青柳碧人のレビュー一覧

  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

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    浜村渚シリーズ2巻目。
    浜村渚が問題を解決する話ではないが、ルイ会長のお話が好きだった。指数の不思議さと、ルイ会長の実業家としての手腕、賢く強かかつ上品な立ち居振る舞いに心を奪われた。
    アリスの話はファンタジー色が強かったが、あとがきを読んでこういうのもアリだなと思った。たしかに数学の問題も「不思議の国」である。ところでルイス・キャロルと言えば哲学のイメージもある。数学も哲学も童話に押し込めてしまった。すごい作家だ......。

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    2022年05月15日
  • 浜村渚の計算ノート

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    数学好きな犯罪者が女子中学生に諭されるシーンは毎回何故か感動してしまう。
    特に「悪魔の数字 0」の話の渚のセリフが刺さった。
    なぜ0で割ってはいけないのか簡単な数式で証明した解説。
    それから、πが「海のように果てしなく続く円周率をたった1文字に閉じ込めた大胆不敵な人類の叡智」であるという文。
    数学を身近にも果てしない宇宙のように壮大な存在にも感じられる小説。

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    2022年05月13日
  • 西川麻子は地理が好き。

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    地理のトリビアを用いて事件を解決していくところが新鮮でおもしろかった。
    世界地理をもっと勉強したくなった!

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    2022年04月21日
  • 浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん

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    前巻からの続きのように2乗すると-1になる虚数iとガウス平面が登場。小見出しの<cos度数+i sin度数>はオイラーの公式というところまでは分かったが、いつものように番号になるのかは分からず。弧度法ラジアンではなく度数法を使ったのは、その後のωでも数直線・平面を120度で回ることを読者に理解しやすいようにとの工夫なのだろう。皆藤ちなみが安楽椅子探偵のポジションとして活躍するかと思ったが、ドクター・ピタゴラス復活でそれも怪しくなってきた。そうだ『時計じかけのオレンジ』を読んでみよう。

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    2022年04月15日
  • 浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ

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    (-1)×(-1)=1。学校教育では当然のことと教えられ、疑問にも思わずに憶えたものだ。数直線上の0点に潜む悪魔を避けるために、円弧を描いて飛び超えると説明されている。う~ん、わかったような、わからないような……。自然数の足し算を、本書では自然数の連続性から説明しており、目から鱗であった。そんな数学への思いを乗せて、キューティー・オイラーは自ら逮捕され、アドミラル・ガウスへの追及に協力すると思われたのだが、東京地裁で行われた公判でドクター・ピタゴラス復活を示唆する不規則発言の真相とは?

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    2022年04月08日
  • 浜村渚の計算ノート 6さつめ パピルスよ、永遠に

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    本巻も管見にして知らなかった数学知識が得られ、数学の奥深さを感じられた。唯一「ド・モルガンの法則」はその名だけ記憶に残っていた。仲間には滅法厳しい黒い三角定規のアドミラル・ガウス。しかし、キューティー・オイラーや警視庁の武藤龍之介、ましてや浜村渚を抹殺する気はなさそうだ。古代エジプト数学を読むと、矢野健太郎さんの数学エッセイを思い出した。

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    2022年03月06日
  • 霊視刑事 夕雨子1 誰かがそこにいる

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    死んだ人の霊を見ることができる新人刑事の大崎夕雨子は、警視庁から左遷されてきた30歳代後半独身の野島友梨香と組まされるが、この野島がとんでもない突っ走り刑事で、しかも鋭い推理力を持っていた。夕雨子は野島に自分が霊が見えることを打ち明けるが、野島はそのことさえ捜査に利用して、次々と事件に関わっていく。夕雨子は野島に振り回されるが、そのうちに野島のペースをつかんでくる。夕雨子も野島も気がかりな事件を内に抱えていて、それらに関連する事件が次々起こる。その辺りは、やっぱり物語だよなあという感じだが、これも悪くない。霊が見えると言っても、重苦しい感じはなく、霊の方からいろいろ話しかけてきたりと、なんとな

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    2022年03月04日
  • 浜村渚の計算ノート(1)

    購入済み

    数学苦手でも

    かなり楽しく読めました
    3色問題は昔やった記憶がありましたがこんな結末は思う浮かばなかったなぁ
    学生時代の苦い記憶のせいか数学者の矜持みたいなものがわからないせいか、敵方が余計不気味に感じる気がします

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    2022年02月16日
  • 西川麻子は地理が好き。

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    ミステリーの切り口が新鮮で面白い。西川麻子は教材開発会社の地理担当で、恋人の刑事の尾谷和寿が持ち込んでくる事件を、得意の世界地理の知識を駆使して鮮やかに解いたり、解決の糸口を与えたりする。殺人事件が多いが、全体的に主人公の明るい人柄を反映して、ほんわかしているし、へえっーと思う地理の知識が増えて、なかなか楽しい。6編。

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    2022年02月10日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

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    もう本作に登場する数学者の知見がない……。でも楽しめる。「鳩の巣原理」で鼻持ちならない国会議員の息子でさえも許し、集団ヒステリーを収めてしまう渚の力量がすごい。「パップス・ギュルタン荘の秘密」は黒い三角定規事件とは関りがない珍しい話。円錐曲線だ! そして「京都、別れの二次関数」は黒い三角定規の内紛を描く。キューティー・オイラーの排除を、渚と警視庁・武藤たちは防ぐことができるのだろうか?

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    2021年12月29日
  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

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    4さつめで、「黒い三角定規」はターニングポイントを迎えた感じ。幹部・サージョン・ヤコビーの登場、病魔に侵されたドクター・ピタゴラス、新たな主導者・ファントム! モンティ・ホール問題は私が苦手な確率だ。数学的に折る折り紙が特徴的な千羽鶴しずえに向けた「3通りの箱が折れる展開図」の問題を提起する渚に感動してしまった。最後のミュージカル仕立ては、メロディーが分からないところもあって、残念ながら楽しさ半減だった。

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    2021年12月21日
  • 霊視刑事 夕雨子1 誰かがそこにいる

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    この世に未練を残す霊と会話ができる特殊な能力を持つ刑事・大崎 夕雨子。
    そして、本庁から所轄に異動になった問題児・野島 友梨香。

    2人のでこぼこバディが、難事件の鍵を解く...

    ・疑わしきはエステティシャン
    ・スープのアリバイ
    ・デパート狂騒曲
    ・思い出の場所

    それぞれ味のある話ですが、『デパート狂騒曲』は、緊迫する時間との戦いあり、意外などんでん返しあり、最後はしんみりとする良い話です。

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    2021年11月14日
  • 国語、数学、理科、誘拐

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    #今月の3冊 ③
    #読書in2021 5冊目
    #紙書籍 にて
    #青柳碧人

    面白かった。
    結構前に買って以来読むのは2回目。
    1回目に面白いと思ったところは変わらず面白いし、
    当時読み流していたところでも面白いと思えるところもあって
    売ったり捨てたりせずに持ってて良かったなと思った。

    あらすじは、
    地域密着の個人塾で起こった誘拐事件を
    その塾の卒業生でもある五人の個性的な講師たちが
    犯人が繰り出す勉強に関する問題を解きながら
    解決を目指すというもの。

    誘拐事件を題材にしているが、
    各講師たちの事件より問題・勉強を優先する姿や
    個性的なキャラクターでゆるく見れる。

    おすすめのポイントは

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    2021年10月31日
  • 浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法

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    いつもながらに、渚ちゃんが解説するとわかったような気にはなるけれど、やっぱり数学は難しい…
    理系の人はそもそも脳みその作りが違うんだなぁとこのシリーズを読むたびに思う…

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    2021年09月29日
  • 浜村渚の計算ノート(1)

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    数学エンタメ本。小説で理解できるのかちょっと不安だったけど、小3(マンガ未読)でも理解できたようだ。数学ネタの犯罪への生かし方が面白い。

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    2021年05月30日
  • 二人の推理は夢見がち

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    愛用している物から記憶を読み出す、いわゆるサイコメトリーがテーマのお話。得られる記憶はあくまでもその物の視点というのがヘンテコで面白い。靴の記憶だと犯人の靴はわかるけど、顔は見えないとか。
    なにで得られる情報はかなり断片的で、ちゃんとそこから推理が展開されるあたりが構成の妙ですね。

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    2021年05月17日
  • 浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法

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    解説で喜多さんが書いていますが、レピュニット数は私も知りませんでした。メインテーマはマーチンゲール法。つまりはカジノです。数学的に見ればギャンブルは確率ですが、確率的に考えるとギャンブルは楽しめない感じもしますね。

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    2021年05月02日
  • 浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族

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    渚シリーズ2冊目の長編。
    おそらく横溝正史的な因習残る村を狙ってるんだけど、そこは渚シリーズなので、みんな数学的に変で全然怖さはない。プロットはなかなか複雑で、最後まで読んだ後にもう1度読み返すのも面白いかも。

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    2021年05月02日
  • 二人の推理は夢見がち

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    ネタバレ

    終電を逃した早紀は、ふと目にしたバーで、奇妙な男性に出会う。その人は、触れた物の記憶を夢を通して、見ることが出来るという。そんな時、早紀の祖父が、心臓麻痺で亡くなった。病気だと思っていたのに葬儀で、ある老人が「殺されたんだ」と嘆いた。真相を知るため、奇妙な男性に再会し、一緒に帰郷することに。


    青柳さんの作品というと「むかしむかしあるところに、死体がありました」や「霊視刑事」など、奇抜な設定や意外な展開が印象的なのですが、今回もそれらが、存分に楽しめました。

    物に触れながら眠ると、その物の記憶を辿ることができるというサイコメトラー的な能力を持つ男性・司と予知能力?があるという早紀。このコン

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    2021年05月02日
  • 浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん

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    この巻の後半は横浜が舞台です。地元民の私にとって横浜というと横浜駅周辺なんですが、他県の方の横浜のイメージはやはりみなとみらいや中華街のほうなんですね。
    ちなみに物語の中の第4チェックポイントへのヒントは、ちょっと難易度が高すぎじゃないですかね。

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    2021年04月16日