ヤマシタトモコのレビュー一覧
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さん窓完結
ついに完結してしまって寂しい。
冷川と三角は運命。冷川の心に空いた部屋をたくさんの幸福で埋めていってほしいです。
先生は三角を殺そうと思ったこともあったけれど、母親と共に確かに愛していて、三角と一読者の私の心が救われました。
終わりが近づくに連れて三角がどんどん頼もしくなっていって、冷川と出会った頃の幽霊に怯えるだけだった三角との違いを感じます。
先生に関する記憶を取り戻した母親の気持ちを考えると複雑です。強い人なので何も知らないよりは知った上で自分で選択して、三角と一緒に乗り越えていくのでしょう。 -
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怖くないホラー
私はホラーが苦手なのですが怖がらず楽しく読めました!世界観を掴むのが難しかったのですが読み直してみると理解が深まりより面白くなりました。
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確かな満足。無駄なキャラなどいない。
ちょっと異色な迎くんのナイスアシストコンボ。
この人がいないときっと冷川さんは救われなかった。
この人たちでないと迎えられないエンディングだと思いました。 -
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完結おつかれさまでした
とても大好きなお話だったので、完結まで読めたのは嬉しいですが、寂しいです。
最後は駆け足だと思いましたが、これ以上伸ばすと冗長なのかもしれないと…きっとこれがベストな終わり方なのでしょう。その後、も多少気になります。 -
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人間の毒が容器から溢れてしまったかのようで怖い。悪意や嫉妬だけではなく、鈍感さや無知、無関心さえも毒の一部で、そんな毒に満ちた容器の中で何事にも無関心な教師のなけなしの良心が浮上するけれど、それで容器をひっくり返せそうにもない。息もできない世界。
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エリカちゃんが出てきてから面白さも拍車がかかってきた感じ。
敵かと思ったけど、彼女は彼女で事情がありそう。
そして、冷川さんはどんどん危ない感じになっていくので、
三角くんは安全そうな迎くんと仲良くなってほしいところ… -
ネタバレ
本当の救いとは。
生まれによって授かる様々な、
呪いを運命の人の愛が解いてくれる。
その様をまざまざと見せつけられて
運命だと思う人と繋がるには、
自分自身と繋がって、本当の言葉を
伝えられなくてはならないのだなぁ、と
改めて思う。
真名を明かす。
自分を開いて、相手を知る。
過去の大きな過ちを知ってほしいけれども
知ってほしくない。
その気持ち、とてもわかるなぁ……と思いながら。
ただ、そばにいたいと
喉の奥から魂の声を、言うことができて
言わせてもらえて、冷川ってば幸せ者(笑)
もうほとんど誘導尋問じゃん。
三角くん優しすぎるでしょ(笑)
ず -
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適材適所
逆木さんの強さ、レベルアップ!
てか、直感でいけるかなぁで、よく前に出れますね。
伊達にケンカ慣れしてないというか。
そしてとうとう、直接対決です。
次巻で完結とのこと。どのような決着がつくのか見守りたいです。 -
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グルッとまわって
真のバディになる。これこそが運命だったんだ。
この言葉がストンと落ちてきました。
ここまで読み続けて来て、良かった。
もう続きはないんだなぁの寂しさ半分、無事に終わったぁの落ち着き感が半分の余韻に浸っています。
先生は、大切な人をたった一人と定めてしまった事で心の迷宮に迷い込んでしまって世界を捨てた。
三角くんは、あのお母さんに育てられたからこそ、本当の心の強さと自信を持って先生と対決できた。そして冷川さんを心身共に引き上げる事ができた。
冷川さんは、初めて会った時から半澤さんが助け続けてくれることを本能で感じ「あなたは信じないでくださいね」と云っていたのかもしれない。
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う
うわーー、もう、うわぁ。何となく予想はしてたけど、こういう終わりだよね。でも大団円?!だよ。良かったよ。取り敢えずもっかい読むよ。今月、大好きな作品が2つも最終巻迎えちゃって、嬉しいけど悲しい。明日からどうやって生きていけば…
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泣けましたーー
みんなが無事で良かった。
冷川さんが救われて本当に良かった、三角くんの力って凄いなー!
マジで惚れてしまいました!!
アニメ化、今から楽しみにしております。 -
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人間は本来生まれもったものと環境の影響で自己を確立していくけれど、身体さえも環境になるという発想がすごい。そのうえ元々の体の所有者と現在の体の所有者の記憶が淡く入り交じっていて自分と他者との境界線があやふやで、「わたし」という輪郭がどんどん曖昧になっていく過程がすごくおもしろかった。
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胸が苦しくなります
若い頃のモヤモヤを思い出します。
その苦しみを抜けた、魅力的な大人たちの言葉が刺さって、グッときます。
表からではわからない苦しみや、生きづらさを抱えている人たちに想いを馳せて、色々と考えさせられます。
若さの美しさと、大人の楽しさと、両方味わえます。