いです。そして三角君と令川さんの過去や出会った意味も解明されて行くのでしょう。冷川 -
ネタバレ 購入済み
2巻も買います
実は、冒頭から20ページくらいの間、槙生ちゃんのことを男だと勘違いしていました。表紙の女性とも別人なのかなと。だって髪ぼさぼさだし、姿勢とかもだらしないんだもん。
と、この話はここまで。
あとタイトルが気になっていて、『違国日記』、じゃないですか。
作中で「ちがう国」についての話や「日記」についても出てきたから、何のことを指しているのかはわかる。
だけど、普通だったら「異国」にしないかなと。わざわざ「違国」にしたことに意味があるのかな?と。いや、もしかしたらそんなに深い意味はないのかも知れないけど。
今後も読み続けていけばわかることでしょう。 -
わからないから分かりたい
えみりの一大決心が見れたり、朝の探偵している内容が見れたり、槙生ちゃんの遠吠えが聞けたりと色々とあった巻でした。
気持ちが落ち着いていない時に読むと話がモヤッとしてわからなくなるので、落ち着いている時に読むのが吉です。
私は小学1年の時に父親を亡くしているため、実際父親というものがどういうものかは全く分かりません。そう感じながら朝の気持ちはどうなんだろうと考えながら、読み進めていました。何故そこまで知りたいのか。知らなければ、自分というものがぐらぐらとしてしまうのか。
この巻も色々と考えさせられるものでした。 -
匿名
ネタバレ 購入済みあれあれ?冷川さん、除霊はぶん投げる方式だっだのに飲んでませんか〜?!マッチポンプ的に使う為?
エリカちゃんは事件の現場で半澤刑事と会ってしまいヒウラエリカとバレ、数々の関わっている事件について聞かれて窮地に立たされ居合わせた半澤刑事の奥さんに呪いをかけ逃げることに成功、でも誰かに自分を売られたと疑心暗鬼に。その矛先は二人に向くよね〜きっと、、、。つか奥さん心配。自分のせいで大切な家族が巻き込まれるなんて、、、。エリカちゃーん、、、
理人の幼少期も明かされ切なくなった。そりゃ語彙力無いし人の気持ちにも疎いわけだよ、そういう風に接してもらったことがないから。かわいそう。理人はもしかして怪物の -
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面白い!
気になっていたけれどなかなか読めずにいましたが、早く読めば良かった・・・と思うような内容です。
ホラー×BLも斬新で、ゾワッとしながら読み進められます。 -
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巻を重ねるごとに最高傑作を更新しているのではないかと思うほど、とんでもなく素晴らしかった。どうしてヤマシタトモコさんはこんなにも思春期の誰とも分かり合えない孤独や葛藤、非凡であることを誇示したいという欲求、親友さえもヒエラルキーの枠組みに囚われてしまう残酷さを描けるんだろう。もうとっくに忘れていた気持ちを思い出した。わたしだけが、ときっと誰もが思っていたんだろうな。