ヤマシタトモコのレビュー一覧
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購入済み
どの登場人物もそれぞれの状況で思考して悩んでいて、語る言葉が響く。たまに余白やコマが多いと感じる時があるけれど、そういう時、自分のことも思考してみる。考えさせられるマンガ。
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ネタバレ 購入済み
アオハル
朝の振り返り口調で綴られているところが、どうつながるのか。10代特有の寂しさや不安や孤独がとても良く書かれていると思う。自己肯定感は低いのに自意識は高いのよね
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Posted by ブクログ
──わたしの好きな夜
──ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る
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>それがもしかするとわたしたちの絆で
>鎖で
>もっとも愛に近いものではありえないかと
>もちろんそんな言葉をわたしが持ちえるはずもなかったが
>つまり
>もう 永遠に答えてくれる人のいない問の答えが私はただ ほしかった
>答えが何だろうと 関係なくただ 答えがないということがわたしを打ちのめしていた
>あと1年でわたしは18で
>心だけを置き去りにして大人になることが恐ろしかった
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>わたしは
>わたしは わたしは
>わたしは -
匿名
ネタバレ 無料版購入済みひばりという少女とは
中学二年生の少女、手島日波里(てしまひばり)を主人公に彼女の周りの人物によって語りと話が進むおはなしの第一巻。
名輪完(なわかん)はいとこの女性の子供である中学生のひばりを仕事終わりに自宅で預かるということをしている。
同じアパートに住んでいること、彼女の父親が在宅で仕事をしているから遠慮しているのか完の家に入り浸るひばりの存在によって、交際相手である富子との関係が悪化してくる。
そしてひばりの存在によって女としてのコンプレックスが刺激さりれてしまう富子、富子に完とひばりの写メを送り二人の関係に歪みを作った憲人もまた富子に対する拗れた片想いとその彼氏が自分よりも地味でレベルの低い完だ