ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • 違国日記(1)

    Posted by ブクログ

    言葉がひかっている…コトバにたくさんの想いがつまっている!
    悲しいときは…本当に辛く悲しいときは泣けないよね。色々な方が励ましたりするけど心にははいってはきにくいもの。
    そばにいてくれるだけであたたかくしてくれる存在が必要だよね。
    私も、本に…コトバに寄り添ってもらったな〜

    2人の生活が始まる。頁をめくる楽しみの本です!

    ぜひ〜

    0
    2024年06月14日
  • 違国日記(10)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    千世ちゃんが
    「大丈夫じゃないまま生きていくからいい」
    「田汲が忘れないでいてくれたら少なくとも田汲の周りでは変わる」
    と言うのが良かった。
    小さくてもそれは、”世界を変える”ことになる。

    社会の先生が基本的人権の話をしているのも良かった。
    全く説教臭いものではなく、先生もひとりの人間で
    そこから救いを得てそれをみんなに教える為に先生になった
    というのはとても素敵だ。
    解決しない問題をSDGsと言い換えるのには笑ってしまったが、確かに解決することばかりではないし
    永遠の課題だと思った方が気は楽になるのかもしれない。

    慎生ちゃんという小説家が現実にいたら、
    自分はきっとファンになっているだろ

    0
    2024年06月13日
  • 違国日記(1)

    Posted by ブクログ

    言葉にならないくらいに心に響いた。

    言語化できない複雑な気持ち、
    わかりたいけどわかり合えない人との関わり、
    そういう自分を取り巻くしがらみの中で
    それでも生きていく人達の愛の物語。

    「最も印象に残ってるシーンは?」なんて
    質問がとんできたら
    「とりあえず読んで。そうすれば答えがわかる。」
    って言うと思う。
    名シーン、名台詞が多すぎる。
    選べるわけがない。

    1
    2024年06月12日
  • 違国日記(11)

    Posted by ブクログ

    ある人が死んだことをきっかけに深く関わることになった2人は、死んだその人を通さないと繋がることができないと思ってた。2人がお互いを思い合うとき、どうしてもその人がちらつくのではないのかと思ってた。でも、そんなことはないと、2人は、2人だけで、お互いを大切に思えるのだと、『違国日記』を読んで思った。
    他にも思ったことはたくさんあるけど、言葉がまとまらない。とにかく、出会えてよかった作品。

    0
    2024年06月10日
  • 違国日記(11)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お姉さんとうまくいっていなかったからこそ、
    彼女の遺児を自分なんかが大切に思って良いのだろうかと思う。
    大人だからこそ現実的なことも考えなければいけないし
    順当に行けば慎生ちゃんの方が先に死ぬ。
    けれど、それを嫌だと言った朝に慎生ちゃんがショックを受けている姿に
    自分も胸が苦しくなった。

    愛している。それだけでは足りない。
    でも、言葉にするなら愛しているにしかならない。
    慎生ちゃんが泣きながら、しかし淡々と伝えようとする姿に涙が止まらなかった。

    朝ちゃんたちの卒業式の日に更新されたコラムもとても美しかった。

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(9)【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葬儀の時の自分の発言について、
    良いことを言ったつもりで言った自分が最悪に恥ずかしい。でも言わなかったパターンよりはまし
    と思っている慎生ちゃんがなんだか可愛い。


    なぜ小説を書いているのか。
    人生に目的があるのがうらやましいと言う朝と
    えみりだが、大人たちにも子供だった時があることわかっていないのだろうな。
    目的を見つけるまでにどれだけ足掻いて、
    見つけてから今度はまた別のところにたどり着くためにどれだけ足掻いていることか。

    作家3人のお茶会が可愛いし面白かった。

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(7)【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    笠町と塔野がたまたま会って一緒にご飯を食べるシーンが
    変な下心や駆け引きなど一切なくてなんだか好きだ。
    男社会の洗礼から降りてやっと人間になれた、と話す
    笠町くんが印象に残る。

    愛されることに屈託は無いのに、長所を褒められると座りが悪い朝。
    人がものづくりに手を出そうとしていると嬉しくなるという慎生ちゃんが可愛い。

    姉に傷つけられてきて嫌いだという感情とは分けて
    朝をここまで育てたことを「姉さんは立派だ」と言えるのが慎生ちゃんらしい。
    自分だったら母親の残した日記なんて読みたくないなと思う。重すぎる。
    それを残そうという発想自体がまず重い。
    読みたいと思える朝はやっぱり愛されてきて、お母さ

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(6)【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学校と電話してしんどい世界中がうるさいとなる慎生ちゃんにちょっと同情してしまう。
    年齢が大人だから、ちゃんとした大人のように振る舞わなければならないのはそれだけでなかなかしんどい。

    朝がいちいち恋バナに持って行こうとするの、本当にうざいと思ってしまう。
    えみりがはっきりうざいと言える子だからまだしも。

    小説家である叔母の苦しみを理解しようともせず
    好きなことしてんだからよくない、
    たまな昼間からビール飲んでるしと笑うのが
    無邪気で無神経ですごく嫌だ。
    昼間からビールは普通仕事している時間だから思う感覚で、
    夜勤の人は昼に飲むのが当然だし
    小説家は不規則に24時間働いているのだから
    仕事が終

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

    匿名

    無料版購入済み

    どちらの気持ちも分かるな

    朝も、槙生ちゃんのことも両方の気持ちが分かるな
    私にも15歳の時があったわけで、同じような疑問を持っていた気がする…
    笠町くんは、槙生ちゃんには必要な存在で程よい距離間
    元彼から変わることはあるのかな…笠町くん頑張って!

    #共感する

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(2)【電子限定特典付】

    匿名

    無料版購入済み

    おもしろい

    朝と槙生の関係が絶妙
    台詞の一つ一つがズッシリとくる
    家の片付けに卒業式、いろいろ考える作品
    この世界観は好きです

    #深い #共感する

    0
    2024年06月09日
  • 違国日記(11)

    EVE

    ネタバレ 購入済み

    涙でた

    愛してるじゃ足りない
    ってシーン涙出ちゃった…
    たった5文字じゃ伝えられないって心から思ってる槇生さんの気持ちが伝わってきたのは、
    ここまでずっと丁寧に心の機微を作者さんが描いてくれたから。
    白黒つけられない、ふだん目を向けないようにしている感情に「はて?」と何でそう決めてかかる?と気付かされた。
    自己と他者との関係づくりについて考えさせられた。
    小説を読み終わったような感覚になる漫画だった。

    #感動する #共感する

    0
    2024年06月08日
  • 違国日記(1)

    匿名

    無料版購入済み

    槙生ちゃん

    映画化されるとの事でどんな話か試しに読み始めたら、かなりいい好きなテイストの物語でした
    槙生ちゃんの生活に、リアルだなと感じます
    大人だって完璧じゃないし…
    続き読みます

    #共感する #深い #ほのぼの

    0
    2024年06月08日
  • 違国日記(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    「与えたのと同じものが返ってこなくていいとか
    少し離れてその人に関わっていたいとか
    衛星ってのはそんな感じだ」

    とある巻のとある男のセリフ

    自分と重なる部分がいくつかあって、頭から一生離れないフレーズ

    この距離感なんだなーって思って気づいたら泣いてました

    自分の場合は衛星になり続ける事はできず、名前も知らない誰かと付き合ってしまいましたが、、

    この作品は愛を知ることができて、人をものすごく尊重しているなと感じる作品でした。

    その分選ぶ言葉が大事で、気を遣うとかではなくて

    もしかしたら家族よりも親密な関係なのかもしれない2人の物語です

    愛情や優しさが分からな

    0
    2024年05月27日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

    購入済み

    良かった

    作家さん買いです。この作家さんにしては結構明るめな話というかノリは軽めな気がします。
    話もキャラも好みでした。

    0
    2024年05月23日
  • 違国日記(5)【電子限定特典付】

    購入済み

    どうやってこうして
    繊細な心の動きを、行動を書けるのかな
    朝ちゃん、まだ高校1年生になったばっかりだった。

    0
    2024年05月15日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

    購入済み

    みんな、それぞれ縛られている
    他人の言葉、評価、、、
    まきおちゃんは友達いていいなと思っちゃう。
    人が苦手と言いつつ。

    0
    2024年05月15日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

    購入済み

    無意識な言動で人を傷つけているかも、
    と読んでいてハッとする。
    高校生って、まだまだ大人は大人だと思っていたり、おもっていなかったりで残酷

    0
    2024年05月15日
  • 違国日記(2)【電子限定特典付】

    購入済み

    そうか、いきなり人がいなくなると
    明日が来ると思っていたものたちが
    そのまま残されてしまうんだな…生きていた証が生々しい。

    0
    2024年05月15日
  • さんかく窓の外側は夜 その後

    購入済み

    このチームで心霊的時間を解決していくような続編が見たいくらいです。終わってしまったのが残念でならない。満足感はすごくありますが。

    0
    2024年05月03日
  • 違国日記(11)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人が家族になるまで
    家族になれるまで
    はたまた
    人間同士が歩み寄るということ
    が丁寧に向き合って描かれている。
    どこかにこんな優しい世界があれば良いのにと、
    涙が止まらなくなる。

    0
    2024年05月03日