ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • 違国日記(1)

    冒頭で

    一話の冒頭で、この部分を持ってくるところが面白いなと思いました。二人の生活がどういうふうに変化して今の二人になるのか、気になるエピソードです。
  • 違国日記(11)

    とても良かった

    とても良かったです。最初から最後まで、素晴らしい作品でした。出会えて良かったです。二人が二人の望む道にたどり着けますように。
  • 違国日記(10)

    誰もが

    誰もが悩むであろう、朝ちゃんの進路の話しでした。ふたりがどうなっていくのか、最終巻が読みたいような読みたくないような•••。
  • さんかく窓の外側は夜 1
    独特な除霊の仕方が斬新でユニーク。しかもちょっと色っぽい。怖いのは、霊だけだと思っていたら、猟奇殺人まである。ホラーとBLっぽい組み合わせがツボ。
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

    さみしいとは?

    寂しいと感じたことは?
    今巻の台詞の中で共感した言葉です。
    人はどんな時にそれを感じるのか、物語の登場人物の中で描かれていく。
    正解も間違いもなく、読んだ人によっても感じ方や受け取り方が違うんだろうなと思える作品です。
  • 違国日記(2)【電子限定特典付】

    距離感が好き

    登場する人たちの距離感が好きです。
    近くもなく遠くもなく、優しくもなく冷たくもなく、
    弱音を吐いたり、愚痴ったり、落ち込んだり、立ち直ったり、
    こういうヒューマンドラマは良い。
  • 違国日記(1)

    派手さはないが深い

    叔母と姪の不思議な同居生活を中心としたヒューマンドラマ。
    こういう人の心理描写を丁寧に描いた作品は好きです。
    4人のキャラクターの個性と会話が絶妙で共感できました。
  • 違国日記(11)
    巻き戻して読まないと自分がいま何を読んでいるのかわからなくなってしまうことがあった。わかりにくいという意味ではなく、そんなふうに大切に読んでいきたい作品だった。

    大人になった子どもにあげられると良いかと思って買った10年日記が手元にある。ほとんど書けていないけど。とりあえず、捨てる、もしくは書き続...続きを読む
  • 違国日記(11)
    今年1冊目の登録本。
    11巻で終わるとは知らなかったので、手にとってびっくりした。

    読めば読むほど、唯一無二の本。
    孤独と向き合うこと、相手を尊重すること、相手を思いやること、自分を大切にすること、誰かを大切に思うこと、そして大切な人にあなたは大切と言葉で伝えること…。
    その全てが共存して描かれて...続きを読む
  • 違国日記(11)
    雑誌「ダ・ヴィンチ」の2023年Book of the yearでコミック部門1位だったので、軽く読んで見るつもりが、ガッツリハマった「違国日記」です。
    11巻で完結してます。

    交通事故で両親を無くし、疎遠だった小説家の叔母に引き取られた高校生の話。
    でも、悲しい話ではなく暖かく、現実に誠実で厳し...続きを読む
  • 違国日記(11)
    お正月で全巻読み切りました
    言及すべきエピソードが多すぎて、感想が自分の中でまとめきれてない…
    これからの人生で何度も読み返すと思うし、
    歳をとってもっと深く理解して、体現できるようになりたいと思う物語だった

    私は好きな人に『幸せに生きてほしい』と伝えがちだけれど、最終巻のマキオさんが朝ちゃんに伝...続きを読む
  • 違国日記(11)

    歴史的傑作

    完結した今年中に読めて本当に良かった。
    立ち会えてよかった。

    最後は詩で、「わたしたち」という一人称複数形への帰着。だから(この)あとは、言葉を持たない者たちへのまなざしを追究してほしい。つまり、人間中心主義と言語中心主義(併せてヒューマニズム)の問い直し。

    『日記』と銘打たれた...続きを読む
  • 違国日記(1)
    新聞に紹介されており目をつけてました。一昨日、昨日、今日で5巻まで拝読し、幸せな夜を過ごしました。

    作家の方々は、とても繊細な感受性をお持ちなのだなあ、と。だから書けるんだ、と。。
    15歳の少女の言葉や反応、行動も、どこか懐かしいというか、そんな感じだよねえ、と、納得できる感覚があります。
    違国日...続きを読む
  • 違国日記(11)

    特別な作品

    人と生きる限りあり続ける違和感、生きづらさ、愛憎の輪郭を鮮明に捉えて言語化してくれる、まきおさんの言葉に何度共感し救われたか。
    他者との絶望的な隔たりも、内心に消えることない不安も、諦観に埋もれた孤独も若気の至りも抉るように鋭く描き出しながら、それも悪くないかも、な希望を忍ばせてなんでもなく重なり続...続きを読む
  • 違国日記(11)

    素晴らしい作品でした

    おいおいと泣きました。
    何が良いのか表現するのがとても難しい作品ですが、とにかく素晴らしい作品だと思います。

    朝の場合は砂漠でしたが、私の場合は心の湖に波紋が広がるような…
    作中の言葉や仕草、表情、行間が色々な形でずっと響いていくような感覚でした。

    人にはそれぞれ孤独があるのだなぁ、と。
    その孤...続きを読む
  • from RED vol.17
    作者さん好きで新宿ヘヴン、夜明けの唄目的で読みましたが全体的に気になる作品が多く読み応えありました。ゴミ屋敷〜の絵も雰囲気も好きで続きが読みたくなりました
  • from RED vol.2

    お得すぎる

    夏野寛子さんの作品が読みたかったので読みました。まるまる一冊読めるとか凄すぎる…他の作品も全然的に絵が綺麗でハマりそう
  • 違国日記(11)
    違国日記は、無意識に気づかせてくれ、当たり前を当たり前としない、同じ言葉を使っても相手がどう受け止めるかはわからない。言葉表現だけでなく、視線の送り方などを繊細な絵で描かれ、コマ割りの表現だけで伝わってくる感情もある。他には類のない素敵な漫画です。
  • 違国日記(11)
    最後、槙生さんの詩で涙…
    「夜明けよ」
    この一言で、どれだけ朝ちゃんを思っているかを感じてしまい胸がいっぱいになった
    良い最終巻でした
    たくさん大切な気持ちをもらった気がする
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】
    3かんまで読み終えた。まだヤマシタトモコ先生の作品はいくつかしか読めていないのですが、描かれる女性がカッコよくて好きだ。
    自分がなんとなく抱いている「女性」はこういうもの というイメージやステレオタイプにはおさまらない。でもそれが逆にとてもリアルに感じるし 自分自身が あぁこういう自分でもいいんだ、...続きを読む