青柳碧人のレビュー一覧
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光文社文庫編集部・編『Jミステリー 2024 SPRING』光文社文庫。
第5弾となる人気ミステリー作家たちの新作書下ろし短編6編を収録した贅沢なアンソロジー。
本体価格1,200円ということは6編収録だから1編200円に相当するが、書下ろしであれば妥当なところだろう。誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子と素晴らしい短編が並び、1編200円も破格ではないかと思ったのだが、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智と駄作と凡作が続き、前半と後半の余りの格差に驚いた。
誉田哲也『心のお話』。姫川玲子シリーズの最新作。『ドルチェ』で主役を務めた魚住久江が姫川の部下として登場する。この短編の山場での姫川のLGBT -
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9さつめからずっと、最新刊の発表を待ち望んでいました。
長らく最新刊の情報が掴めなかったため、もしや見逃してしまったのか?と
自らに問いかけるほど、心待ちにしていました。
相変わらず”黒い三角定規”の起こすテロ活動は大変恐ろしく、
主人公・渚さんの数学愛には感服するばかりでした。
好きなものを何があってもただ純粋に好きでいることは、
時として難しいのかもしれません。
しかしながら、原点に立ち返るという考え方を
蔑ろにしてはいないだろうか・・・と内省されられる場面もありました。
余談ですが、ラマヌジャンの話を読んだ後、
カレーが食べたくなり、夏野菜のカレーを作りました。
美味しかったです。 -
Posted by ブクログ
数学が教育から排除された日本で起きたテロリスト、
「黒い三角定規」の数学と対峙するために警察に協力する、
中学生「浜村渚」の物語の第3弾。
かつて北海道函館にて数学エリート教育所として存在した、「斐三郎進学会」
の卒業生が、黒い三角定規の一員となりテロを画策しているという情報が入り、
解決のために、武藤刑事と共に浜村渚は函館に向かう。
1弾からずっと数学がらみで、結構難しい問題が次々と登場するも、
教育で数学がなくなったり、
あまり数学が得意じゃない警察だったりで、浜村渚がいいように扱われ
ている節がある。数学が得意な人は数学を楽しみ、苦手な人は、
文学として数学は傍観して楽しめるので、数