ヤマシタトモコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
終わってしまった!
漫画を読んで泣いたのは
久しぶりかもしれない。
「軌道を逸れて離れてしまうほうが
衝突よりも怖いんじゃないか」
「与えたのと同じものが
返ってこなくていいとか
少し離れてその人に関わっていたいとか、衛星ってのはそんな感じだ」
笠町くん、素敵だ!
読む度に気づける作品
何度も読み返したい!
最後の
「あの日、あの人は群れを
はぐれた狼のような目で
わたしの天涯孤独の運命を退けた」
槙生と朝どちらにもあてはまるなと感じた
感想を書いていて
自分の語彙力、文章力の無さに
倒れそうだょ(汗)
笠町くんへの
槙生のこの返しが好き、笑った
→「まみま?」「まみも?」 -
購入済み
あたたかい孤独
この物語を読み始めた時、とても孤独な状態でした。そんな時、この物語の登場人物たちが、それぞれがそれぞれの「孤独」をたたえて生きているように思えました。そしてその孤独が、私にはとても救いになりました。
物語を読み進めながら、登場人物たちの醸し出す、説明されすぎない情緒や心情、空気感を感じとりながら、わかるようでいて、でも決して分かりきることができない感覚。そこにとてつもないリアリティを感じました。
人には誰にも分かり得ない孤独がある。だからこそ、人は人と一緒にいたがるし、優しくなれるんだと感じます。
孤独は一見、悲しいことのように受け取られがちかもしれないが、決してそれだけではない。
独りよがり -
ネタバレ 購入済み
難しい話だった
全巻読みました。
言葉が難しい。会話が多いが内容をよく把握できない時がある。そんな行間を読む力が必要な作品だったと思う(ヤマシタ先生の作品は他のも割とそんな感じ)。一度読んだだけだったり、片手間でサラッと読むとあっという間に終わってしまったりで話を理解しきれないので、いつもこの作品を読む時は一人で静かに読める時間にゆっくり読んでいた。とても良い作品でした。モノローグも会話も全てを語らず、人物の表情を見てあとは読者がそれぞれ自由に感じればいいという感じ。
でも読解力がないのは私が本をあまり読まない人間だからかも。 -
購入済み
違国日記が完結してしまい少し寂しいです。
一生ひとりでいる覚悟を決めているように見えた槙生が朝を愛するようになり、つい涙が出てしまいました。
魅力的なひとに囲まれ、朝はこれからも明るく生活してほしいと思います。 -
購入済み
残念!!!
本巻で最終巻
続けられる終わらせかたではありますが、次回の新作に期待したいと思います。本作の出来は非常、異常に良いので、次作は苦労するかも。
芳文社の、の、ような、も近い話なので、そちらに注力。
BL出身は話の組み立てが大変うまいですね。の、ようなもBL話書いています。
でもBLでは売れません。野郎は大概気持ち悪がって買わないからです。
コンビニ行けばわかります。売れ線目指した方が、食うには困りにくい。お好みで。 -
匿名
ネタバレ 購入済み愛の表現方法
朝と槇生が家族になるまでの話
愛してるだけでは足りなくて言葉を尽くす様がよい。
親が持つ子供への愛を言葉を変えて何度も伝えるので、何度もじんわり染み込んでくる。
読み込みが足りない自覚はあるので、また全部通して読みたい。買ってよかった。 -
ネタバレ 購入済み
最終巻
はーーー終わってしまった。
この巻で終わりとは知らず読みました。
もっと笠町くんとのあれこれも読みたかったし、朝さんのこれからも追っていきたかった。
朝さんの成長だけじゃなく、大人である周りの人間の心の成長もたくさん見させてもらった。
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人と関わる重さと、いろんなもの
ぎゅーってつかんで、潰さないようにしなきゃ。でも大事なことは伝えていかなきゃな。
ついつい定型文で動きがちな自分には、大変刺さりました。色んな人がいるなーってこと、もうちょっと踏み出して身の回りで感じないとな。マンガに教えてもらってばかりいないで(笑) -
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多彩
3話ともテイストは違うけどどれもヤマシタ先生らしい心に刺さるものがある。
3話目のSFファンタジーのような話が特に好きです。何でこんな話が書けるんだろう。