あらすじ
よく考えてくれ「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを
殺人現場に残されていた「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。そして英莉可は自分を売った裏切り者は誰かを考え始める。
もしかして…三角康介くん?
小さいころから不気味なものを見てしまう体質の書店員「三角」。不気味で恐ろしい、手に負えないモノたちを避けて生活をしていたが、ある時拝み屋「冷川」に出会い、とある事件に巻き込まれていく…
ヤマシタトモコ先生のちょっと不気味でエキセントリックなホラー漫画です。三角と冷川のどこか一線を越えたような関係性と、三角たちが関わる不気味なモノたちにいろんな意味でドキドキします。2人を取り巻く登場人物たちも一風変わったキャラクターばかりで、これから主人公の三角とどう関わっていくのか、読めば読むほど続きが気になる中毒感があります!ホラーは読みたいけれど、怖すぎるのはちょっと…という方にぜひおすすめしたい作品です。
感情タグBEST3
匿名
胸熱展開
まず見た目。この6巻から表紙が黒ベースから白ベースになりました。
お話の方も、懺悔とか改心なんてものではないけど、大切なものを心に決め、前を向いて歩き出し始めたというところです。
しかも主要キャラクターも揃い踏みで、後半戦がこっから始まるぞ!という静かな勢いを感じます。
逆木さんとエリカちゃんの相棒感もめちゃくちゃ好きです。エリカちゃんを守る点については逆木さん以上の人はいませんね。半澤さんは相変わらず深いこといいます。今回は三角くんがイケメンMVP!そして迎さんの兄貴間!チームとして動き出すのが良かった。
Posted by ブクログ
正しくなろうとするヒウラエリカ
教団からの脱出を図る
自らがかけた半澤さんの奥さんの呪いを解くヒウラエリカ
霊能力者全員集合!
これからどう立ち向かう?
匿名
エリカちゃん、罪の意識もないほど子どもだったし利用されていた、、、。ホント周りがひどい。唯一まともな逆木さんが側にいてくれたから踏みとどまれていたのかも。
やっと全員繋がってVS先生になりそう!展開が楽しみ!!
Posted by ブクログ
徐々に状況が分かってきている。焦らされているようで心地の良いスピードで進むストーリー、目が離せない。次の話次の話とどんどん読み進めてしまう魅力がある。何よりキャラの関係性がいい。久しぶりにこんなにも惹かれる漫画に出逢えた。
逆木さんも案外いい人
よく考えてくれ「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを。
って半澤さんの言葉、染みるね。
非浦英莉可ちゃんに対しての言葉、やっぱり迎くんいい人じゃんね?
呪い屋をこなしてきた英莉可ちゃん、まともな感覚持っててよかった。
和解
妻の呪いの件で半澤と非浦が和解をします。
三角たちが非浦の良心を信じることで、手を組んで宗教団体に立ち向かうことになります。
冷川が自分の過去を知る信者を壊す描写がありました。冷川は霊を呑み込むことで力を溜めているようですが何を成し遂げたいのでしょうか。
何だかんだと文句を言いながらも協力してくれる迎くんは本当に善人です。
人の記憶に残らない先生と三角の父親が同一人物でないことを願うばかりです。
エリカの生い立ちが過酷で、今までやりたくないことを大人たちにさせられてきた彼女を助けてくれる人たちがいなかった。主人公や見方になってくれる人たちが現れて良かったと思いました。
大人たち
えりかは可哀想な境遇ですね
母は恐れ、父は利用し、
でもこの中でヤクザのお兄さんは彼女を守るために本当に重要ポジですね
でなければ、もっとえりかは壊れた子になったと思う
非浦エリカも過去にいろいろあって、現在もまだ辛い状況って…
冷川も非浦エリカも三角と出会えて本当に良かったんじゃないかな。
しかし三角はいい子だね〜お母さんに守られてたのが、他の2人と大きく違うところで
そこが今後の展開に影響するような気がします。
次巻も楽しみー^ ^
わくわく
霊的な力を持つ人たちが一致団結した感じで次巻を読むのがとても楽しみです!
逆木さんヤクザなのにとても可愛く感じる不思議( *´꒳`* )
まんぞくー
5巻を夜中に読んだら怖くて仕方なかったので
休日の昼間に敢行しました 笑
ホラー慣れしてないビビリです。
読後感の良い6巻でした。もちろん続きも気になります。
そういう意味で満足まんぞくの一冊でした。
やはり三角くんのお父さんがラスボスなのか、
それともラスボスの兄弟とかかもしれないとか
そんなことを考えてみたり。
三角くんのお母さんがすごくいい人でほんわかします。
こんな母になりたい。
待ちきれない…けど待ちます!
今回もめっちゃくちゃ面白かったです!!
ドラマCDで聞きたいなぁ…
冷川さん→宮野真守
三角くん→中村悠一
とかで聞けたら最高だなぁ
Posted by ブクログ
逆木との出会いを知ってちょっと納得いくものがあった。
両親にも裏切られている、はその通りではあるのだが
母親はまだしもだったのにこうなるしかなかっただろうか。
母親の立場なら、ヤクザや怪しげな先生まででてきて
相手は夫だけではない訳だからどう立ち向かえばいいのか
誰に助けを求めていいのかもわからないだろうから
同情はする。
裏切られた、訳ではないのだが、三角が疑われるのはきついな。
半澤さんはまともな人で安心する。
あれだけの事件から一応立ち直ったのだから
確かに上出来ではなくても中出来ではある。
エリカのことを無理に聞き出そうともせず
どんなに心を砕いても救えないことはざらにある、
さしのべた手が届かなくてもそれはきみのせいじゃない
と三角に言ってくれるのが良い。
しかも自分のことも含めて無理して助けなくて良い
なんて、中々言えることではないだろう。
急に忍び込まれて押さえこまれても、
「おれを信じさせてやれなくてごめん」
という言葉が出てくるのが三角くんだな。
初めは半澤さんとの出会いがよい方に転がるかと思ったら
どんどん悪い方にいってしまって怖かったが、
結局良い方に進んでいけそうでほっとした。
エリカを「信じる」と言い心配してくれる冴子さん、
流石半澤さんの奥さんという感じだ。
復讐という言葉を出したときに怒れる三角くんが良い。
自分が人を助けるのは人の為でもあり自分の為でもあり。
辛いことも沢山あったろうに曲がらないでこれたのは
お母さんの存在が大きいのだろう。
「だからおれも助けたい、そう思っていることを忘れないで、踏みにじらないでくれよ」
という言葉にうるっときた。
迎くんも結局は巻き込まれてくれるし、エリカに
「話聞いてやるよ」と言ってくれるのが優しい。
「きみがまだ子供でおれが大人だから」
「きみを守る大人がいなかったのは決して普通じゃないしきみはそれをもっと嘆いていい」
という台詞がとても良かった。
この言葉は冷川にも本来響く言葉だと思う。
それぞれ半澤さんと逆木さんがいてくれたからこそ
なんとかここまで来れているが
それでも普通じゃなかったし、嘆いていい。
ここからがしんどいとは思うが、更に半澤さんもいてくれると思うと
心強く思える布陣。
これを作れたのは、三角くんの力だなと思う。
Posted by ブクログ
いい感じのパーティになってきたなぁ。
ヒウラエリカ、救ってあげたい。
三角くんの純粋さというか、優しさって本当に特別なものなんだなぁ。
普通の人でもこの優しさは魅力と思うけど、こんな力を持っててこれだけの優しさを保てる?人は本当にすごい証拠と思う。
Posted by ブクログ
待ちに待ったよーーー!!!
皆んなが協力していく感じになるんだなー。
最初からは思ってもみない状況。
てのが最初のエリカは完全に敵だったし
描かれ方も今みたいな年相応の可愛さとか幼さが
感じられなくて只々嫌なキャラだったから。
こうやって裏からコイツが色々やっていくんやろな…て思ってたら初めてエリカが壊れたり動揺したりしていて、ちょっとホッとしてしまった。
気付いたらエリカ以外は様々な属性のお兄さん達ばかりだな…いいな…w
次巻は来年の春ってのが待ち遠しいわー!
あ、個人的にだけども、この作品を読む度にカルト教への嫌悪感がむくむく湧く。
宗教は自由なものなんだけど、教祖様とか救いとか何やらかんやら…うるせぇ!いい大人が自分の力や行動を信じずに他力に任せんな!!てなる。
読み終える度、やるせない気持ちになるんよなぁ。
Posted by ブクログ
キャラクターが一堂に集結して、「敵」が見えた感じの。
この作品での「呪い」の表現が好きなんだよね。
とてつもなく恐ろしくもあり。
キャアキャアは出来ないが、ホントに楽しい、怖い。
Posted by ブクログ
自分が「呪い屋」であるとバレた英莉可は三角がバラしたからだと推察し、三角の元にやって来た。言及を続ける英莉可は次第に自分へその呪いの矛先を向けていく。
教団『掌光の教え』に関わる人物たちが結果として集まり、「先生」と闘う術を探し始める。
冷川さんの過去が今後どう展開していくのか。三角くんの失踪したままの父親が何処かで絡んでくる気はする。