新聞に紹介されており目をつけてました。一昨日、昨日、今日で5巻まで拝読し、幸せな夜を過ごしました。
作家の方々は、とても繊細な感受性をお持ちなのだなあ、と。だから書けるんだ、と。。
15歳の少女の言葉や反応、行動も、どこか懐かしいというか、そんな感じだよねえ、と、納得できる感覚があります。
違国日
...続きを読む記たるタイトルの所以。この作品のテーマ。
まさに、違国というものは隣にあった。
ふと見れば、一緒に暮らす男も幼児も、私とは別の世界の住民なのでした。
言われれば、確かに、私の感情は私だけのものであります。カンタンに共感されたり分かり合えるもんじゃない。
この作品は私の古傷を開く。取り返しのつかないことをした過去と結びつく。
お姉さんに傷つけられた、まきおさん。
上から目線の思いやりに欠ける残虐な発言。。
どうか誰も、私の言葉に傷つかないでほしい。。
自分への戒めという意味でも、大切にしたい作品です。
あと、、まきおさんと彼の絡み。彼の腕の回し方、髪をすくう手つき!彼の彼女への愛おしみが溢れすぎて。もうまきおさん鈍すぎ、と思ってたら、かわいすぎ。
思わず私も、寝てる彼の背後にもぐりこんで首筋の匂いをチェック。。(「フィクションを必要としない人間」が登場したのもビックリでした。私は、フィクションを糧に生きておりますが。夫のことや!!と合点しましたが、一体どういった違いからくる違いなんでしょう?)
あと!!カラーが素敵。色。この作品の画集は出てないのですか!?出ないのですか!?夢のように素敵。憧れるスタイリング。。
あとまきおさんがイケメンすぎる。脱力な表情も、、目が離せない!!立ち振る舞いにも惚れる。
大人買いしてゆっくり味わいたい。娘にも勧めたい。
作中の作品も観てみたい。。