ヤマシタトモコのレビュー一覧
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購入済み
非凡だと思われたくて言わなくてもいいことを言って後で後悔する
誰にでも経験あることじゃないかな
朝さんと槙生さんの近すぎず遠すぎずな関係
これからどう変化していくのか楽しみです -
Posted by ブクログ
「私はもう、母の意向に添うことも、母の助言を求めることも、どちらも出来ないのだった。
ていうか事故で死んじゃって、私の愚かさを叱られることもなく、「ぽつーん」」
この歳で無条件で助言をくれる親が亡くなったら、やっぱり「砂漠」に放り出されて「さみしい」のだろうな。親の縛りからは「解放」されたことであっても。だけど一緒に暮らし始めた叔母は「自分」を尊重する人。朝のことを無条件で愛することも出来なければ、朝の寂しさを理解することも出来ないが、「違う人間だから分かりあえない」ことを分かった上で、「歩みよろう」と言ってくれる人。
先輩のような友達のような叔母さんとの生活。ちょっと憧れる。
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匿名
購入済み人と人は繋がってる
感動の最終巻です!
作中でエリカが「誰だって死と繋がってる」と言うシーンがあります。
一回り読み終わると、このことがシリーズを通じてのテーマだったのかなと思います。
死はもちろん、人と人はどんなに交わりを避けても人間が人間である以上、誰かと関わっていかなければなりません。
望まなかった家族とのつながり、運命的な他人との出会い、ずっとそばにいたのに理解できなかった愛情等々。形は様々ですが、「繋がり」を考えながら読んでいくと、ますます良い作品だったと思えます。
この作品と出会い、読むことができた繋がりに感謝です! -
匿名
購入済みいよいよラストスパート!
呪われた家で、最後の戦いに身を投じる三角くんご一行。信じない派の逆木さんも信じないのになにやらできるようになってしまい、エリカとは良きパートナーになっています。
やっぱり最後まで冷川は堅物(?)だった!人間の心を取り戻せ!